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総合問題そうごうもんだい2

次つぎの事例じれいを読よんで、問題もんだい117から問題もんだい119までについて答こたえなさい。

[事例じれい]

Dさん(70歳さい,男性だんせい)は,自宅じたくで妻つまと二人暮ふたりぐらしで,年金収入ねんきんしゅうにゅうで生活せいかつしている。ある日ひ,車くるまを運転中うんてんちゅうに事故じこに遭あい救急搬送きゅうきゅうはんそうされた。医師いしからは,第だい4胸髄節きょうずいせつまで機能きのうが残存ざんぞんしている脊髄損傷せきずいそんしょう(spinal cord injury)と説明せつめいを受うけた。Dさんは,入院中にゅういんちゅうに要介護ようかいご3の認定にんていを受うけた。
Dさんは,退院後たいいんごは自宅じたくで生活せいかつすることを望のぞんでいた。妻つまは一緒いっしょに暮くらしたいと思おもうが,Dさんの身体状況しんたいじょうきょうを考かんがえると不安ふあんを感かんじていた。介護支援専門員かいごしえんせんもんいん(ケアマネジャー)は,「退院後たいいんごは,在宅復帰ざいたくふっきを目的もくてきに,一定いっていの期間きかん,リハビリテーション専門職せんもんしょくがいる施設しせつで生活せいかつしてはどうか」とDさんに提案ていあんした。Dさんは妻つまと退院後たいいんごの生活せいかつについて話はなし合あった結果けっか,一定期間施設いっていきかんしせつに入所にゅうしょして,その間あいだに,自宅じたくの住宅改修じゅうたくかいしゅうを行おこなうことにして,介護支援専門員かいごしえんせんもんいん(ケアマネジャー)に居宅介護住宅改修費きょたくかいごじゅうたくかいしゅうひについて相談そうだんした。

問題もんだい117

次つぎのうち,Dさんが提案ていあんを受うけた施設しせつとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

1 養護老人ようごろうじんホーム
2 軽費老人けいひろうじんホーム
3 介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつ
4 介護老人保健施設かいごろうじんほけんしせつ
5 介護医療院かいごいりょういん

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとうと解説かいせつ

問題もんだい117

退院後たいいんごの施設しせつを選えらぶ問題もんだいです。

答こたえは、「4」です。

選択肢せんたくしの施設しせつの特徴とくちょうをしっかり押おさえておきましょう。

事例文じれいぶんの中なかから、施設しせつを選えらぶ上うえで、参考さんこうにする情報じょうほうは次つぎのとおりです。

  • 70歳さい、要介護ようかいご3
  • 年金収入ねんきんしゅうにゅうで生活せいかつ
  • 脊髄損傷せきずいそんしょう
  • 在宅復帰ざいたくふっきを目的もくてきに,一定期間施設いっていきかんしせつで生活せいかつしたい
  • リハビリ専門職せんもんしょくがいる施設しせつを希望きぼう

1 養護老人ようごろうじんホーム

【×】誤あやまりです。養護老人ようごろうじんホームは、老人福祉法ろうじんふくしほうに規定きていされた施設しせつです。65歳以上さいいじょうで、環境上かんきょうじょう、経済的けいざいてき理由りゆうにより居宅きょたくにおいて養護ようごを受うけることが難むずかしい人ひとが入所にゅうしょできる施設しせつです。年金収入ねんきんしゅうにゅうがあり、妻つまがいるDさんには、適てきしていません。

2 軽費老人けいひろうじんホーム

【×】誤あやまりです。軽費老人けいひろうじんホームは、老人福祉法ろうじんふくしほうに規定きていされた施設しせつです。60歳以上さいいじょうの人ひとが無料むりょうまたは低額ていがくな料金りょうきんで入所にゅうしょすることができます。自宅じたくでの生活せいかつは難むずかしいものの、介護かいごがそれほど必要ひつようではない人ひとが対象たいしょうです。リハビリテーションの専門職せんもんしょくはいないため、Dさんには適てきしていません。

3 介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつ

【×】誤あやまりです。介護老人福祉施設かいごほけんふくししせつとは、介護保険法かいごほけんほうに規定きていされた施設しせつです。常時じょうじ介護かいごを必要ひつようとするもので、居宅きょたくで介護かいごを受うけることが難むずかしい人ひとが入所にゅうしょできる施設しせつです。原則げんそく要介護ようかいご3以上いじょうの人ひとが対象たいしょうです。一定期間いっていきかんの施設入所しせつにゅうしょを希望きぼうしているDさんには適てきしていません。

4 介護老人保健施設かいごろうじんほけんしせつ

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。介護老人保健施設かいごろうじんほけんしせつは、医療法いりょうほうと介護保険法かいごほけんほうに基もとづいて運営うんえいされている施設しせつです。病院びょういんでの治療ちりょうを終おえた要介護者ようかいごしゃが、在宅復帰ざいたくふっきを目指めざしてリハビリや介護かいごを受ける施設しせつで、医師いし、看護師かんごし、リハビリ専門職せんもんしょく、介護職かいごしょくが連携れんけいして、生活能力せいかつきのうの回復かいふくをサポートします。リハビリ専門職せんもんしょくが必かならずいますので、Dさんに適てきしています。

5 介護医療院かいごいりょういん

【×】誤あやまりです。介護医療院かいごいりょういんは、医療法いりょうほうと介護保険法かいごほけんほうに基もとづいて運営うんえいされている施設しせつです。要介護者ようかいごしゃで長期的ちょうきてきな療養りょうようや介護かいごが必要ひつような方かたに、医療いりょうと介護かいごを提供ていきょうする施設しせつです。病院びょういんと介護施設かいごしせつの機能きのうを合あわせ持もち、日常生活支援にちじょうせいかつしえんやリハビリも行おこないます。Dさんは長期的ちょうきてきな療養りょうようや介護かいごが必要ひつようではないため、適切てきせつではありません。

#脊髄損傷せきずいそんしょう #介護老人保健施設かいごろうじんほけんしせつ