過去問(科目別)

科目別過去問|7.障害の理解

どんな問題もんだいる?

障害しょうがいかんする幅広はばひろ問題もんだい出題しゅつだいがされるのがこの科目かもくです。

問題数もんだいすうは10もんです。

障害しょうがい法的定義ほうてきていぎ疾病しっぺい法律ほうりつ障害しょうがい分類ぶんるいなどおぼえる知識ちしきおお科目かもくです。

関連かんれんする法律ほうりつおおく、制度せいどうつわりもあるため、整理せいりしながらまなびましょう。

また障害者しょうがいしゃ社会参加しゃかいさんか重要じゅうようとされるなかで、家族支援かぞくしえんだけでなく、関係かんけいする機関きかん専門職せんもんしょくとの連携れんけい大切たいせつなので、しっかり確認かくにんをしておきましょう。

過去問挑戦かこもんちょうせん

だい36かい(2024ねん

つぎのうち,ノーマライゼーション(normalization)の原理げんりんだ法律ほうりつ(いわゆる「1959年法ねんほう」)を制定せいていした最初さいしょくにとして,ただしいもの1つえらびなさい。

法定ほうてい後見こうけん制度せいどにおいて,成年せいねん後見こうけんにんとう選任せんにんする機関等きかんとうとして,ただしいもの1つえらびなさい。

つぎ記述きじゅつのうち,障害しょうがい受容じゅようした心理的しんりてき段階だんかいにみられる言動げんどうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

統合とうごう失調症しっちょうしょう(schizophrenia)の特徴的とくちょうてき症状しょうじょうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Bさん(60さい男性だんせい)は,一人暮ひとりぐらしをしている。糖尿病性とうにょうびょうせい網膜症もうまくしょう(diabetic retinopathy)による視覚しかく障害しょうがい身体しんたい障害者しょうがいしゃ手帳てちょう1きゅう)があり, 末梢まっしょう神経しんけい障害しょうがい症状しょうじょうがでている。Bさんの日常にちじょう生活せいかつにおいて,介護かいご福祉ふくししょく留意りゅういすべきてんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Cさん(55さい男性だんせい)は, 5年前ねんまえ筋萎縮性きんいしゅくせい側索そくさく硬化症こうかしょう(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)と診断しんだんされた。現在げんざい症状しょうじょう進行しんこうして,日常にちじょう生活せいかつ動作どうさ介護かいご必要ひつようで,自宅じたくでは電動でんどうくるまいすと特殊とくしゅ寝台しんだい使用しようしている。
つぎ記述きじゅつのうち,Cさんの現在げんざい状態じょうたいとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Dさん(36さい女性じょせい療育りょういく手帳てちょう所持しょじ)は,一人暮ひとりぐらしをしながら地域ちいき作業所さぎょうしょかよっている。まわりのことはほとんど自分じぶんでできるが,おかね計算けいさんとく計画的けいかくてきにおかね使つかうのが苦手にがてだった。そこで,社会福祉しゃかいふくし協議会きょうぎかい生活支援員せいかつしえんいん一緒いっしょ銀行ぎんこうって, 1週間しゅうかんごとにおかねをおろして生活せいかつするようになった。小遣こづかちょう記録きろくをするようにアドバイスをけて,おかね計画的けいかくてき使つかうことができるようになった。
つぎのうち,Dさんが活用かつようした支援しえん実施じっしする事業じぎょうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

つぎのうち,障害しょうがい特性とくせいおうじた休憩きゅうけい時間じかん調整ちょうせいなど,柔軟じゅうなん対応たいおうすることで障害者しょうがいしゃ権利けんり確保かくほするかんがかたしめすものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

障害者しょうがいしゃ総合そうごう支援法しえんほう」において,障害しょうがい福祉ふくしサービスを利用りようするひと意向いこうのもとにサービスとう利用りよう計画けいかくあん作成さくせいする事業所じぎょうしょかなければならない専門職せんもんしょくとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

家族かぞく介護力かいごりょくをアセスメントするときの視点してんかんする記述きじゅつとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

だい35かい(2023ねん

ストレングス(strength)の視点してんもとづく利用者支援りようしゃ説明せつめいとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1960年代ねんだいのアメリカにおける自立生活運動じりつせいかつうんどう(IL運動うんどう)にかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

障害者虐待防止法しょうがいしゃぎゃくたいぼうしほう」における,障害者しょうがいしゃたいするいちじしい暴言ぼうげんてはまる障害者しょうがいしゃ虐待ぎゃくたい類型るいけいとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

上田敏うえださとし障害受容しょうがいじゅようのモデルにおける受容期じゅようき説明せつめいとして,もっと適切てきせなもの1つえらびなさい。

つぎのうち,四肢麻痺ししまひともな疾患しっかん外傷がいしょうとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

