感染症かんせんしょうは、 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんで 問とわれるテーマです。

病原体びょうげんたいの 特徴とくちょう、 感染経路かんせんけいろ、 感染かんせんを 防ふせぐ 方法ほうほう、 介護かいごでの 対応たいおう などを確認かくにんしましょう。

特とくに、 次つぎの 内容ないようについて 確認かくにんしておきましょう。

  • 感染かんせんが 起おこるしくみと、 ウイルス・細菌さいきんの 違ちがい
  • 病原体びょうげんたいが どのようにうつるか
  • 標準予防策ひょうじゅんよぼうさくと、 感染経路かんせんけいろに 合あわせた 予防よぼう
  • 手洗てあらい・ 消毒しょうどく・ 手袋てぶくろの 使つかい方かた
  • 主おもな 感染症かんせんしょうの 特徴とくちょうと、 高齢者こうれいしゃで 注意ちゅういすること
  • 毎日まいにちの 介護かいごでの 予防よぼうと、 感染かんせんが 疑うたがわれるときの 対応たいおう
  • 感染症法かんせんしょうほうの 分類ぶんるいと、 保健所ほけんじょの 役割やくわり

感染症かんせんしょうは どのように起おこる?

ウイルスや細菌さいきんなど、 病気びょうきの 原因げんいんとなるものを 病原体びょうげんたい といいます。

病原体びょうげんたいが 体からだに 入はいり、 体からだの 中なかで 増ふえることを 感染かんせん といいます。

その結果けっか、 熱ねつが 出でる、 下痢げりになるなど、 病気びょうきの 症状しょうじょうが 現あらわれることを 発症はっしょう といいます。

覚おぼえておこう

感染かんせんしても、 症状しょうじょうが 出でないことがあります。

「症状しょうじょうがないから、 感染かんせんしていない」 とは限かぎりません。

感染かんせんが 成立せいりつする3つの 要因よういん

感染かんせんが 起おこるには、 次つぎの3つが 関係かんけいします。

① 病原体びょうげんたい・ 感染源かんせんげん

病原体びょうげんたいは、 感染かんせんの 原因げんいんとなるものです。

その病原体びょうげんたいがいる 人ひとや 物ものなどが、 感染源かんせんげんになります。

例れい
病原体びょうげんたいを 含ふくむ 便べん・ 嘔吐物おうとぶつ・ 血液けつえきなど

② 感染経路かんせんけいろ

病原体びょうげんたいが、 人ひとの 体からだに 入はいるまでの 道筋みちすじです。

例れい
病原体びょうげんたいが 付ついた 手てで、 口くちに 触ふれる

③ 感受性宿主かんじゅせいしゅくしゅ

その病原体びょうげんたいに 感染かんせんする 可能性かのうせいがある 人ひとのことです。

病原体びょうげんたいから 体からだを 守まもる 力ちからが 弱よわいと、 感染かんせんしやすくなります。

例れい
病気びょうきや 低栄養ていえいようなどで、 抵抗力ていこうりょくが 低下ていかしている 人ひと

3つの要因よういんに 合あわせて 感染かんせんを 防ふせごう

感染かんせんを 防ふせぐには、 次つぎの3つを 組くみ 合あわせます。

① 感染源かんせんげんへの 対策たいさく

嘔吐物おうとぶつなどを 適切てきせつに 処理しょりします。

汚よごれを 取とり、 必要ひつような 消毒しょうどくを 行おこないます。

② 感染経路かんせんけいろを 断たつ

手洗てあらいや、 場面ばめんに 合あった 手袋てぶくろ・マスクの 使用しようなどで、 病原体びょうげんたいが 広ひろがるのを 防ふせぎます。

③ 体からだを 守まもる 力ちからを 保たもつ

十分じゅうぶんな 栄養えいようや 睡眠すいみんをとり、 体調たいちょうを 整ととのえます。

予防接種よぼうせっしゅも、 感染症かんせんしょうへの 対策たいさくの 一ひとつです。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

感染源かんせんげん・ 感染経路かんせんけいろ・ 感受性宿主かんじゅせいしゅくしゅ の3つをセットで 覚おぼえましょう。

予防よぼうの 方法ほうほうが 出でてきたら、 「感染源かんせんげんへの 対策たいさく?」 「うつる経路けいろを 断たつ?」 「体からだを 守まもる 力ちからを 保たもつ?」 と考かんがえてみましょう。

ウイルスと細菌さいきんは 何なにが 違ちがう?

ウイルスと細菌さいきんは、 どちらも感染症かんせんしょうの 原因げんいんになります。 ただし、 体からだのしくみや、 増ふえ方かたが 違ちがいます。

増ふえ方かたと 薬くすりの 違ちがいを 比くらべよう

ウイルス

人ひとなどの 細胞さいぼうを 利用りようして 増ふえる

自分じぶんだけでは 増ふえることができません。 生いきた 細胞さいぼうの 中なかに 入はいり、 そのしくみを使つかって 増ふえます。

代表例だいひょうれい

インフルエンザウイルス
ノロウイルス
新型しんがたコロナウイルス

薬くすりとの 関係かんけい

抗菌薬こうきんやくは 効ききません。
病気びょうきによっては、 抗こうウイルス薬やくを 使つかいます。

細菌さいきん

細胞分裂さいぼうぶんれつで 増ふえる

1つの細胞さいぼうからできています。 栄養えいようなどの 条件じょうけんがそろうと、 細胞さいぼうが 分わかれて 増ふえます。

代表例だいひょうれい

結核菌けっかくきん
大腸菌だいちょうきん
黄色おうしょくブドウ球菌きゅうきん

薬くすりとの 関係かんけい

治療ちりょうに 抗菌薬こうきんやくを 使つかうことがあります。
細菌さいきんの 種類しゅるいなどによって、 効きく 薬くすりが 違ちがいます。

覚おぼえておこう

細胞さいぼうとは、 体からだをつくる、 とても小ちいさな 単位たんいです。

抗菌薬こうきんやくは、 細菌さいきんを 殺ころしたり、 増ふえるのを 抑おさえたりする 薬くすりです。

ウイルス・細菌さいきん 以外いがいの 原因げんいんもある

真菌しんきん

カビなどの仲間なかまです。 細菌さいきんとは 別べつのグループです。

例れい: 白癬菌はくせんきん
水虫みずむしなどの 原因げんいんになります。

ヒゼンダニ

とても小ちいさなダニです。 人ひとの 皮膚ひふに 寄生きせいします。

疥癬かいせんの 原因げんいん になります。
寄生きせいとは、 ほかの生いき物ものの 体からだにすみついて 生いきることです。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

ウイルスは細胞さいぼうを 利用りようして 増ふえる。 細菌さいきんは 細胞分裂さいぼうぶんれつで 増ふえる。

抗菌薬こうきんやくは ウイルスには効ききません。 疥癬かいせんの 原因げんいんは、 ヒゼンダニです。

感染かんせんが 広ひろがる 経路けいろを 知しろう

感染経路かんせんけいろとは、 病原体びょうげんたいが 人ひとの 体からだに 入はいるまでの 道筋みちすじです。 「どううつるか」と 「どう防ふせぐか」 をセットで 確認かくにんしましょう。

