過去問(科目別)

科目別過去問|10.コミュニケーション技術

どんな問題もんだいる?

ここでは、「人間関係にんげんかんけいとコミュニケーション」の科目かもくことなり、実際じっさい現場げんば必要ひつようとなるコミュニケーションの方法論ほうほうろんについて出題しゅつだいされます。

だい35回試験かいしけんから問題数もんだいすうは、6もんりました。

利用者りようしゃ特性とくせいおうじたコミュニケーション方法ほうほうわれるので、障害しょうがい疾病しっぺい家族かぞくへの対応たいおうなど様々さまざま知識ちしきもとめられます。

事例じれいんでこたえる問題もんだいもあるため、事例じれいなかからなにもとめられているのか必要ひつようもあります。

各障害かくしょうがい疾病別しっぺいべつ特徴とくちょうやその対応たいおうをおさえておけば、現場げんばでの仕事しごとちか範囲はんいですので、難易度なんいどたかくはありません。

しっかりと点数てんすうげたい科目かもくです。

人間関係にんげんかんけいとコミュニケーション」とあわせて、最低さいてい1てんをとる必要ひつようがあります。

過去問挑戦かこもんちょうせん

だい36かい(2024ねん

Cさん(85さい女性じょせい要介護ようかいご3 )は,介護老人保健施設かいごろうじんほけんしせつ入所にゅうしょしており,軽度けいど難聴なんちょうがある。数日前すうじつまえから,職員しょくいん感染症対策かんせんしょうたいさくとして日常的にちじょうてきにマスクを着用ちゃくようして勤務きんむすることになった。
ある日,D介護かいご福祉ふくししょくがCさんの居室きょしつ訪問ほうもんすると,「まごいておくってくれたの」とわらいながらせてくれた。D介護かいご福祉ふくししょくはCさんの言動げんどう共感的理解きょうかんてきりかいしめすために,意図的いとてき非言語ひげんごコミュニケーションをもちいて対応たいおうした。
このときのD介護かいご福祉ふくししょくのCさんへの対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

利用者りようしゃ家族かぞくとの信頼関係しんらいかんけい構築こうちく目的もくてきとしたコミュニケーションとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Eさん(70さい女性じょせい)は,脳梗塞のうこうそく(cerebral infarction)の後遺症こういしょう言語げんご障害しょうがいがある。発語はつごはできるが,はなしたいことをうまく言葉ことばあらわせない。聴覚機能ちょうかくきのう問題もんだいはなく,日常会話にちじょうかいわ使用しようする単語たんごはだいたい理解りかいできるが,単語たんごがつながる文章ぶんしょうになるとうまく理解りかいできない。ある,Eさんに介護かいご福祉ふくししょくが,「お風呂ふろは,今日きょうではなくあしたですよ」とつたえると,Eさんはしばらくだまってかんがえ,理解りかいできない様子ようすだった。
このとき,Eさんへの介護かいご福祉ふくししょく対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Fさん(70さい女性じょせい)は,最近さいきんよくうつ状態じょうたい(depressive state)にあり,ベッドにていることがおおく,「もうんでしまいたい」とつぶやいていた。
Fさんの発言はつげんに対する,介護かいご福祉ふくししょく言葉ことばかけとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Gさん(70さい女性じょせい要介護ようかいご1)は,有料老人ゆうりょうろうじんホームに入居にゅうきょしていて,網膜色素もうまくしきそ変性症へんせいしょう(retinitis pigmentosa)による夜盲やもうがある。ある夕方ゆうがた,Gさんがうすぐら廊下ろうかを歩いているのをH介護かいご福祉ふくししょく発見はっけんし,「Hです。大丈夫だいじょうぶですか」とこえをかけた。Gさんは,「びっくりした。えにくくて,わからなかった…」とくら表情ひょうじょう返事へんじをした。
このときのGさんにたいするH介護かいご福祉ふくししょく受容的じゅようてき対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

事例検討じれいけんとう目的もくてきかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

だい35かい(2023ねん

つぎのうち,じられた質問しつもんとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

利用者りようしゃ家族かぞく信頼関係しんらいかんけい形成けいせいするための留意点りゅういてんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Cさん(75さい男性だんせい)は,老人性難聴ろうじんせいなんちょう(presbycusis)があり,右耳みぎみみ中等度ちゅうとうどなんちょう左耳ひだりみみ高度こうど難聴なんちょうである。みみかけがた補聴器ほちょうき両耳りょうみみ使用しようしてしずかな場所ばしょはなせば,なんとか相手あいてはなしることができる。
Cさんとの1たい1のコミュニケーションの方法ほうほうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Dさん(90さい女性じょせい要介護ようかいご5)は,重度じゅうどのアルツハイマーがた認知症にんちしょう(dementia of the Alzheimerʼs type)である。介護福祉職かいごふくししょくは,Dさんにこえかけをして会話かいわをしているが,さいきん自発的じはつてき発語はつごすくなくなり,会話中かいわちゅう視線しせんわないこともえてきたことがになっている。
Dさんとのコミュニケーションをとるための介護福祉職かいごふくししょく対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護実践かいごじっせんおこなわれる,勤務交代きんむこうたいもうおくりの目的もくてきかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Eさん(87さい女性じょせい要介護しょうかいご3)は,介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつ入所にゅうしょしていて,認知症にんちしょう(dementia)がある。ある担当たんとうのF介護福祉職かいごふくししょくがEさんの居室きょしつ訪問ほうもんすると,Eさんは,イライラした様子ようすで,「わたし財布さいふぬすまれた」とってベッドのまわりをうろうろしていた。一緒いっしょさがすと,タンスのしのおくから財布さいふつかった。
介護福祉職かいごふくししょくは,Eさんのケアカンファレンス(care conference)に出席しゅっせきして,この来事きごとについて情報じょうほう共有きょうゆうすることにした。
Eさんの状況じょうきょうかんする報告ほうこくとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

だい34かい(2022ねん

介護福祉職かいごふくししょく利用者りようしゃとコミュニケーションをとるときの基本的きほんてき態度たいどとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護福祉職かいごふくししょくによるアサーティブ・コミュニケーション(assertive communication)として,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Jさんの発言はつげんへの介護福祉職かいごふくししょく共感的きょうかんてき理解りかいしめ対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Jさんの不安ふあん気持きもちをかるくするための介護福祉職かいごふくししょく対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が,興奮こうふんしているときのKさんとコミュニケーションをとるための方法ほうほうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

長男ちょうなんたいする訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の対応として,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

利用者りようしゃ家族かぞくから苦情くじょうがあったときの上司じょうしへの報告ほうこくかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

利用者りようしゃ自宅じたくおこなうケアカンファレンス(care conference)にかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。