障害の理解
問題51
「障害者虐待防止法」における,障害者に対する著しい暴言が当てはまる障害者虐待の類型として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 身体的虐待
2 放棄・放置
3 性的虐待
4 心理的虐待
5 経済的虐待
(注) 「障害者虐待防止法」とは,「障害者虐待の防止,障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題51
障害者虐待防止法に関する問題です。
答えは、「4」です。
障害者虐待防止法における虐待の種類は5つです。
虐待防止法については、「高齢者」「障害者」とありますので、同じところ、違うところなど混乱しないように整理して覚えましょう。
障害者虐待防止法における虐待の種類
身体的虐待
障害者の身体に外傷が生じ、若しくは生じるおそれのある暴行を加えたり、正当な理由なく障害者の身体を拘束すること
放棄・放置(ネグレクト)
障害者を衰弱させるような著しい減食や長時間の放置など養護を怠ること
心理的虐待
障害者に対する著しい暴言、拒絶的な対応、その他障害者に心理的外傷を与える言動を行うこと
性的虐待
障害者にわいせつな行為をすること、障害者にわいせつな行為をさせること
経済的虐待
障害者から不当に財産上の利益を得ること
この問題では「障害者に対する著しい暴言」について聞かれていますので、選択肢「4」が正解となります。
#障害者虐待防止法 #心理的虐待 #ネグレクト #拘束