① 空気感染くうきかんせん

うつり方かた
空気中くうきちゅうをただよう、 病原体びょうげんたいを 含ふくむ とても小ちいさな 粒子りゅうしを 吸すい込こんでうつります。 離はなれた 場所ばしょでもうつることがあります。
代表例だいひょうれい
結核けっかく・ 麻ましん(はしか)・ 水痘すいとう (水みずぼうそう)
予防よぼう
対応たいおうする 職員しょくいんは N95マスクなどを 使つかいます。 換気かんきや 部屋へやの 調整ちょうせいについて、 医療職いりょうしょくと 相談そうだんします。

② 飛沫感染ひまつかんせん

うつり方かた
せき・くしゃみ・ 会話かいわなどで 飛とぶしぶき (飛沫ひまつ)に 含ふくまれる 病原体びょうげんたいが、 口くち・ 鼻はな・ 目めなどについてうつります。
代表例だいひょうれい
インフルエンザなど
予防よぼう
サージカルマスクの 着用ちゃくようや、 せきエチケットを 行おこないます。 必要ひつように 応おうじて 目めも 保護ほごします。

③ 接触感染せっしょくかんせん

うつり方かた
皮膚ひふなどに 直接ちょくせつ 触ふれたり、 病原体びょうげんたいがついた 手てや 物ものを 通とおしてうつったりします。
代表例だいひょうれい
疥癬かいせん・MRSAなど
予防よぼう
手洗てあらいや 手指消毒しゅししょうどくを 行おこないます。 場面ばめんに 合あわせて 手袋てぶくろ・ガウンなどを 使つかい、 よく触ふれる 場所ばしょを 清潔せいけつにします。

④ 経口感染けいこうかんせん

うつり方かた
病原体びょうげんたいがついた 食品しょくひん・ 水みず・ 手てなどを 通とおして、 病原体びょうげんたいが 口くちから 入はいって うつります。
代表例だいひょうれい
ノロウイルス・ 腸管出血性大腸菌ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきん (O157など)
予防よぼう
石せっけんと 流水りゅうすいで 手てを 洗あらい、 食品しょくひんを 適切てきせつに 加熱かねつ・ 保管ほかんします。 便べんや 嘔吐物おうとぶつも 適切てきせつに 処理しょりします。

⑤ 血液けつえきを 介かいする 感染かんせん

うつり方かた
病原体びょうげんたいを 含ふくむ 血液けつえきが、 針刺はりさしや 傷口きずぐち、 目め・ 口くちなどの 粘膜ねんまくから 体からだに 入はいってうつります。
代表例だいひょうれい
B型肝炎がたかんえん・ C型肝炎がたかんえん・ HIV感染症かんせんしょう
予防よぼう
血液けつえきに 触ふれるときは 手袋てぶくろを 使つかいます。 飛とび 散ちるおそれがあれば 目め・ 口くちなども 守まもり、 針刺はりさしを 防ふせぎます。

覚おぼえておこう

1つの病気びょうきに、 複数ふくすうの 感染経路かんせんけいろが あることもあります。

経口感染けいこうかんせんは、 接触感染せっしょくかんせんに 含ふくめて 説明せつめいすることもあります。 ここでは「口くちから 入はいる」ことに 注目ちゅうもくして 分わけています。

新型しんがたコロナでは、 飛沫ひまつだけでなく、 空気中くうきちゅうの 小ちいさな 粒子りゅうし(エアロゾル)を 吸すい込こむことでも うつります。 マスクに加くわえ、 換気かんきも 大切たいせつです。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

空気感染くうきかんせんの 代表例だいひょうれいは、 結核けっかく・ 麻ましん・ 水痘すいとうです。

病名びょうめいだけでなく、 「どこから体からだに 入はいるか」 「どの対策たいさくが 必要ひつようか」も 確認かくにんしましょう。

標準予防策ひょうじゅんよぼうさくは、 すべての人ひとに 行おこなう

標準予防策ひょうじゅんよぼうさく (スタンダード・プリコーション) は、すべての人ひとに 行おこなう、 基本きほんとなる 感染対策かんせんたいさくです。

感染症かんせんしょうと 診断しんだんされているかどうかに 関係かんけいなく、 毎日まいにちの 介護かいごで 行おこないます。

覚おぼえておこう

症状しょうじょうがなくても、 病原体びょうげんたいを 持もっていることがあります。

「感染症かんせんしょうと 診断しんだんされていないから、 対策たいさくはいらない」 と考かんがえてはいけません。

何なにに 注意ちゅういする?

次つぎのものは、 病原体びょうげんたいが 含ふくまれている 可能性かのうせいがある と考かんがえて 扱あつかいます。

血液けつえき・ 体液たいえき・ 分泌物ぶんぴつぶつ

血液けつえき、 唾液だえき(つば)、 痰たんなどです。

汗あせは 除のぞきます。

排泄物はいせつぶつ・ 嘔吐物おうとぶつ

便べん、 尿にょう、 吐はいたものなどです。

おむつ交換こうかんや、 嘔吐物おうとぶつの 処理しょりでも 注意ちゅういします。

傷きずのある 皮膚ひふ

傷口きずぐちや、 皮膚ひふが むけているところなどです。

血ちが 出でていなくても、 注意ちゅういが 必要ひつようです。

粘膜ねんまく

口くちや 鼻はなの 内側うちがわなどを 覆おおう、 湿しめった 膜まくです。

口腔こうくうケアなどで 触ふれるときも、 注意ちゅういします。

「汗あせを 除のぞく」の 意味いみ

汗あせだけに 触ふれることを 理由りゆうに、 手袋てぶくろが 必かならず 必要ひつようになるわけではありません。

ただし、 利用者りようしゃに 触ふれる 前後ぜんごの 手指衛生しゅしえいせい は必要ひつようです。 汗あせに 血液けつえきなどが 混まじっていれば、 その危険きけんに 合あわせて 対応たいおうします。

場面ばめんに 合あわせて 防護具ぼうごぐを 選えらぼう

個人防護具こじんぼうごぐ(PPE)とは、 手袋てぶくろやマスクなど、 病原体びょうげんたいから 体からだや 衣服いふくを 守まもるために 身みにつけるものです。

「何なにに 触ふれるか」 「どこに飛とび 散ちるか」 を考かんがえて、 必要ひつようなものを 組くみ 合あわせます。

① 手てに 触ふれるおそれがある

血液けつえき・ 排泄物はいせつぶつ・ 粘膜ねんまく・ 傷口きずぐちなどに 触ふれる 場面ばめんです。

使つかうもの 手袋てぶくろ

② 衣服いふくや 腕うでにつくおそれがある

血液けつえきや 排泄物はいせつぶつなどで、 衣服いふくや 腕うでが 汚よごれるおそれのある 場面ばめんです。

使つかうもの エプロン・長袖ながそでガウンなど
腕うでまで 守まもる 必要ひつようがあるときは、 長袖ながそでガウンを 選えらびます。

③ 目め・ 鼻はな・ 口くちに 飛とび 散ちるおそれがある

血液けつえきや 体液たいえきなどのしぶきが、 顔かおにかかるおそれのある 場面ばめんです。

使つかうもの サージカルマスク + ゴーグルまたはフェイスシールド
手袋てぶくろや 長袖ながそでガウンなども、 必要ひつように 応おうじて 組くみ 合あわせます。

