介護福祉士国家試験では、
「必要な
情報」
「重要である」
「必須である」など、
「必要」
「重要」
「必須」
という言葉が
使われます。
3つの言葉は
似ていますが、
「ないと困る」
「とても大切」
「必ず必要」
のように、
意味には
違いがあります。
✓
この記事で
確認すること
「必要」
「重要」
「必須」の
意味の
違
と、
実際の
過去問で
どのように使われているか
を確認します。
また、
3つの言葉を
同じ意味で
読まないための
ポイントも学びます。
1.「必要」
「重要」
「必須」とは?
「必要」
「重要」
「必須」は、
どれも
大切なことを
表すときに
使われますが、
意味は
同じではありません。
試験では、
「大切なのか」
「ないと困るのか」
「必ず必要なのか」
を分けて読むことが
大切です。
「必要」の
意味
必要
↓
あることをするために、
なくては困る
やさしく言うと、
「これがないと困る」
というイメージです。
「必要」の
例
移動には
介助が
必要である。
↓
移動するときには、
介助がないと
困る。
「重要」の
意味
重要
↓
とても大切である
やさしく言うと、
「これはとても大切」
というイメージです。
「重要」の
例
利用者の
意思を
確認することが
重要である。
↓
利用者の
意思を
確認することは、
とても大切である。
「必須」の
意味
必須
↓
必ず
必要である
やさしく言うと、
「これはなくてはいけない」
というイメージです。
「必須」の
例
本人の
同意が
必須である。
↓
本人の
同意が
必ず
必要である。
3つの言葉を
比べてみよう
重要
とても大切
→ 「これは大切」
必要
ないと困る
→ 「これがないと困る」
必須
必ず
必要
→ 「これはなくてはいけない」
「必要」と
「必須」の
違い
「必要」と
「必須」は、
どちらも
「いる・なくては困る」
ことを表します。
「必須」は、
「必ず
必要」
という強い意味です。
必要
そのために必要である
→ 「これがないと困る」
必須
必ず
必要である
→ 「これはなくてはいけない」
「必要」と
「重要」の
違い
必要
そのためにいる・ないと困る
→ 「いるか、いらないか」
重要
とても大切である
→ 「どのくらい大切か」
⚠ 「重要」=
「必要」ではありません
「重要」は
「とても大切」
という意味です。
「大切である」ことと、
「必ずなくてはいけない」ことは
同じではありません。
重要
= とても大切
必須
= 必ず
必要
試験で
見ることがある
形
「必要」
~が必要である
~する必要がある
必要な~
~を必要とする
「重要」
~が重要である
重要な~
~が重要となる
「必須」
~が必須である
必須の~
~が必須となる
「必要」なら
「何がないと困る?」
、
「重要」なら
「何が大切?」
、
「必須」なら
「何が必ず
必要?」
と考えてみましょう。
2.過去問ではどう
使われる?
「必要」
「重要」
「必須」は、
介護福祉士国家試験の
問題文や
選択肢でも
使われています。
それぞれの言葉を
やさしい日本語に
変えて、
「何が
必要・
重要・
必須なのか」
を確認しましょう。
第38回
問題112
実際の
文章
日中活動を
休むようになった
Aさんの状態を
理解するために
必要な
情報
として、
最も
適切なものを
1つ選びなさい。
「必要な
情報」とは?
Aさんの状態を
理解するために
必要な
情報
↓
Aさんの状態を
理解するために
知る必要がある
情報
この「必要」では
何を考える?
Aさんの状態を
理解するために、
何を
知る必要がある?
「必要な~」は、
「そのために、いるもの」
と考えると
わかりやすくなります。
第38回
問題23・
選択肢4
実際の
文章
生活困窮者住居確保給付金の
支給は、
市にとって
必須事業
である。
「必須事業」とは?
必須事業
↓
必ず
行う
必要がある
事業
「必要」と
「必須」を
比べると
必要
→ そのために、いる・ないと困る
必須
→ 必ず
必要・
なくてはいけない
⚠ 「必須」は
「あるとよい」ではありません
「必須」は、
必ず
必要
という強い意味です。
第37回
問題41・
選択肢5
実際の
文章
関与する
因子を
特定することが
重要
である。
この「重要」は?
関与する
因子を
特定することが
重要である
↓
関係する
原因などを
見つけることが
とても大切である
「重要」が
出たら
「何が
とても大切?」
と考える
💡 「重要」を
「必須」と
同じにしない
「重要」は
「とても大切」
という意味です。
「必ずなくてはいけない」
という意味ではありません。
過去問から
3つの言葉を
比べると
必要
→ そのために、いる・ないと困る
必須
→ 必ず
必要・なくてはいけない
重要
→ とても大切
問題では、
「いるのか」
「必ずいるのか」
「大切なのか」
を分けて
読みましょう。
3.問題を
解くときのポイント
「必要」
「重要」
「必須」が
出たら、
それぞれを
やさしい言葉に
変えて
読む
ことが大切です。
💡 まずは3つの言葉を
こう読もう
必要
↓
ないと困る・
そのためにいる
必須
↓
必ず
必要・
なくてはいけない
重要
↓
とても大切
4つの順番で
考えよう
1
どの言葉が
使われているか
確認する
「必要」
「重要」
「必須」を
同じ意味で
読まない
2
「何が?」
を確認する
何が
必要?
何が
必須?
何が
重要?
3
やさしい言葉に
変える
必要
→ ないと困る /
必須
→ 必ずいる /
重要
→ とても大切
4
文全体を
読んで
正誤を
判断する
言葉の
意味を
正しく
理解したあとで、
介護や
制度の
知識を
使う
3つの言葉が
出たら、
この質問に
変えよう
必要
何が
必要?
→ 何がないと
困る?
必須
何が
必須?
→ 何が
必ず
必要?
重要
何が
重要?
→ 何が
とても大切?
「必要」と
「必須」は
強さに注意
必要
そのためにいる・ないと困る
↓
必須
必ずいる・なくてはいけない
⚠ 「重要」を
「必須」のように
読まない
「重要」は、
「とても大切」
という意味です。
「重要」と
書いてあるだけで、
「必ずしなければならない」
と読むのは
強すぎます。
~することが
重要である
↓
~することは
とても大切である
⚠ 「必要」と
「必須」も
同じではありません
「必須」には、
「必ず」
という強い
意味があります。
~が必須である
↓
~が必ず
必要である
問題ではこの順番
① 必要・
重要・
必須の
どれ?
↓
② 何が
そうなのかを確認
↓
③ やさしい言葉に
変える
↓
④ 文全体を
読んで
判断する
4.まとめ
「必要」
「重要」
「必須」は
似ていますが、
意味は
同じではありません。
覚えておこう
必要
↓
ないと困る・
そのためにいる
重要
↓
とても大切
必須
↓
必ず
必要・
なくてはいけない
間違えやすい
違い
重要 と
必須
「重要」は
「とても大切」
→ 「必ず
必要」という
意味ではない
必要 と
必須
「必須」は
「必ず
必要」
→ 「必要」よりも
強い意味を
表す
試験ではこう読もう
必要
= ないと困る
重要
= とても大切
必須
= 必ず
必要
問題では、
どの言葉が
使われているか
を確認して、
意味を
分けて
読みましょう。