過去問(科目別)

科目別過去問|13.総合問題

どんな問題もんだいる?

12科目かもく(4領域りょういき)を横断おうだんするかたちで出題しゅつだいされます。

4つの事例じれい、1つの事例じれいたいして3もんずつ出題しゅつだいされます。(合計12問)

事例じれいんでこたえる問題もんだいであることと、横断的おうだんてき知識ちしき応用おうようする必要ひつようがあるため、難易度なんいどたかめです。

過去かこ5ねん事例じれいてみても、対象者たいしょうしゃ設定せっていも10だい~80だいまでと幅広はばひろく、疾病しっぺい様々さまざまです。

サービスめい専門用語せんもんようごなどわからないとけない問題もんだいもあります。

総合問題そうごうもんだい対策たいさくをするというよりは、各科目かくかもく確実かくじつ知識ちしきをつけるように勉強べんきょうしてください。

過去問挑戦かこもんちょうせん

だい36かい(2024ねん

総合問題そうごうもんだい

Cさんが八百屋やおやでとった行動こうどうからかんがえられる状態じょうたいとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Cさんの介護保険制度かいごほけんせいど利用りようかんするつぎ記述きじゅつのうち,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

そのつま外出がいしゅつ制限せいげんされたCさんは不穏ふおんとなった。こまったつま訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に相談そうだんしたところ,「八百屋やおや事情じじょうはなして事前じぜんにおかねわたして,Cさんが品物しなものったときは,わたしたおかねから商品代金しょうひんだいきん支払しはらうようにおねがいしてはどうか」とアドバイスをけた。
訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が意図いとしたCさんへのかかわりをICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類こくさいせいかつきのうぶんるい)にてはめた記述きじゅつとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

つぎのうち,Dさんが提案ていあんけた施設しせつとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

つぎのうち,介護支援専門員かいごしえんせんもんいん(ケアマネジャー)がDさんに説明せつめいする居宅介護住宅改修費きょたくかいごじゅうたくかいしゅうひ支給限度基準額しきゅうげんどきじゅんがくとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Dさんが施設入所しせつにゅうしょしてから3か月後げつご住宅改修じゅうたくかいしゅうえた自宅じたくもどることになった。Dさんは自宅じたくでの生活せいかつたのしみにしている。その一方いっぽうで,不安ふあんかかえていたため,担当たんとう介護福祉士かいごふくししは,理学療法士りがくりょうほうし作業療法士さぎょうりょうほうし相談そうだんして,生活上せいかつじょう留意点りゅういてん記載きさいした冊子さっし作成さくせいして,Dさんに手渡てわたした。
つぎ記述きじゅつのうち,冊子さっし内容ないようとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

Eさんの食事しょくじ様子ようすから,今後こんごこされる可能性かのうせいたかいとかんがえられる二次障害にじしょうがいとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Eさんがおちゃむときの介護かいご福祉ふくししょく対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護かいご福祉ふくししょくは,Eさんが隣町となりまち油絵教室あぶらえきょうしつかようことができるようにサービスを提案ていあんしたいとかんがえている。
つぎのうち,Eさんが利用りようするサービスとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

つぎのうち,Fさんが自宅じたくかえってきたときの状態じょうたい該当がいとうするものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Fさんが入所にゅうしょしてからもつき1,2かいは,あね施設しせつたずね,Fさんの世話せわをしている。
ある担当たんとう介護かいご福祉ふくししょくあねこえをかけると,「小学生しょうがくせいころから,学校がっこうわるとちにだちとあそばずにまっすぐいえかえり,母親ははおやかわわって,おとうと世話せわをしてきた。いまは,おとうと見捨みすててたようで,もうわけない」などとはなす。
介護かいご福祉ふくししょくあねへの対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Fさんが施設しせつ入所にゅうしょして1ねんった。介護かいご福祉ふくししょくは,Fさん,母親ははおやあねともにこれまでの生活せいかつ支援しえんかえり,当面とうめん施設しせつ安定あんていした生活せいかつおくれるように検討けんとうした。
つぎのうち,Fさんの支援しえん修正しゅうせいするときに利用りようするサービスとして,ただしいもの1つえらびなさい。

だい35かい(2023ねん

総合問題そうごうもんだい

のう模式的もしきてきしめしたものである。
Aさんののう萎縮いしゅく顕著けんちょにみられる部位ぶいとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