防護具ぼうごぐと 一緒いっしょに 行おこなうこと

手指衛生しゅしえいせい

手洗てあらいや 手指消毒しゅししょうどくで、 手てについた 病原体びょうげんたいを 減へらします。

手袋てぶくろを 外はずした 後あとも 必要ひつようです。

物ものや 環境かんきょうを 清潔せいけつにする

使つかった 器具きぐを 洗浄せんじょう・ 消毒しょうどくし、 よく触ふれる 場所ばしょを 清掃せいそうします。

汚よごれたリネンやごみも、 病原体びょうげんたいを 広ひろげないように 扱あつかいます。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

標準予防策ひょうじゅんよぼうさくは、 感染症かんせんしょうの 有無うむに 関係かんけいなく、 すべての人ひとに 行おこないます。

ただし、すべての場面ばめんで、 すべての防護具ぼうごぐを 使つかうわけではありません。 介護かいごの 内容ないように 合あわせて 選えらびます。

感染症かんせんしょうが 疑うたがわれるときなどは、 標準予防策ひょうじゅんよぼうさくに 感染経路かんせんけいろに 合あわせた 予防策よぼうさくを 追加ついか します。

感染経路かんせんけいろに 合あわせて 予防よぼうしよう

感染症かんせんしょうが 疑うたがわれるときなどは、 標準予防策ひょうじゅんよぼうさくに、 うつり方かたに 合あわせた 対策たいさくを 追加ついか します。

これを 感染経路別予防策かんせんけいろべつよぼうさく といいます。

標準予防策ひょうじゅんよぼうさく

すべての人ひとに 行おこなう 基本きほんの 対策たいさく

感染経路別予防策かんせんけいろべつよぼうさく

空気くうき・ 飛沫ひまつ・ 接触せっしょくの 経路けいろに 合あわせて 追加ついかする 対策たいさく

① 空気感染くうきかんせんへの 対策たいさく

代表例だいひょうれい: 結核けっかく・ 麻ましん・ 水痘すいとう

職員しょくいんは N95マスクなどを 着用ちゃくようする

N95マスクは、 空気中くうきちゅうの 小ちいさな 粒子りゅうしを 吸すい 込こむことを 減へらすためのマスクです。 顔かおとの 間あいだに すき間まができないように 着つけます。

部屋へや・ 環境かんきょう

個室こしつでの 対応たいおうを 基本きほんとし、 換気かんきの 方法ほうほうや 医療機関いりょうきかんへの 受診じゅしんについて、 医療職いりょうしょくと 相談そうだんします。

間違まちがえやすいこと

サージカルマスクだけでは、 職員しょくいんの 空気感染くうきかんせんへの 対策たいさくとして 十分じゅうぶんではありません。

② 飛沫感染ひまつかんせんへの 対策たいさく

代表例だいひょうれい: インフルエンザなど

サージカルマスクを 着用ちゃくようし、 必要ひつように 応おうじて 目めも 守まもる

しぶきが目めに 入はいるおそれがあるときは、 ゴーグルやフェイスシールドも 使つかいます。

利用者りようしゃにも、 無理むりなく 着つけられる 状態じょうたいであれば、 マスクの着用ちゃくようを お願ねがいします。

部屋へや・ 環境かんきょう

換気かんきを 行おこない、 ほかの利用者りようしゃとの 接触せっしょくを 減へらします。 個室こしつの 利用りようや ベッドの配置はいちなどを 調整ちょうせいします。

間違まちがえやすいこと

「少すこし 離はなれれば、 必かならず 安全あんぜん」 とはいえません。 距離きょりだけでなく、 マスクや換気かんきなどを 組くみ 合あわせます。

③ 接触感染せっしょくかんせんへの 対策たいさく

代表例だいひょうれい: ノロウイルス・ 疥癬かいせん・MRSAなど

手袋てぶくろと、 必要ひつような ガウン・エプロンを 使つかう

利用者りようしゃや、 病原体びょうげんたいが ついているおそれのある 物ものに 触ふれるときは、 手袋てぶくろを 使つかいます。

衣服いふくや 腕うでも 汚よごれるおそれがあるときは、 ガウンなどを着用ちゃくようします。 腕うでまで 守まもる 必要ひつようがあるときは、 長袖ながそでガウンを 選えらびます。

物もの・ 環境かんきょう

器具きぐは、 できるだけ利用者りようしゃごとに 分わけます。 共用きょうようする 器具きぐは、 使つかった 後あとに 適切てきせつに 洗浄せんじょう・ 消毒しょうどくします。

手てすりやドアノブなども、 病原体びょうげんたいに 合あわせた 方法ほうほうで 清掃せいそう・ 消毒しょうどくします。

間違まちがえやすいこと

汚よごれた 手袋てぶくろのまま、 ドアノブやほかの 利用者りようしゃに 触ふれてはいけません。

手袋てぶくろを 外はずした 後あとは、 手指衛生しゅしえいせいを 行おこないます。

診断しんだんが 出でるまで 待またない

発熱はつねつ・せき・ 下痢げりなどがあり、 感染症かんせんしょうが 疑うたがわれるときは、 医療職いりょうしょくに 報告ほうこくします。

医師いしの 診断しんだんが 出でる 前まえでも、 必要ひつような 対策たいさくを 始はじめます。 施設しせつの 手順てじゅんや 医療職いりょうしょくの 指示しじに 沿そって 対応たいおうしましょう。

覚おぼえておこう

感染経路かんせんけいろが 複数ふくすうあるときは、 対策たいさくも 組くみ 合あわせます。

部屋へやを 分わけるかどうかなどは、 病気びょうきや 症状しょうじょう、 ほかの人ひとに うつす可能性かのうせいに 合あわせて 判断はんだんします。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

標準予防策ひょうじゅんよぼうさくを 続つづけながら、 感染経路別予防策かんせんけいろべつよぼうさくを 追加ついかします。

空気感染くうきかんせんでは N95マスク、 飛沫感染ひまつかんせんでは サージカルマスク、 接触感染せっしょくかんせんでは 手袋てぶくろ・ガウンなど が対策たいさくの 目安めやすです。

防護具ぼうごぐだけでなく、 手指衛生しゅしえいせいや 環境かんきょうへの 対策たいさくも 確認かくにんしましょう。

手洗てあらい・ 消毒しょうどく・ 手袋てぶくろの 使つかい方かたを 確認かくにんしよう

手てについた 病原体びょうげんたいは、 介護かいごや 物ものへの 接触せっしょくを 通とおして、 ほかの人ひとに 広ひろがることがあります。

手洗てあらいや 手指消毒しゅししょうどくで、 手てについた 病原体びょうげんたいを 減へらすことを、 手指衛生しゅしえいせい といいます。

手洗てあらいと アルコール消毒しょうどくを 使つかい分わけよう

石せっけんと 流水りゅうすいによる 手洗てあらい

汚よごれと 一緒いっしょに、 病原体びょうげんたいを 洗あらい流ながします。

こんなときに行おこなう

・目めに 見みえる 汚よごれがあるとき
・トイレの後あと
・便べんや 嘔吐物おうとぶつで 汚よごれたおそれがあるとき
・ノロウイルスが 疑うたがわれる 人ひとの おむつ交換こうかんなどの 後あと

