どんな問題が出る?
利用者を援助する過程の考え方について出題される科目です。
問題数は8問です。
介護過程の目的や計画立案、実施、評価の一通りの必要性が理解できていれば解ける問題です。
他の職種との連携の中で介護福祉職がどのように利用者と関わるかといった問題も出題されます。
事例を読んで答える問題もあるので、事例の中から何を求められているのか読み解く必要もあります。
過去問挑戦
第36回(2024年)
介護福祉職が,初回の面談で情報を収集するときの留意点として,最も適切なものを1つ選びなさい。
介護過程の評価に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
次の記述のうち,介護老人保健施設で多職種連携によるチームアプローチ(team approach)を実践するとき,介護福祉職が担う役割として,最も適切なものを1つ選びなさい。
大正琴クラブが終わった後のAさんの行動を解釈するために必要な情報として,最も優先すべきものを1つ選びなさい。
Aさんの状況から支援を見直すことになった。
次の記述のうち,新たな支援の方向性として,最も適切なものを1つ選びなさい。
生活支援員の声かけに対し,Bさんが大声を出した理由を解釈する視点として,最も適切なものを1つ選びなさい。
Bさんに対するカンファレンス(conference)が開催され,短期目標を達成するための具体的な支援について見直すことになった。
次の記述のうち,見直した支援内容として,最も適切なものを1つ選びなさい。
事例研究を行うときに,遵守すべき倫理的配慮として,適切なものを1つ選びなさい。
第35回(2023年)
介護過程を展開する目的として,最も適切なものを1つ選びなさい。
次のうち,介護過程を展開した結果を評価する項目として,最も優先すべきものを1つ選びなさい。
次の記述のうち,居宅サービス計画と訪問介護計画の関係として,最も適切なものを1つ選びなさい。
Lさんが急に立ち止まった行動の解釈として,最も適切なものを1つ選びなさい。
Lさんの状況から,短期目標と支援内容を見直すためのカンファレン(conference)が開かれた。
担当する介護福祉職の提案として,最も優先すべきものを1つ選びなさい。
次のうち,Mさんの発言から,個別支援計画を立案するために,介護福祉職が把握すべき情報として,最も優先すべきものを1つ選びなさい。
いくつかのスポーツクラブを見学後,介護福祉職はMさんから,「このスポーツクラブが近いから,入会前に体験したい」と伝えられた。
Mさんへの介護福祉職の対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
介護福祉職が事例研究を行う目的として,最も適切なものを1つ選びなさい。
第34回(2022年)
介護福祉職が介護過程を展開する意義に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
介護過程における情報収集に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
介護過程における生活課題に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
介護過程における目標の設定に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
介護計画における介護内容に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
Cさん(84歳,女性,要介護3)は, 2か月前に自宅で倒れた。脳出血(cerebral hemorrhage)と診断され,後遺症で左片麻痺になった。Cさんは自宅での生活を希望している。長男からは,「トイレが自分でできるようになってから自宅に戻ってほしい」との要望があった。そのため,病院から,リハビリテーションを目的に介護老人保健施設に入所した。
入所時,Cさんは,「孫と一緒に過ごしたいから,リハビリテーションを頑張りたい」と笑顔で話した。Cさんは,自力での歩行は困難だが,施設内では健側を使って車いすで移動することができる。また,手すりにつかまれば自分で立ち上がれるが,上半身が後ろに傾くため,移乗には介護が必要な状態である。
入所時に介護福祉職が行うアセスメント(assessment)に関する次の記述のうち,最も優先すべきものを1つ選びなさい。
Dさんの再アセスメントに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
カンファレンス(conference)が開かれ,Dさんの支援について検討することになった。Dさんを担当する介護福祉職が提案する内容として,最も優先すべきものを1つ選びなさい。