学習障害がくしゅうしょうがい特徴とくちょうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさ い。

Aさん(60さい男性だんせい)は,脊髄小脳変性症せきずいしょうのうへんせいしょう(spinocerebellar degeneration) のため,ものをつかもうとするとふるえ,起立時きりつじ歩行時ほこうじ身体しんたいがふらつき,ろれつがまわらないため発語はつご不明瞭ふめいりょうである。
つぎのうち,Aさんの現在げんざい症状しょうじょう該当がいとうするものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Bさん(21さい男性だんせい)は,統合失調症とうごうしっちょうしょう(schizophrenia)を発症はっしょうし,継続けいぞくした内服ないふくによって幻覚げんかく妄想もうそうなどの症状しょうじょう改善かいぜんしているが,意欲いよく自発性じはつせい低下ていかしてきこもりがちである。現在げんざい,Bさんは,外来がいらい通院つういんしながら自宅じたく生活せいかつしていて,就労しゅうろうかんがえるようになってきた。
介護福祉職かいごふくししょく就労しゅうろうけて支援しえんするにあたり留意りゅういすべきこととして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Cさん(3さん)は,24時間じかん人工呼吸器管理じんこうこきゅうきかんり栄養管理えいようかんり体温管理たいおんかんり必要ひつようであり,母親ははおや(32 さい)が生活全般せいかつぜんぱんささえている。Cさんの母親ははおやは,「発達支援はったつしえんやショートステイを活用かつようしたいのに,市内しない事業所じぎょうしょがない。ほかにもこまっている家族かぞくがいる」とD相談支援専門員そうだんしえんいんつたえた。
D相談支援専門員そうだんしえんいんが,課題かだい解決かいけつけて(自立支援じりつしえん)協議会きょうぎかいはたらきかけたとこ ろ,市内しない該当がいとうする事業所じぎょうしょがないことがあきらかになった。
この事例じれいで,地域ちいきにおけるサービスの不足ふそく解決かいけつするために,(自立支援じりつしえん)協議会きょうぎかい期待きたいされる機能きのう役割やくわりとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Eさん(38さい男性だんせい)は,脳梗塞のうこうそく(cerebral infarction)を発症はっしょうし,病院びょういん入院にゅういんしていた。退院時たいいんじに,右片麻痺みぎかたまひ言語障害げんごしょうがいがあったため,身体障害者手帳しんたいしょうがいしゃてちょう2きゅう交付こうふけた。現在げんざい,Eさんと家族かぞく希望きぼうによって,自宅じたく生活せいかつしているが,すこしずつ生活せいかつ支障ししょうてきている。Eさんの今後こんご生活せいかつささえるために,障害福祉しょうがいふくしサービスの利用りよう前提ぜんてい多職種連携たしょくしゅれんけいによる支援しえんおこなわれることになった。
Eさんにかかわる関係者かんけいしゃたす役割やくわりとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

だい34かい(2022ねん

障害者しょうがいしゃ法的ほうてき定義ていぎかんするつぎ記述きじゅつのうち,ただしいもの1つえらびなさい。

半側空間無視はんそくくうかんむしかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Dさん(35さい男性だんせい)は重度じゅうど知的ちてき障害しょうがいがあり,地元じもと施設しせつ入所にゅうしょ支援しえん利用りようしている。Dさんの友人ゆうじんEさんは,以前いぜんおな施設しせつ入所にゅうしょ支援しえん利用りようしていて,現在げんざい共同きょうどう生活せいかつ援助えんじょ(グループホーム)でらしている。Dさんは,共同きょうどう生活せいかつ援助えんじょ(グループホーム)で生活せいかつするEさんの様子ようすて,その生活せいかつ関心かんしんをもったようである。施設しせつ職員しょくいんは,Dさんの共同きょうどう生活せいかつ援助えんじょ(グループホーム)での生活せいかつは,適切てきせつ援助えんじょければ可能かのうであるとかんがえている。一方いっぽう,Dさんの母親ははおやは,親亡おやなあと不安ふあんから施設しせつ入所にゅうしょ支援しえん継続けいぞくさせたいとおもっている。
介護福祉職かいごふくししょく現時点げんじてんおこなうDさんへの意思いし決定けってい支援しえんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

筋萎縮性側索硬化症きんいしゅくせいそくさくこうかしょう(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)では出現しゅつげんしにくいしょうじょうとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Fさん(21さい男性だんせい)は,交通事故こうつうじこによる頸髄損傷けいずいそんしょう(cervical cord injury)で重度じゅうど四肢しし麻痺まひになった。最近さいきんはリハビリテーションにまず,周囲しゅういひと感情かんじょうをぶつけつよくあたるようになった。
介護福祉職かいごふくししょく対応たいおうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Gさんはパーキンソンびょう(Parkinson disease)と診断しんだんされ,薬物療法やくぶつりょうほう開始かいしされている。立位りつい重心じゅうしんかたむき,歩行中ほこうちゅう停止ていしすることやきをえることが困難こんなんである。
Gさんのこの症状しょうじょう表現ひょうげんするものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

障害者しょうがいしゃへの理解りかいふかめるために有効ゆうこうなアセスメントツールの1つであるエコマップがあらわすものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

障害者総合支援法しょうがいしゃそうごうしえんほう」でさだめる協議会きょうぎかいかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

障害者しょうがいしゃ障害しょうがい福祉ふくしサービスを利用りようするために相談そうだん支援しえん専門員せんもんいん作成さくせいする計画けいかくとして,ただしいもの1つえらびなさい。

Hさん(45さい男性だんせい)は,脳梗塞こうこうそく(cerebral infarction)を発症はっしょうして半年間はんとしかん入院にゅういんした。退院たいいんしてからは,障害者しょうがいしゃ支援施設しえんしせつ入所にゅうしょして自立じりつ訓練くんれんけている。2かげつほどぎたが,みぎかた麻痺まひ言語げんご障害しょうがいのこっている。つまのJさん(35さい)はパート勤務きんむで,小学しょうがく3年生ねんせいどもがいて,将来しょうらいえずに不安ふあん気持きもちである。
家族かぞくたいする介護福祉職かいごふくししょく支援しえんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。