アルコールによる 手指消毒しゅししょうどく

手指用しゅしようの 消毒薬しょうどくやくを 使つかい、 病原体びょうげんたいの 数かずや 感染かんせんする 力ちからを 減へらします。

こんなときに行おこなう

目めに 見みえる 汚よごれがなく、 アルコールが有効ゆうこうな 病原体びょうげんたいへの 対策たいさくとして、 日常にちじょうの ケアの前後ぜんごなどに 使つかいます。

製品せいひんに 示しめされた 量りょうを 使つかい、 乾かわくまで 手て全体ぜんたいに すり込こみます。

ノロウイルスでは 手洗てあらいが 大切たいせつ

アルコールによる 手指消毒しゅししょうどくは、 石せっけんと 流水りゅうすいによる 手洗てあらいの 代かわりにはなりません。

石せっけんで ノロウイルスを殺ころすのではなく、 汚よごれと 一緒いっしょに 洗あらい 流ながすことが 大切たいせつです。

手指衛生しゅしえいせいを 行おこなうタイミング

① 利用者りようしゃに 触ふれる 前まえ

② 清潔せいけつな 操作そうさをする 前まえ (口腔こうくうケアなど)

③ 血液けつえき・ 体液たいえきなどに 触ふれた、 または触ふれたおそれのある 後あと

④ 利用者りようしゃに 触ふれた 後あと

⑤ 利用者りようしゃの 周まわりの 物ものに 触ふれた 後あと (ベッドの柵さくなど)

洗あらい 残のこしにも 注意ちゅういしよう

指先ゆびさき・ 爪つめの 周まわり・ 指ゆびの 間あいだ・ 親指おやゆび・ 手首てくびは、 洗あらい 残のこしやすいところです。

爪つめを 短みじかくし、 時計とけいや 指輪ゆびわを 外はずして 洗あらいます。 洗あらった 後あとは、 ペーパータオルなどで 水分すいぶんを 取とります。 タオルをほかの人ひとと 共用きょうようしません。

手袋てぶくろは 交換こうかんすることも 大切たいせつ

利用者りようしゃが 変かわるとき

同おなじ 手袋てぶくろで、 続つづけて 別べつの 利用者りようしゃの ケアをしてはいけません。

汚よごれる 作業さぎょうから 清潔せいけつな 作業さぎょうに 移うつるとき

同おなじ 利用者りようしゃでも、 おむつ交換こうかんの 後あとに 口腔こうくうケアをするなど、 作業さぎょうが 変かわるときは 外はずします。

覚おぼえておこう

手袋てぶくろを 外はずす → 手指衛生しゅしえいせい → 必要ひつようなら 新あたらしい 手袋てぶくろを 着つける

手袋てぶくろは 手指衛生しゅしえいせいの 代かわりにはなりません。 使つかい 捨すての 手袋てぶくろを 洗あらったり 消毒しょうどくしたりして、 繰くり 返かえし 使つかってはいけません。

洗浄せんじょう・ 消毒しょうどく・ 滅菌めっきんの 違ちがい

洗浄せんじょう ― 汚よごれを 取とり除のぞく

水みずや 洗剤せんざいなどで、 汚よごれや 微生物びせいぶつを 物ものの 表面ひょうめんから 取とり 除のぞきます。

消毒しょうどく ― 感染かんせんの 危険きけんを 減へらす

薬剤やくざいや 熱ねつなどで、 病原体びょうげんたいの 数かずや 感染かんせんする 力ちからを 減へらします。 すべての微生物びせいぶつが なくなるとは限かぎりません。

滅菌めっきん ― すべての微生物びせいぶつを なくす

器具きぐなどにいる すべての微生物びせいぶつを 死滅しめつさせたり、 除去じょきょしたりします。 消毒しょうどくに 強つよい 芽胞がほう も対象たいしょうです。

芽胞がほうとは、 一部いちぶの 細菌さいきんがつくる、 熱ねつや 乾燥かんそうなどに 強つよい 形かたちです。

器具きぐなどは、 原則げんそくとして 洗浄せんじょうで 汚よごれを 取とり、 用途ようとに 合あわせて 消毒しょうどくや 滅菌めっきんを 行おこないます。 具体的ぐたいてきな 方法ほうほうは、 製品せいひんの 説明せつめいや 施設しせつの 手順てじゅんを 確認かくにんします。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

汚よごれが 見みえるときは、 石せっけんと 流水りゅうすいで 手てを 洗あらいます。

手袋てぶくろを 外はずした 後あとも、 手指衛生しゅしえいせいが 必要ひつようです。

洗浄せんじょう・ 消毒しょうどく・ 滅菌めっきんは、 同おなじ 意味いみではありません。 目的もくてきの 違ちがいを 確認かくにんしましょう。

高齢者こうれいしゃの 感染症かんせんしょうと 日和見感染ひよりみかんせんを 知しろう

高齢者こうれいしゃは、 体からだを 守まもる 力ちからが 低下ていかしていたり、 持病じびょうがあったりするため、 感染症かんせんしょうに 注意ちゅういが 必要ひつようです。

症状しょうじょうが はっきり出でないこともあるため、 「いつもと違ちがう」 変化へんかを 見みつけることが 大切たいせつです。

高齢者こうれいしゃで 注意ちゅういする3つのこと

① 感染かんせんを 防ふせぐ 力ちからが 低下ていかしやすい

加齢かれいや 病気びょうき、 栄養えいようが 足たりないことなどで、 病原体びょうげんたいから 体からだを 守まもる 力ちからが 弱よわくなることがあります。

② 症状しょうじょうが はっきりしないことがある

感染症かんせんしょうでも、 高たかい 熱ねつが 出でないことがあります。 食欲しょくよくや 元気げんきがなくなるなど、 生活せいかつの 変化へんかとして 現あらわれることもあります。

③ 重症化じゅうしょうかすることがある

体力たいりょくの 低下ていかや 持病じびょうなどの 影響えいきょうで、 状態じょうたいが 悪わるくなりやすい 人ひともいます。 小ちいさな 変化へんかでも 早はやめに 報告ほうこくします。

「いつもと違ちがう」を 確認かくにんしよう

食事しょくじ・ 水分すいぶん

食たべる 量りょうや、 飲のむ 量りょうが 減へっていないか。

元気げんき・ 反応はんのう

いつもよりぼんやりしていないか。 声こえをかけたときの 反応はんのうが 弱よわくなっていないか。

呼吸こきゅう・せき

息いきが 速はやくなっていないか。 息苦いきぐるしそうではないか。 せきや痰たんが 増ふえていないか。

体温たいおん・ 排泄はいせつ

いつもの体温たいおんと 違ちがわないか。 下痢げりや 嘔吐おうと、 尿にょうの 量りょうの 変化へんかがないか。

覚おぼえておこう

これらの変化へんかは、 感染症かんせんしょう 以外いがいでも 起おこります。 介護職かいごしょくだけで 病名びょうめいを 決きめず、 観察かんさつしたことを 医療職いりょうしょくに 伝つたえます。

強つよい 息苦いきぐるしさや、 呼よびかけへの 反応はんのうが 悪わるいなどの 変化へんかがあれば、 すぐに応援おうえんを 呼よび、 施設しせつの 緊急時きんきゅうじの 手順てじゅんに 沿そって 対応たいおうします。

日和見感染ひよりみかんせんとは?