地域包括ちいきほうかつケアシステムにおいて,Aさんのゆきかきの課題かだいへの対応たいおうしめすものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

ある訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)がAさんの自宅じたくおとずれ,一包化いっぽうかされたくすり服薬ふくやく状況じょうきょう確認かくにんしたところ,残薬ざんやくがあった。Aさんに服薬ふくやく状況じょうきょう確認かくにんすると,くすりんだかどうか,わからなくなることがあるという返答へんとうがあった。訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)は,Aさんとの会話かいわから,日時にちじかんする見当識けんとうしき問題もんだいはないことを確認かくにんした。
Aさんのくすりわすれを防止ぼうしするための対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

入所にゅうしょから2かげつ経過けいかした。C介護福祉士かいごふくししは,Bさんの四点杖歩行よんてんづえほこう様子ようす観察かんさつしたところ,左立脚相ひだりりっきゃくそうくらべて,右立脚相みぎりっきゃくそうみじかいことがになった。Bさんの短期たんき目標もくひょう達成たっせいするために,理学療法士りがくりょうほうし相談そうだんして,転倒予防てんとうよぼう観点かんてんから,見守みまも歩行ほこうをするときの介護福祉職かいごふくししょく位置いちについて,あらためて周知しゅうちすることにした。Bさんの四点杖歩行よんてんづえほこうまもるときに介護福祉職かいごふくししょく位置いちとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護福祉士かいごふくししがBさんとコミュニケーションをとるための方法ほうほうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

入所にゅうしょから3か月後げつご,C介護福祉士かいごふくししは,Bさんの四点杖歩行よんてんづえほこう安定あんていしてきたことを確認かくにんして介護計画かいごけいかく見直みなおすことにした。C介護福祉士かいごふくししがBさんに,今後こんご生活せいかつについて確認かくにんしたところ,居室きょしつから食堂しょくどうまで,四点杖よんてんづえ一人ひとりあるけるようになりたいとおもっていることがわかった。
Bさんの現在げんざい希望きぼう沿って介護計画かいごけいかく見直みなおすときに,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

Dさんにみられた失行しっこうとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Dさんへの食事しょくじ支援しえんかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護福祉職かいごふくししょくは,Dさんに生産活動せいさんかつどうができるサービスの利用りよう提案ていあんしたいとかんがえている。
つぎのうち,Dさんの発言内容はつげんないよう障害福祉しょうがいふくしサービスとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

Eさんのストレングス(strength)にかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

障害者しょうがいしゃ支援施設しえんしせつでは定期的ていきてき災害さいがいそなえた避難訓練ひなんくんれんおこなっている。
Eさんの特性とくせい考慮こうりょして実施じっしする避難訓練ひなんくんれんかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

障害者しょうがいしゃ支援施設しえんしせつが,災害発生さいがいはっせいそなえて活動かつどうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

だい34かい(2022ねん

総合問題そうごうもんだい

Cさんを担当たんとうする訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)は,サービス提供ていきょう責任者せきにんしゃとも訪問ほうもん介護かいご計画書けいかくしょ作成さくせいすることになった。
つぎ記述きじゅつなかで,短期たんき目標もくひょうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Cさんは,たびたび息子むすこ電気でんき湯沸ゆわかしポットがこわれているとうったえるようになった。
Cさんのこのような状態じょうたい該当がいとうするものとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Cさんのいえ訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)がかよはじめてすうげつ経過けいかしたころ,Cさんの息子むすこから訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に以下いか希望きぼうげられた。
介護保険かいごほけん対応可能たいおうかのう支援しえんとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

