生活支援技術
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問題39
次の記述のうち,右片麻痺のある利用者に対する,仰臥位(背臥位)から車いすへの移乗の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 利用者に右側臥位になって起き上がるように促す。
2 端座位になった利用者の左側に立つ。
3 端座位になった利用者の右側に,車いすを置く。
4 車いすのフットサポートは下げておく。
5 移乗するときは,利用者に前傾姿勢をとるように促す。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題39
右片麻痺のある利用者の移乗介助に関する問題です。
答えは、「5」です。
片麻痺のある利用者の移乗では、利用者の動かしやすい側(健側)を活用し、安全な姿勢で移乗することがポイントです。
1 利用者に右側臥位になって起き上がるように促す。
【×】誤りです。右側臥位とは、体の右側を下にして横になる姿勢のことです。右片麻痺の利用者は、右側の手足が動かしにくいので、麻痺のある右側を使って体を起こすことは適切ではありません。
2 端座位になった利用者の左側に立つ。
【×】誤りです。端座位とは、ベッドの端に座り、足を床につけた姿勢のことです。右片麻痺の利用者では、麻痺のある右側を支援できる位置に立つことが基本です。
3 端座位になった利用者の右側に,車いすを置く。
【×】誤りです。車いすは、利用者が動かしやすい側(健側)に置くことが基本です。右片麻痺の利用者では、車いすは左側に置きます。
4 車いすのフットサポートは下げておく。
【×】誤りです。フットサポートとは、車いすの足を乗せる部分のことです。移乗時にフットサポートを下げたままにすると、利用者の足が引っかかり、転倒する危険があります。
5 移乗するときは,利用者に前傾姿勢をとるように促す。
【○】正しい選択肢です。前傾姿勢とは、体を少し前に倒した姿勢のことです。移乗するときは、利用者に前傾姿勢をとってもらうことで、重心が前に移動し、立ち上がりやすくなります。