健康けんこうなときには 病気びょうきを 起おこしにくい 微生物びせいぶつが、 抵抗力ていこうりょくの 低下ていかによって 病気びょうきを 起おこすこと を、 日和見感染ひよりみかんせん といいます。

抵抗力ていこうりょくとは、 病原体びょうげんたいなどから 体からだを 守まもる 力ちからです。

例れい
病気びょうきや 治療ちりょうの 影響えいきょうなどで 抵抗力ていこうりょくが 低下ていかしたときに、 緑膿菌りょくのうきんや カンジダなどが 病気びょうきを 起おこすことがあります。

日和見感染ひよりみかんせんは、 高齢者こうれいしゃだけに 起おこるものではありません。 年齢ねんれいに 関係かんけいなく、 病気びょうきや 薬くすりなどで 抵抗力ていこうりょくが 低下ていかした 人ひとにも 起おこります。

保菌ほきんと 発症はっしょうを 区別くべつしよう

菌きんが 見みつかったことと、 その菌きんによる 病気びょうきが 起おきていることは、 同おなじではありません。

保菌ほきん

体からだの 表面ひょうめんや 中なかに 菌きんがいても、 その菌きんによる 症状しょうじょうが 出でていない 状態じょうたい です。

例れい: 鼻はななどから MRSAが見みつかっても、 その菌きんによる 病気びょうきを 起おこしていない。

発症はっしょう

病原体びょうげんたいによって、 病気びょうきの 症状しょうじょうが 現あらわれること です。

例れい: MRSAによる 肺炎はいえんなどを 起おこし、 発熱はつねつや 呼吸こきゅうの 異常いじょうが 現あらわれる。

症状しょうじょうがなくても 感染対策かんせんたいさくは 必要ひつよう

保菌ほきんしている 人ひとから、 手てや 物ものを 通とおして、 ほかの人ひとへ 菌きんが 広ひろがることがあります。

標準予防策ひょうじゅんよぼうさくを 続つづけ、 必要ひつような 追加ついかの 対策たいさくは、 医療職いりょうしょくと 確認かくにんします。

保菌ほきんしているという 理由りゆうだけで、 介護職かいごしょくが 一律いちりつに 個室こしつや 活動かつどうの 制限せいげんを 決きめることはしません。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

高齢者こうれいしゃは、 感染症かんせんしょうでも 症状しょうじょうが はっきりしないことがあります。 熱ねつだけでなく、 いつもとの違ちがいを 確認かくにんします。

日和見感染ひよりみかんせんでは、 抵抗力ていこうりょくの 低下ていかが ポイントです。

保菌ほきんと 発症はっしょうは 同おなじではありません。 ただし、症状しょうじょうがなくても 感染対策かんせんたいさくを 行おこないます。

主おもな 感染症かんせんしょうの 特徴とくちょうと 予防よぼうを 確認かくにんしよう

病名びょうめいだけでなく、 原因げんいん・ 特徴とくちょう・ 感染経路かんせんけいろ・ 予防よぼう をセットで確認かくにんしましょう。

ここでは、覚おぼえやすいように 3つのグループに分わけています。 症状しょうじょうだけで 病気びょうきを 判断はんだんするための 分類ぶんるいではありません。

① せき・発熱はつねつ・ 呼吸こきゅうの 症状しょうじょうに 注意ちゅういする 感染症かんせんしょう

インフルエンザ

原因げんいん
インフルエンザウイルス
特徴とくちょう
急きゅうな 発熱はつねつ、 せき、体からだのだるさ、 筋肉きんにくや 関節かんせつの 痛いたみなどが 出でます。 高齢者こうれいしゃでは 肺炎はいえんなどに 注意ちゅういします。
感染経路かんせんけいろ
飛沫感染ひまつかんせん・ 接触感染せっしょくかんせんなど
予防よぼう・介護かいご
マスク、手指衛生しゅしえいせい、 換気かんきを 組くみ合あわせます。 予防接種よぼうせっしゅも 重症化じゅうしょうかを 防ふせぐために 重要じゅうようです。

新型しんがたコロナウイルス 感染症かんせんしょう

原因げんいん
新型しんがたコロナウイルス (SARS-CoV-2)
特徴とくちょう
発熱はつねつ、せき、 のどの痛いたみ、 だるさなどが出でます。 症状しょうじょうが 出でる 前まえや、 症状しょうじょうがないときにも うつすことがあります。
感染経路かんせんけいろ
エアロゾル感染かんせん・ 飛沫感染ひまつかんせん・ 接触感染せっしょくかんせん
予防よぼう・介護かいご
換気かんき、マスク、 手指衛生しゅしえいせいを 行おこないます。 ケアの内容ないように 応おうじた 防護具ぼうごぐを 選えらび、 呼吸こきゅうや 食事量しょくじりょうなどの 変化へんかを 観察かんさつします。

結核けっかく

原因げんいん
結核菌けっかくきん(細菌さいきん)
特徴とくちょう
長ながく 続つづくせきや 痰たん、 微熱びねつ、 体重減少たいじゅうげんしょうなどが 見みられます。 高齢者こうれいしゃでは、 食欲しょくよくや 元気げんきの 低下ていかだけが 目立めだつこともあります。
感染経路かんせんけいろ
空気感染くうきかんせん。 菌きんを 外そとに 出だしている 肺結核はいけっかくなどの 人ひとが 感染源かんせんげんになります。
予防よぼう・介護かいご
疑うたがう 変化へんかを 早はやめに 報告ほうこくします。 対応たいおうする 職員しょくいんは N95マスクなどを使つかい、 医療職いりょうしょくと 連携れんけいします。

レジオネラ症しょう

原因げんいん
レジオネラ属菌ぞくきん(細菌さいきん)
特徴とくちょう
発熱はつねつやせき、 息苦いきぐるしさなどが 出でます。 肺炎はいえんが 重症化じゅうしょうかすることがあります。
感染経路かんせんけいろ
菌きんを 含ふくむ 細こまかい 水みずの 粒つぶなどを 吸すい込こんで 感染かんせんします。 通常つうじょう、 人ひとから 人ひとにはうつりません。
予防よぼう・介護かいご
浴槽よくそうや 加湿器かしつきなどの 水みずを使つかう設備せつびの管理かんり が重要じゅうようです。 決きめられた 手順てじゅんで 清掃せいそう・ 消毒しょうどくなどを 行おこないます。

② 嘔吐おうと・ 下痢げり・ 皮膚ひふの 症状しょうじょうに 注意ちゅういする 感染症かんせんしょう

ノロウイルスによる感染性胃腸炎かんせんせいいちょうえん

原因げんいん
ノロウイルス
特徴とくちょう
嘔吐おうと、 下痢げり、 腹痛ふくつうなどが 出でます。 高齢者こうれいしゃでは 脱水だっすいや、 吐はいたものを 気道きどうに 詰つまらせることにも 注意ちゅういします。
感染経路かんせんけいろ
食品しょくひんや 手てなどを 通とおした 経口感染けいこうかんせん。 便べんや 嘔吐物おうとぶつにも 多おおくのウイルスが 含ふくまれます。
予防よぼう・介護かいご
石せっけんと流水りゅうすいによる手洗てあらい が大切たいせつです。 嘔吐物おうとぶつは 防護具ぼうごぐを 着つけて 処理しょりし、 環境かんきょうには 次亜塩素酸じあえんそさんナトリウムなど、 有効ゆうこうな 消毒方法しょうどくほうほうを 用もちいます。

