介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんでは、 「向上こうじょうに 努つとめる」 「理解りかいに 努つとめつつ」 「形成けいせいに 努つとめた」など、 「努つとめる」という 言葉ことばが 使つかわれます。

「努つとめる」とは、 あることを実現じつげんしたり、 よくしたりするために 努力どりょくする という意味いみです。 試験しけんでは、 「何なにに 努つとめているのか」 を確認かくにんして 読よむことが 大切たいせつです。

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「努つとめる」の 意味いみと、 実際じっさいの 過去問かこもんで 「努つとめる」 「努つとめつつ」 「努つとめた」などの 形かたちが、 どのように使つかわれているか を確認かくにんします。

1.「努つとめる」とは?

「努つとめる」とは、 あることを実現じつげんしたり、 よくしたりするために 努力どりょくする という意味いみです。

試験しけんでは、 「○○に努つとめる」 という形かたちで よく使つかわれます。

「努つとめる」の 意味いみ
努つとめる ↓ できるように 努力どりょくする
たとえば
介護技術かいごぎじゅつの 向上こうじょうに 努つとめる → 介護技術かいごぎじゅつを よくするために 努力どりょくする
利用者りようしゃの 理解りかいに 努つとめる → 利用者りようしゃを 理解りかいしようと 努力どりょくする
人間関係にんげんかんけいの 形成けいせいに 努つとめる → 人間関係にんげんかんけいを つくるために 努力どりょくする
⚠ 「努つとめる」は、 「もうできた」という意味いみではありません

「理解りかいに 努つとめる」は、 すでに完全かんぜんに 理解りかいした、 という意味いみではありません。 理解りかいしようと 努力どりょくしている という意味いみです。

理解りかいに 努つとめる
↓
理解りかいしようと 努力どりょくする
≠
もう理解りかいできた
同おなじ「つとめる」でも 漢字かんじに注意ちゅうい
努つとめる → 努力どりょくする
務つとめる → 役割やくわりや 仕事しごとを 行おこなう
勤つとめる → 会社かいしゃや 施設しせつなどで 働はたらく
試験しけんでよく 見みる形かたち
~に努つとめる
~に努つとめた
~に努つとめている
~に努つとめつつ

「努つとめる」が 出でたら、 まず 「何なにに 努つとめているのか」 を確認かくにんして、 「~するために 努力どりょくする」 と読よみ換かえてみましょう。

2.過去問かこもんではどう 使つかわれる?

「努つとめる」は、 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんでも 使つかわれています。

過去問かこもんでは、 「努つとめる」だけでなく、 「努つとめつつ」 「努つとめた」のように 形かたちを 変かえて 使つかわれています。

第だい38回かい 問題もんだい27・ 選択肢せんたくし4
実際じっさいの 文章ぶんしょう
介護技術かいごぎじゅつの 向上こうじょうに 努つとめる こと
この「努つとめる」は?
介護技術かいごぎじゅつの 向上こうじょうに 努つとめる ↓ 介護技術かいごぎじゅつを よくするために 努力どりょくする

「向上こうじょう」とは、 今いまより よくなること です。

そのため、 「介護技術かいごぎじゅつの 向上こうじょうに 努つとめる」は、 介護技術かいごぎじゅつを よくするために 努力どりょくする という意味いみです。

第だい38回かい 問題もんだい28・ 選択肢せんたくし3
実際じっさいの 文章ぶんしょう
上司じょうしが A介護福祉職かいごふくししょくの 気持きもちの 理解りかいに 努つとめつつ 、 状況じょうきょうを 確認かくにんする。
「努つとめつつ」は どう読よむ?
気持きもちの 理解りかいに 努つとめつつ ↓ 気持きもちを 理解りかいしようと 努力どりょくしながら
言葉ことばを 分わけて読よもう
理解りかいに 努つとめる → 理解りかいしようと 努力どりょくする
~つつ → ~ながら
理解りかいに 努つとめつつ → 理解りかいしようと 努力どりょくしながら

「~つつ」は、 この文ぶんでは 「~ながら」 と考かんがえると わかりやすくなります。

文全体ぶんぜんたいでは、 A介護福祉職かいごふくししょくの 気持きもちを 理解りかいしようと 努力どりょくしながら、 状況じょうきょうを 確認かくにんする という意味いみです。

