【過去問に挑戦】睡眠
介護福祉士国家試験では、 睡眠に関する問題が繰り返し出題されています。
睡眠の問題では、 レム睡眠・ノンレム睡眠などのしくみだけでなく、 高齢者の睡眠、 睡眠障害、 よい睡眠のための支援など、 いろいろな角度から問われます。
問題を解くときは、
「これは睡眠のしくみの問題か」
「加齢による変化を聞かれているのか」
「睡眠障害の特徴か」
「介護福祉職として、どのように支援するか」
を考えることが大切です。
このページでは、 実際に出題された睡眠の過去問をまとめています。
まずは問題文と選択肢を最後まで読んで、 自分で答えを考えてみましょう。
睡眠をまだ勉強していない人へ
睡眠の基本がまだよくわからない人は、 先に睡眠の学習ページを確認してみましょう。
レム睡眠・ノンレム睡眠、 体内時計、 高齢者の睡眠、 睡眠障害、 よい睡眠のための介護などを、 やさしい日本語で説明しています。
過去の試験では、どのくらい出題されている?
睡眠に関する問題は、 介護福祉士国家試験で繰り返し出題されています。
第30回から 第38回までの 出題実績を見てみましょう。
試験回ごとの出題数
試験のポイント:
睡眠は、
毎年のように出題されている重要なテーマ
です。
1回の試験で、
複数の睡眠に関する問題が出ることもあります。
睡眠では、どんな問題が出る?
過去の試験では、 次のような内容が出題されています。
- レム睡眠・ノンレム睡眠の特徴
- 体内時計・概日リズム
- 高齢者の睡眠の変化
- 入眠障害・ 中途覚醒・ 熟眠障害などの不眠
- 周期性四肢運動障害や 睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害
- 飲酒・カフェイン・入浴など、 よい睡眠のための生活習慣
- 寝室の環境や、 睡眠中の観察などの介護
言葉を覚えるだけではなく、 問題文の症状や状況から、 「何を聞かれているのか」 を考えられるようにしておきましょう。
実際の問題を見てみよう
ここからは、 実際に介護福祉士国家試験で出題された睡眠の問題 です。
問題文だけでなく選択肢を最後まで読んでから、 自分で答えを考えてみましょう。
睡眠の問題では、 言葉を覚えているだけでなく、 問題文の症状や状況を読みながら、 「どの睡眠の特徴か」 「どの睡眠障害か」 「どの支援が適切か」 を考えることが大切です。

第38回
次の記述のうち,良質な睡眠のための環境づくりとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
次のうち,65歳の人の妥当な睡眠時間として,最も適切なものを1つ選びなさい。
第37回
次の記述のうち,レム睡眠に関するものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
Bさん(76歳,男性)は,この数週間,日中に,「眠い」と訴えている。Bさんは毎日15時にコーヒー1杯を飲み,たばこを1本吸い,21時に就寝する。夜間の睡眠状態を数日間観察すると,睡眠中にぴくぴくと下肢が動いていることがたびたびあった。起床後,手足に異常を感じるかをBさんに確認したが,「特にない」とのことだった。
次のうち,Bさんの睡眠障害の原因として,最も適切なものを1つ選びなさい。
Bさん(90歳,女性,要介護3)は,アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)があり,介護老人福祉施設に入所している。テレビを見ることが好きで,日中はお茶を飲みながら,テレビを見て過ごすことが日課である。1週間前からBさんは,夜中に目が覚めたり, 3時ごろに起きたりと,不眠が続いている。2時間ほどしか寝ていない日もある。ある日,Bさんは,「昼間,眠くてしかたがない。からだがだるい」と介護福祉職に話した。
次の記述のうち,Bさんに安眠を促すための介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
第36回
次のうち,眠りが浅くなる原因として,最も適切なものを1つ選びなさい。
概日リズム睡眠障害(circadian rhythm sleep disorder)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
消化管ストーマを造設した利用者への睡眠の介護に関する記述として,最も適切なものを1つ選びなさい。
Lさん(79歳,男性,要介護2 )は,介護老人保健施設に入所して1か月が経過した。睡眠中に大きないびきをかいていることが多く,いびきの音が途切れることもある。夜間に目を覚ましていたり,起床時にだるそうにしている様子もしばしば見られている。
介護福祉職がLさんについて収集すべき情報として,最も優先度の高いものを1つ選びなさい。
第35回
睡眠の環境を整える介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
第34回
夜勤のある施設職員が良質な睡眠をとるための生活習慣に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢者の睡眠に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
睡眠の問題を解くときのポイント
睡眠の問題では、 知識だけでなく、 問題文や選択肢を読んで 考えることが大切です。
レム睡眠・ノンレム睡眠のしくみ、 高齢者の睡眠、 睡眠障害、 よい睡眠のための支援など、 どの内容について聞かれているのかを 整理しながら解きましょう。
ポイント:
問題文と選択肢を 最後まで読んでから、 「何を聞かれているのか」を 考えましょう。
何を聞かれている?
まず、 問題がどのテーマについて 答えるものかを 確認します。
たとえば
- どの睡眠の特徴か
- 高齢者の睡眠に関する問題か
- どの睡眠障害か
- どのような支援がよいか
キーワードを探そう
選択肢や問題文に書かれている 言葉から、 どの内容に関係しているかを 考えます。
確認すること
- レム睡眠・ノンレム睡眠
- 体内時計・メラトニン
- 中途覚醒・早朝覚醒
- いびき・無呼吸
- カフェイン・寝酒・入浴
介護の問題では、まず観察
睡眠に関する介護の問題では、 いきなり対応を決めるのではなく、 まず利用者の状態や 生活を観察することが大切です。
注意
「眠れない」だけで、 すぐに睡眠薬などを考えるのではなく、 日中の活動、 昼寝、 夜間の様子などを 確認しましょう。
覚えておこう:
睡眠の問題は、 言葉を暗記するだけではなく、 問題文と選択肢を比べて、 何を問われているのかを考える ことが大切です。
わからなかったら、もう一度睡眠を確認しよう
過去問を解いて、 わからない言葉や間違えた問題があったら、 睡眠の学習ページに戻って確認しましょう。