Dさんが3年前ねんまえ入院にゅういんした医療保護入院いりょうほごにゅういん制度せいどかんするつぎ記述きじゅつのうち,ただしいもの1つえらびなさい。

1年前ねんまえからDさんの退院たいいんについて検討けんとうおこなわれてきた。Dさんは退院後たいいんご生活せいかつたいする不安ふあんがあり,「かえいえがない」,「顔見知かおみしりの患者かんじゃ職員しょくいんがいるのでここをはなれたくない」と退院たいいんには消極的しょうきょくてきであった。しかし,Dさんとなかのよい患者かんじゃが,退院たいいん施設しせつ入所にゅうしょしたことをきっかけに退院たいいんかんがえるようになった。
Dさんは,整容せいよう入浴にゅうよく排泄はいせつ食事しょくじ移動いどう見守みまもりがあればできる。また,介護福祉職かいごふくししょく助言じょげんければ,日用品にちようひんなどをうことはできる。経済けいざい状況じょうきょうは,障害しょうがい基礎きそ年金ねんきん2 きゅう生活せいかつ保護ほご受給じゅきゅうしている。要介護認定ようかいごにんていけたところ,要介護ようかいご1と認定にんていされた。
Dさんの退院先たいいんさき候補こうほになる施設しせつとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Dさんは施設しせつへの入所にゅうしょが決まり,うれしそうに退院たいいん準備じゅんびをするようになった。あるよる1人ひとり荷物にもつ整理せいりをしていたときにころんでしまい,かお強打きょうだしておおきなあざができた。後遺症こういしょうはないことがわかったが,Dさんは自信じしんをなくし,介護福祉職かいごふくししょくに,「これでは退院たいいん自分じぶんれてくれないだろう」とい,「施設しせつ入所にゅうしょがうれしくてはや準備じゅんびがしたかった」とはなした。
そばにい,Dさんのはなしえた介護福祉職かいごふくししょくが,「施設しせつ入所にゅうしょがうれしくて,はや準備じゅんびをしたかったのですね」とうと,Dさんは,「退院たいいんあきらめていたけど,自分じぶんにもらせる場所ばしょがあるとおもった」とやりたいことやゆめかたした。
介護福祉職かいごふくししょくが行ったコミュニケーション技術ぎじゅつとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

Eさんが病院びょういん受診じゅしんするきっかけになった症状しょうじょう該当がいとうするものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

ある,Eさんの自宅じたく訪問ほうもんした訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)は,Eさんの両親りょうしんから,「これまでEははなしをするのがむずかしく,筆談ひつだん意思いしいてきたが,ペンをつのがむずかしくなってきた」といた。たしかにEさんは,発話はつわくことは困難こんなん様子ようすだが,はよくうごいている。
つぎのうち,今後こんご,Eさんが家族かぞくとコミュニケーションをとるときに使つかうことのできる道具どうぐとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

3年後ねんご,Eさんの症状しょうじょうはさらに進行しんこうし,障害しょうがい支援しえん区分くぶん6 になった。Eさんはこれまでどおり,自宅じたくでの生活せいかつ希望きぼうし,Eさんの両親りょうしん障害しょうがい福祉ふくしサービスを利用りようしながら最期さいごまで自宅じたくでEさんの介護かいごおこなうことを希望きぼうしている。
Eさんと両親りょうしん希望きぼう実現じつげんけて,現在げんざい状態じょうたいからEさんが利用りようするサービスとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

総合問題そうごうもんだい

Fさんの脳性麻痺のうせいまひ(cerebral palsy)の特徴とくちょうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Fさんは,障害者しょうがいしゃ支援しえん施設しせつ入所にゅうしょできることになり,アセスメント(assessment)がおこなわれた。
相談支援専門員せいかつしえんせんもんいんは,Fさんの希望きぼうをもとに,これまでの生活状況せいかつじょうきょう身体しんたい様子ようすとうから,もうすこ本人ほんにんにできることがあるのではないかとかんがえ,「障害者しょうがいしゃ支援しえん施設しせつ施設しせつ入所にゅうしょ支援しえん生活せいかつ介護かいご利用りようしながら,将来しょうらい生活せいかつかんがえる」という方針ほうしんてた。また,長期目標ちょうきもくひょうを,「自分じぶんてきした介護かいごけながら,様々さまざま生活経験せいかつけいけんむ」とした。
Fさんの短期目標たんきもくひょうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

入所にゅうしょしてから3かげつち,支援しえん見直みなおしがおこなわれた。
Fさんは施設生活しせつせいかつにもれ,相談そうだんできるひとえている。また,「自分じぶんでお小遣こづかいを使つかえるようになりたい」とい,外出時がいしゅつじ必要ひつようなおかね介護福祉職かいごふくししょく一緒いっしょかんがえるようになった。将来しょうらい地域生活ちいきせいかつかんがえて,社会福祉しゃかいふくし協議会きょうぎかい金銭管理きんせんかんりえることが検討けんとうされた。
Fさんが活用かつようできる社会福祉しゃかいふくし協議会きょうぎかいおこな金銭管理きんせんかんりとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。