腸管出血性大腸菌感染症ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきんかんせんしょう

原因げんいん
ベロ毒素どくそをつくる 大腸菌だいちょうきん (O157など)
特徴とくちょう
強つよい 腹痛ふくつう、 下痢げり、 血便けつべんなどが 出でます。 腎臓じんぞうなどに 障害しょうがいが 起おこる 溶血性尿毒症症候群ようけつせいにょうどくしょうしょうこうぐん (HUS)を起おこすことがあります。
感染経路かんせんけいろ
食品しょくひん・ 水みず・ 便べんで 汚よごれた 手てなどを 通とおした 経口感染けいこうかんせん
予防よぼう・介護かいご
肉にくなどを 中心ちゅうしんまで 十分じゅうぶんに 加熱かねつし、 手洗てあらいを 行おこないます。 血便けつべんや強つよい腹痛ふくつう は、すぐに医療職いりょうしょくへ 報告ほうこくします。

疥癬かいせん

原因げんいん
ヒゼンダニ(ダニの一種いっしゅ)
特徴とくちょう
皮膚ひふに 寄生きせいし、 かゆみや発疹ほっしんなどを 起おこします。 角化型疥癬かくかがたかいせん ではダニが非常ひじょうに 多おおく、 うつりやすくなります。
感染経路かんせんけいろ
主おもに 皮膚ひふの 接触せっしょく。 角化型疥癬かくかがたかいせんでは、 寝具しんぐや 衣類いるい、 はがれた皮膚ひふなどからも 広ひろがります。
予防よぼう・介護かいご
早はやめに 医療職いりょうしょくへ 相談そうだんします。 手袋てぶくろや 長袖ながそでガウン、 リネンの扱あつかい、 個室こしつの 必要性ひつようせいなどは、 通常疥癬つうじょうかいせんか角化型疥癬かくかがたかいせんか によって確認かくにんします。

③ 血液けつえき・ 傷きず・ 抵抗力ていこうりょくに 関係かんけいする 感染症かんせんしょう

B型肝炎がたかんえん

原因げんいん
B型肝炎がたかんえんウイルス(HBV)
特徴とくちょう
肝臓かんぞうに 炎症えんしょうを 起おこします。 だるさや食欲低下しょくよくていか、 皮膚ひふや 白目しろめが 黄色きいろくなる 黄疸おうだんなどが 出でることがあります。
感染経路かんせんけいろ
血液けつえきや 性的接触せいてきせっしょくなど。 母親ははおやから 子こへの 母子感染ぼしかんせんもあります。
予防よぼう・介護かいご
血液けつえきに 直接ちょくせつ 触ふれないようにし、 針刺はりさしを 防ふせぎます。 予防よぼうのためのワクチンがあります。

HIV感染症かんせんしょう・エイズ

原因げんいん
HIV(ヒト免疫不全めんえきふぜんウイルス)
特徴とくちょう
体からだを 守まもる 免疫めんえきの 働はたらきが 低下ていかします。 日和見感染症ひよりみかんせんしょうなど、 決きめられた 病気びょうきを 発症はっしょうした 状態じょうたいを エイズといいます。 HIV感染かんせんとエイズは同おなじではありません。
感染経路かんせんけいろ
性的接触せいてきせっしょく、 血液けつえきを 介かいする 感染かんせん、 母子感染ぼしかんせん
予防よぼう・介護かいご
標準予防策ひょうじゅんよぼうさくを 行おこないます。 握手あくしゅや一緒いっしょに食事しょくじをすることではうつりません。 治療ちりょうを 続つづけることで、 エイズの発症はっしょうを 防ふせぐことができます。

破傷風はしょうふう

原因げんいん
破傷風菌はしょうふうきんがつくる 毒素どくそ
特徴とくちょう
口くちが 開あきにくくなる、 筋肉きんにくが 硬かたくなる、 けいれんするなどの 症状しょうじょうが 出でます。
感染経路かんせんけいろ
土つちなどにいる 菌きんが 傷口きずぐちから 入はいります。 人ひとから人ひとにはうつりません。
予防よぼう・介護かいご
傷きずを 洗あらい、 土つちで 汚よごれた 傷きずなどは 早はやめに 医療職いりょうしょくへ 相談そうだんします。 ワクチンの接種歴せっしゅれきも 確認かくにんします。

MRSA

原因げんいん
メチシリン耐性黄色たいせいおうしょくブドウ 球菌きゅうきん。 一部いちぶの 抗菌薬こうきんやくが 効ききにくい 細菌さいきんです。
特徴とくちょう
保菌ほきんしていても 症状しょうじょうがないことがあります。 抵抗力ていこうりょくが 低下ていかした 人ひとなどでは、 肺炎はいえんや 傷きずの 感染かんせんなどを 起おこします。
感染経路かんせんけいろ
主おもに 手てや 器具きぐなどを 通とおした 接触感染せっしょくかんせん
予防よぼう・介護かいご
手指衛生しゅしえいせいや 器具きぐの 管理かんりを 行おこないます。 すべての抗菌薬こうきんやくが効きかないわけではありません。 治療ちりょうや 追加ついかの 対策たいさくは、 医療職いりょうしょくが 状態じょうたいに 応おうじて 判断はんだんします。

緑膿菌りょくのうきん

原因げんいん
水みずまわりなど、 湿しめった 場所ばしょにもいる 細菌さいきん
特徴とくちょう
抵抗力ていこうりょくが 低下ていかした 人ひとなどで、 日和見感染ひよりみかんせん を起おこすことがあります。 肺炎はいえんや 尿路感染症にょうろかんせんしょうなどの 原因げんいんになります。
感染経路かんせんけいろ
汚染おせんされた 手てや 器具きぐなどを 通とおして 広ひろがります。 もともと体からだにいる 菌きんが 原因げんいんになることもあります。
予防よぼう・介護かいご
手指衛生しゅしえいせいを 行おこない、 水みずまわりや 器具きぐを 清潔せいけつに 管理かんりします。 抗菌薬こうきんやくが 効ききにくい 菌きんもありますが、 すべての緑膿菌りょくのうきんが多剤耐性たざいたいせいというわけではありません。

覚おぼえておこう

同おなじ 症状しょうじょうでも、 原因げんいんや 必要ひつような 対策たいさくは 違ちがいます。

介護職かいごしょくは、 病名びょうめいを 決きめるのではなく、 変化へんかを 観察かんさつして 報告ほうこくし、 医療職いりょうしょくと 連携れんけいして 対応たいおうします。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

結核けっかく は空気感染くうきかんせん、 疥癬かいせん の原因げんいんはヒゼンダニです。

レジオネラ症しょう は浴槽よくそうや 加湿器かしつきなどの 管理かんり、 破傷風はしょうふう は土つちと 傷口きずぐちに 注目ちゅうもくします。

HIV感染かんせんとエイズ、 保菌ほきんと発症はっしょう は、それぞれ区別くべつして 覚おぼえましょう。

毎日まいにちの 介護かいごで 感染かんせんを 防ふせごう

感染対策かんせんたいさくは、 感染症かんせんしょうが 発生はっせいしたときだけ 行おこなうものではありません。 毎日まいにちの 介護かいごの 中なかで、 手て・ 物もの・ 環境かんきょうを 通とおして 病原体びょうげんたいを 広ひろげない ことが大切たいせつです。