第だい37回かい 問題もんだい74・ 選択肢せんたくし5
実際じっさいの 文章ぶんしょう
自己覚知じこかくちを 図はかり、 利用者りようしゃとの 人間関係にんげんかんけいの 形成けいせいに 努つとめた 。
「努つとめた」は?
人間関係にんげんかんけいの 形成けいせいに 努つとめた ↓ 人間関係にんげんかんけいを つくるために 努力どりょくした

「形成けいせい」とは、 ここでは 関係かんけいを つくること です。

また、 「努つとめた」は 「努つとめる」の 過去かこの形かたちなので、 「努力どりょくした」 と読よみます。

⚠ 「努つとめた」 =「できた」ではありません

「人間関係にんげんかんけいの 形成けいせいに 努つとめた」は、 人間関係にんげんかんけいが 完全かんぜんにできたという 意味いみではなく、 つくるために 努力どりょくした という意味いみです。

過去問かこもんから わかること
向上こうじょうに 努つとめる → よくするために 努力どりょくする
理解りかいに 努つとめつつ → 理解りかいしようと 努力どりょくしながら
形成けいせいに 努つとめた → つくるために 努力どりょくした
「努つとめる」が 出でたら、
「何なにに 努つとめている?」
を確認かくにんして、 「努力どりょくする」に 変かえて 読よんでみましょう。

3.問題もんだいを 解とくときのポイント

「努つとめる」が 問題文もんだいぶんや 選択肢せんたくしに 出でたら、 まず 「何なにに 努つとめているのか」 を確認かくにんしましょう。

💡 「努つとめる」は 「努力どりょくする」に 変かえて読よむ
○○に努つとめる ↓ ○○するために 努力どりょくする
4つの順番じゅんばんで 考かんがえよう
1
「何なにに 努つとめる?」 を確認かくにんする 向上こうじょう? 理解りかい? 形成けいせい? 「に」の前まえを 見みる
2
「努つとめる」を 「努力どりょくする」に 変かえる 難むずかしい 文章ぶんしょうでも、 やさしい言葉ことばに 変かえると 意味いみがわかりやすくなる
3
「努つとめる」の 後うしろまで読よむ 「努つとめた」 「努つとめつつ」など、 形かたちによって 読よみ方かたが 変かわる
4
文全体ぶんぜんたいが 問題もんだいの 答こたえとして 適切てきせつか 考かんがえる 「努つとめる」という 言葉ことばが 自然しぜんでも、 選択肢せんたくしが 正ただしいとは 限かぎらない
形かたちが 変かわったときの 読よみ方かた
○○に努つとめる → ○○するために 努力どりょくする
○○に努つとめた → ○○するために 努力どりょくした
○○に努つとめている → ○○するために 努力どりょくしている
○○に努つとめつつ → ○○するために 努力どりょくしながら
⚠ 「努つとめる」 =「できた」ではありません

「努つとめる」が 表あらわしているのは、 目標もくひょうに 向むかって 努力どりょくしていること です。

その目標もくひょうが すでに達成たっせいされた、 という意味いみではありません。

利用者りようしゃの 理解りかいに 努つとめる
↓
利用者りようしゃを 理解りかいしようと 努力どりょくする
≠
利用者りようしゃを もう完全かんぜんに 理解りかいした
言葉ことばの 意味いみがわかったら、 問題もんだいに戻もどろう

「○○に努つとめる」を 「○○するために 努力どりょくする」と 読よめたら、 次つぎは 問題もんだいで 何なにを 聞きかれているかを 確認かくにんします。

「そのことに 努力どりょくするのは、 この場面ばめんで 適切てきせつなのか」 まで考かんがえて、 選択肢せんたくしを 判断はんだんしましょう。

問題もんだいではこの順番じゅんばん

① 何なにに 努つとめる?
↓
② 「努力どりょくする」に 変かえる
↓
③ 後うしろの 形かたちまで 読よむ
↓
④ その内容ないようは 適切てきせつ?

4.まとめ

「努つとめる」とは、 あることを実現じつげんしたり、 よくしたりするために 努力どりょくする という意味いみです。

覚おぼえておこう
○○に努つとめる ↓ ○○するために 努力どりょくする
試験しけんでよく 見みる形かたち
○○に努つとめる ↓ ○○するために 努力どりょくする
○○に努つとめつつ ↓ ○○するために 努力どりょくしながら

「努つとめる」は、 目標もくひょうが もう達成たっせいできた、 という意味いみではありません。 その目標もくひょうに 向むかって 努力どりょくする という意味いみです。

試験しけんで 「努つとめる」が 出でたら、 まず 「何なにに 努つとめているのか」 を確認かくにんして 読よみましょう。