どんな問題もんだいが出でる?

「人間にんげんの尊厳そんげんと自立じりつ」は、毎年まいとし2問出題もんしゅつだいされます。

この科目かもくは、介護福祉職かいごふくししょくとして必要ひつような考かんがえ方かたや、利用者りようしゃの尊厳そんげんや人権じんけんについての問題もんだいが出題しゅつだいされます。

福祉ふくしの考かんがえ方かたや、福祉ふくしに影響えいきょうを与あたえた人物じんぶつや本ほんなどの正ただしい組くみ合あわせを選えらぶ問題もんだい、事例じれいから介護福祉職かいごふくししょくの倫理観りんりかんを問とう問題もんだいもあります。

一般常識いっぱんじょうしきで答こたえられる問題もんだいも多おおく、難易度なんいどは低ひくめです。確実かくじつに点てんを取とりたい科目かもくです。

「介護かいごの基本きほん」とあわせて、最低さいてい1点てんをとる必要ひつようがあります。

過去問挑戦かこもんちょうせん

第だい38回かい(2026年ねん)

社会福祉しぇかいふくしの理念りねんを発展はってんさせた人物じんぶつに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

Aさん(62歳さい、男性だんせい、要介護ようかいご2)は、2年前ねんまえに筋萎縮性側索硬化症きんいしゅくせいそくさくこうかしょう(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)と診断しんだんされた。妻つまと自宅じたくで過すごしたいと希望きぼうし、訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)と訪問看護ほうもんかんごを利用りようしている。最近さいきん、症状しょうじょうが進行しんこうし、サービス担当者会議たんとうしゃかいぎで、Aさんは、「人工呼吸器じんこうこきゅうきはつけないで、最期さいごまで自宅じたくで生活せいかつしたい」と言いった。
会議かいぎのあと、妻つまは訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に、「夫おっとにはなかなか言いえないのですが、一日いちにちでも長ながく一緒いっしょにいたいので、私わたしは人工呼吸器じんこうこきゅうきをつけてほしいと思おもっています」と気持きもちを伝つたえた。
次つぎのうち、Aさんの妻つまに対たいする訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の提案ていあんとして、最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

第だい37回かい(2025年ねん)

次つぎの記述きじゅつのうち,介護福祉職かいごふくししょくがアドボカシー(advocacy)の視点してんから行おこなう対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

Aさん(83歳さい,女性じょせい,要介護ようかいご3 )は,脳梗塞のうこうそく(cerebral infarction)の後遺症こういしょうで左片麻痺ひだりかたまひがあり,介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつで生活せいかつしている。家族かぞくから,「できることは自分じぶんで行おこなってほしい」と希望きぼうがあり,Aさんは自室じしつから食堂しょくどうまで車くるまいすで自走じそうすることを日課にっかとしている。
1週間前しゅうかんまえから,介護福祉士かいごふくしし養成施設ようせいしせつの学生がくせいがAさんのフロアで実習じっしゅうを開始かいしした。数日前すうじつまえからAさんは実習生じっしゅうせいに,「今日きょうは腕うでが痛いたいので,食堂しょくどうまで車くるまいすを押おしてください」と依頼いらいするようになった。悩なやんだ実習生じっしゅうせいは,実習指導者じっしゅうしどうしゃに相談そうだんをした。
実習生じっしゅうせいに対たいする実習指導者じっしゅうしどうしゃの最初さいしょの助言じょげんとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

第だい36回かい(2024年ねん)

Aさん(76歳さい,女性じょせい,要支援ようしえん1)は,一人暮ひとりぐらしである。週しゅう1回かぎ介護かいご予防よぼう通所つうしょリハビリテーションを利用りようしながら,近所きんじょの友人ゆうじんたちとの麻雀まーじゃんを楽たのしみに生活せいかつしている。最近さいきん,膝ひざに痛いたみを感かんじ,変形性へんけいせい膝関節しつかんせつ症しょう(knee osteoarthritis)と診断しんだんされた。同時期どうじきに友人ゆうじんが入院にゅういんし,楽たのしみにしていた麻雀まーじゃんができなくなった。Aさんは徐々じょじょに今後こんごの生活せいかつに不安ふあんを感かんじるようになった。ある日ひ,「自宅じたくで暮くらし続つづけたいけど,心配しんぱいなの…」と介護かいご福祉ふくし職しょくに話はなした。
Aさんに対たいする介護かいご福祉ふくし職しょくの対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

次つぎの記述きじゅつのうち,介護かいごを必要ひつようとする人ひとの自立じりつについての考かんがえ方かたとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

第だい35回かい(2023年ねん)

利用者りようしゃの生活せいかつの質しつ(QOL)を高たかめるための介護実践かいごじっせんに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

Aさん(25歳さい,男性だんせい,障害支援区分しょうがいしえんくぶん3)は,網膜色素変性症もうまくしきそへんせいしょう(retinitis pigmentosa)で,移動いどうと外出先がいしゅつさきでの排泄時はいせつじに介助かいじょが必要ひつようである。同行援護どうこうえんごを利用りようし ながら,自宅じたくで母親ははおやと暮くらしている。音楽おんがくが好すきなAさんは合唱がっしょうサークルに入会にゅうかいしていて,月つき1回かいの練れん習しゅうに参加さんかしている。
合唱がっしょうコンクールが遠方えんぽうで行おこなわれることになった。同行援護どうこうえんごを担当たんとうする介護福祉職かいごふくししょくは,Aさんから,「コンクールに出演しゅつえんしたいが,初はじめての場所ばしょに行いくことが心配しんぱいである」と相談そうだんを受うけた。
介護福祉職かいごふくししょくのAさんへの対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

第だい34回かい(2022年ねん)

著書ちょしょ『ケアの本質ほんしつ-生いきることの意味いみ』の中なかで,「一人ひとりの人格じんかくをケアするとは,最もっとも深ふかい意味いみで,その人ひとが成長せいちょうすること,自己実現じこじつげんすることをたすけることである」と述のべた人物じんぶつとして,正ただしいものを1つ選えらびなさい。

Aさん(80歳さい,女性じょせい,要介護ようかいご1)は,筋力きんりょくや理解力りかいりょくの低下ていかがみられ,訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしている。訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)がいない時間帯じかんたいは,同どう居きょしている長男ちょうなん(53歳さい,無職むしょく)に頼たよって生活せいかつをしている。長男ちょうなんはAさんの年金ねんきんで生計せいけいを立たてていて,ほとんど外出がいしゅつしないで家いえにいる。ある時とき,Aさんは訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に,「長男ちょうなんは暴力ぼうりょくがひどくてね。この間あいだも殴なぐられて,とても怖こわかった。長男ちょうなんには言いわないでね。あとで何なにをされるかわからないから」と話はなした。訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)は,Aさんのからだに複数ふくすうのあざがあることを確認かくにんした。
訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の対応たいおうに関かんする次つぎの記述きじゅつのうち,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。