① 排泄介助はいせつかいじょ・ おむつ交換こうかん

清潔せいけつなものと、 使用済しようずみのものを 分わける

おむつ交換こうかんでは、 使つかい捨すての 手袋てぶくろと、 エプロンまたは長袖ながそでガウンを 着用ちゃくようします。 必要ひつような 物品ぶっぴんを 先さきに 準備じゅんびしておきます。

使用済しようずみのおむつは、 周まわりを 汚よごさないように 袋ふくろなどに 入いれます。 汚よごれた 手袋てぶくろで、 新あたらしいおむつの 保管場所ほかんばしょや ドアノブに触ふれません。

手袋てぶくろやエプロンは、 ケアごとに交換こうかんします。 手袋てぶくろを 外はずした 後あとは、 手指衛生しゅしえいせいを 行おこないます。

② 口腔こうくうケア

唾液だえきや しぶきから身みを 守まもり、 道具どうぐを 共用きょうようしない

口くちの 中なかや 唾液だえきに 触ふれるため、 手袋てぶくろを 使つかいます。 しぶきが顔かおに かかるおそれがあるときは、 マスクやゴーグルなども 着用ちゃくようします。

歯はブラシや 義歯ぎしの 容器ようきは、 利用者りようしゃごとに 分わけます。 使つかった 後あとは 製品せいひんに 合あった 方法ほうほうで 洗あらい、 清潔せいけつに 保管ほかんします。

口くちの 中なかを 清潔せいけつに 保たもつことは、 誤嚥性肺炎ごえんせいはいえんの 予防よぼうにもつながります。 誤嚥性肺炎ごえんせいはいえんとは、 細菌さいきんを 含ふくむ 唾液だえきなどが 気道きどうに 入はいることで 起おこる 肺炎はいえんです。

③ 食事介助しょくじかいじょ

食事しょくじの 前まえは、 職員しょくいんも 利用者りようしゃも 手てを 清潔せいけつにする

職員しょくいんは、 食事介助しょくじかいじょの 前まえに、 石せっけんと 流水りゅうすいで 手てを 洗あらいます。 利用者りようしゃにも 手洗てあらいを 促うながし、 必要ひつような 介助かいじょをします。

清潔せいけつな 食器しょっきや 器具きぐを 使つかいます。 食品しょくひんは、 決きめられた 温度おんどと 時間じかんで 管理かんりします。

排泄介助はいせつかいじょに 使つかった 手袋てぶくろやエプロンのまま、 食事介助しょくじかいじょをしません。

④ リネン・衣類いるい

汚よごれたリネンを 振ふり回まわさず、 静しずかにまとめる

リネンとは、シーツやタオルなどです。 交換こうかんするときは、 病原体びょうげんたいを 広ひろげないように、 汚よごれた 面めんを 内側うちがわにしてまとめます。

床ゆかに 置おかず、 決きめられた 袋ふくろや 容器ようきに 入いれます。 便べんや 嘔吐物おうとぶつなどが ついているときは、 必要ひつような 防護具ぼうごぐを 使つかいます。

洗濯せんたくや 消毒しょうどくの 方法ほうほうは、 病原体びょうげんたい、 汚よごれの 状態じょうたい、 素材そざいに 合あわせて 確認かくにんします。

⑤ 清掃せいそう・ 共用きょうようする 物もの

よく触ふれる 場所ばしょを 清潔せいけつにする

ドアノブ、手てすり、 ベッドの柵さく、 スイッチなどは、 多おおくの 人ひとが 触ふれます。 定期的ていきてきに 清掃せいそうし、 必要ひつように 応おうじて 消毒しょうどくします。

トイレに使つかった 清掃用具せいそうようぐは、 食事しょくじのテーブルなどには 使つかいません。 共用きょうようする 器具きぐも、 使用後しようごに 適切てきせつに 洗浄せんじょう・ 消毒しょうどくします。

消毒薬しょうどくやくは、 病原体びょうげんたいと 使つかう 場所ばしょに 合あわせて 選えらびます。 製品せいひんに 示しめされた 濃度のうどや 使用方法しようほうほうを 守まもります。

⑥ 浴槽よくそう・ 加湿器かしつき

水みずを 使つかう 設備せつびで、 菌きんを 増ふやさない

浴槽よくそうや 加湿器かしつきなどは、 管理かんりが 不十分ふじゅうぶんだと、 レジオネラ属菌ぞくきんなどが 増ふえることがあります。

浴槽よくそうだけでなく、 配管はいかんやフィルターなども、 決きめられた 手順てじゅんで 清掃せいそう・ 消毒しょうどくします。 必要ひつような 水質検査すいしつけんさや 記録きろくも 行おこないます。

加湿器かしつきは、 取扱説明書とりあつかいせつめいしょに 従したがい、 水みずの 交換こうかんや タンクの洗浄せんじょうを 行おこないます。

見みた目めが きれいでも、 菌きんがいないとは 限かぎりません。

職員自身しょくいんじしんの 健康管理けんこうかんりも 感染対策かんせんたいさく

出勤前しゅっきんまえに、 発熱はつねつ・せき・ 嘔吐おうと・ 下痢げりなどがないか、 体調たいちょうを 確認かくにんします。

感染症かんせんしょうが 疑うたがわれる 症状しょうじょうがあるときは、 出勤しゅっきんする 前まえに 職場しょくばへ 連絡れんらく し、勤務きんむや 受診じゅしんについて 相談そうだんします。 勤務中きんむちゅうに 症状しょうじょうが 出でたときも、 すぐに報告ほうこくします。

日頃ひごろから 睡眠すいみんや 栄養えいようをとり、 手荒てあれのケアや、 必要ひつような 予防接種よぼうせっしゅの 確認かくにんも 行おこないます。

覚おぼえておこう

清掃せいそうの 途中とちゅうで 利用者りようしゃに 呼よばれても、 汚よごれた 手袋てぶくろのまま 介助かいじょしません。

手袋てぶくろを 外はずして 手指衛生しゅしえいせいを 行おこない、 次つぎのケアに 必要ひつような 準備じゅんびをします。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

手袋てぶくろを 着つけていても、 その表面ひょうめんは 汚よごれます。 利用者りようしゃや 作業さぎょうが 変かわるときの 対応たいおうに 注意ちゅういしましょう。

清潔せいけつなものと 汚よごれたものを 分わけ、 手てや 物ものを 通とおして 病原体びょうげんたいを 広ひろげないことが 基本きほんです。

感染かんせんが 疑うたがわれるときは、 どう対応たいおうする?

