【第35回試験】問題55（障害の理解）

問題もんだい55

脊髄小脳変性症せきじゅいしょうのうへんせいしょうに関かんする問題もんだいです。

答こたえは、「2」です。

脊髄小脳変性症せきずいしょうのうへんせいしょうは、はっきりした原因げんいんがないままに、小脳しょうのうとその周辺しゅうへんの神経細胞しんけいさいぼうが変性へんせいして、運動失調うんどうしっちょうをきたす病気びょうきです。

指定難病していなんびょうの１つです。

歩行時ほこうじにふらついたり、細こまかい運動うんどうができなかったり、ろれつが回まわらない（お酒さけに酔よったようなしゃべり方かた）などの運動失調うんどうしっちょうが主おもな症状しょうじょうです。

その他た、パーキンソン症状しょうじょう（動うごきの緩慢かんまんさ、すくみ足あしなど）、自律神経症状じりつしんけいしょうじょう（便秘べんぴや下痢げり、排尿障害はいにょうしょうがい、起立時きりつじのめまい、発汗障害はっかんしょうがい）などが見みられます。

Aさんの症状しょうじょうは、選択肢せんたくし「２」の運動失調うんどうしっちょうです。