発熱はつねつ・せき・ 嘔吐おうと・ 下痢げりなどが 見みられたら、 利用者りようしゃの 状態じょうたいを 確認かくにんし、 医療職いりょうしょくや 責任者せきにんしゃに 連絡れんらくします。

利用者りようしゃの 安全あんぜんを 守まもりながら、 ほかの人ひとに 感染かんせんを 広ひろげない 対応たいおうを 始はじめます。

最初さいしょに 行おこなうこと

① 状態じょうたいと 安全あんぜんを 確認かくにんする

呼よびかけに 反応はんのうするか、 息苦いきぐるしさがないか、 顔色かおいろはどうかを 確認かくにんします。 嘔吐おうとしているときは、 吐はいたものが 気道きどうに 入はいらないように 注意ちゅういします。

強つよい 息苦いきぐるしさや、 呼よびかけへの 反応はんのうが 悪わるいときは、 すぐに応援おうえんを 呼よびます。 施設しせつの 緊急時きんきゅうじの 手順てじゅんに 沿そって、 救急要請きゅうきゅうようせいなどの 対応たいおうをします。

② 応援おうえんを 呼よび、 医療職いりょうしょくに 連絡れんらくする

一人ひとりで すべてに対応たいおうしようとせず、 利用者りようしゃを 見守みまもる 人ひと、 連絡れんらくする 人ひと、 環境かんきょうを 整ととのえる 人ひとなど、 役割やくわりを 分わけます。

症状しょうじょう、 始はじまった 時刻じこく、 いつもとの違ちがいを 伝つたえます。 すべての情報じょうほうが そろうまで、 連絡れんらくを 待まつ 必要ひつようはありません。

③ 感染かんせんを 広ひろげない 対策たいさくをする

標準予防策ひょうじゅんよぼうさくを 行おこない、 疑うたがわれる 感染経路かんせんけいろに 合あわせて、 必要ひつような 防護具ぼうごぐを 使つかいます。

ほかの利用者りようしゃとの 接触せっしょくを 減へらす、 部屋へやを 調整ちょうせいする、 器具きぐを 分わけるなど、 医療職いりょうしょくと 相談そうだんして 対応たいおうします。

④ 記録きろくし、 職員間しょくいんかんで 共有きょうゆうする

症状しょうじょうや 対応たいおう、 受うけた 指示しじを 時刻じこくと 一緒いっしょに 記録きろくします。 交代こうたいする 職員しょくいんにも 伝つたえます。

ほかの利用者りようしゃや 職員しょくいんにも 同おなじような 症状しょうじょうがないかを 確認かくにんし、 責任者せきにんしゃへ 報告ほうこくします。

覚おぼえておこう

診断しんだんが 出でる 前まえでも、 必要ひつような 感染対策かんせんたいさくを 始はじめます。

状態確認じょうたいかくにん、 連絡れんらく、 感染対策かんせんたいさくは、 状況じょうきょうに 応おうじて 同時どうじに 進すすめます。 緊急きんきゅうの 対応たいおうを、 記録きろくのために 遅おくらせません。

例れい: 利用者りようしゃが 嘔吐おうとしたとき

嘔吐おうとには、 感染症かんせんしょう 以外いがいの 原因げんいんもあります。 ただし、原因げんいんが わかるまでは、 ノロウイルスなどの 病原体びょうげんたいが 含ふくまれている 可能性かのうせい を考かんがえて 処理しょりします。

① 利用者りようしゃを 守まもり、 周まわりの 人ひとを 離はなす

利用者りようしゃの 状態じょうたいを 確認かくにんし、 応援おうえんを 呼よびます。 床ゆかの 清掃せいそうだけを 優先ゆうせんしません。

ほかの利用者りようしゃが 近ちかづいたり、 嘔吐物おうとぶつを 踏ふんだりしないようにします。 換気かんきも 行おこないます。

② 防護具ぼうごぐと 処理用品しょりようひんを 準備じゅんびする

使つかい捨すての 手袋てぶくろ、 エプロンまたは長袖ながそでガウン、 マスクを着用ちゃくようします。 しぶきがかかるおそれがあれば、 ゴーグルやフェイスシールドも 使つかいます。

ペーパータオル、 廃棄用はいきようの 袋ふくろ、 適切てきせつな 消毒液しょうどくえきなどを 準備じゅんびします。

③ 外側そとがわから 内側うちがわへ、 静しずかに 拭ふき取とる

嘔吐物おうとぶつを 湿しめらせた ペーパータオルなどで 覆おおい、 周まわりに 広ひろげないように 拭ふき取とります。

一度いちど 使つかった ペーパータオルは、 廃棄用はいきようの 袋ふくろへ 入いれます。 同おなじ 面めんで、 ほかの場所ばしょを 拭ふきません。

④ 周まわりも 消毒しょうどくする

目めに 見みえる 嘔吐物おうとぶつの 周まわりにも、 しぶきが飛とんでいる 可能性かのうせいがあります。 汚よごれを 取とり除のぞいた 後あと、 周囲しゅういも 含ふくめて 消毒しょうどくします。

ノロウイルスを想定そうていし、 次亜塩素酸じあえんそさんナトリウムなど、 有効ゆうこうな 消毒薬しょうどくやくを 使つかいます。 濃度のうど、 消毒液しょうどくえきで 濡ぬらしておく 時間じかん、 水拭みずぶきの 方法ほうほうは、 製品せいひんの 説明せつめいと 施設しせつの 手順てじゅんを 確認かくにんします。

⑤ 廃棄はいきして、 手てを 洗あらう

使つかったものは 袋ふくろに 入いれて 口くちを 閉とじ、 施設しせつの 手順てじゅんに 従したがって 捨すてます。

防護具ぼうごぐは、 汚よごれた 表面ひょうめんが 手てや 衣服いふくにつかないように 外はずします。 最後さいごに、 石せっけんと 流水りゅうすいで 手てを 洗あらいます。

嘔吐物おうとぶつの 処理しょりで してはいけないこと

掃除機そうじきで 吸すう、 ほうきで掃はく、 消毒液しょうどくえきを スプレーで吹ふきかける ことは避さけます。 病原体びょうげんたいを 周まわりに 広ひろげる おそれがあります。

次亜塩素酸じあえんそさんナトリウムは、 手指しゅしの 消毒しょうどくには 使つかいません。 酸性さんせいの 洗剤せんざいなどと 混まぜてはいけません。

報告ほうこく・ 記録きろくすること

症状しょうじょうと 経過けいか

いつから、どのような 症状しょうじょうがあるか。 嘔吐おうとや 下痢げりの 回数かいすう、 体温たいおん、 呼吸こきゅう、 反応はんのうなどを 伝つたえます。

行おこなった 対応たいおう

誰だれに 連絡れんらくしたか、 どのような指示しじがあったか、 どの対策たいさくを 行おこなったかを 時刻じこくとともに 残のこします。

見みたことを 具体的ぐたいてきに 伝つたえる

「ノロウイルスだと思おもいます」 と病名びょうめいを 決きめるのではなく、 観察かんさつした 事実じじつを 伝つたえます。

報告ほうこくの例れい
「10時じごろから 2回かい 嘔吐おうとしました。 体温たいおんは37.8℃です。 呼よびかけには 答こたえますが、 いつもより元気げんきがありません。」

試験しけんで 覚おぼえるポイント

利用者りようしゃの 安全確認あんぜんかくにん、 早はやめの 連絡れんらく、 感染かんせんを 広ひろげない 対策たいさく を組くみ 合あわせます。

嘔吐物おうとぶつは、 防護具ぼうごぐを 着つけ、 外側そとがわから 内側うちがわへ 静しずかに 拭ふき取とります。 処理後しょりごは、 石せっけんと 流水りゅうすいで 手てを 洗あらいます。

感染症法かんせんしょうほうと 保健所ほけんじょの 役割やくわりを 知しろう

感染症法かんせんしょうほうは、 感染症かんせんしょうを 予防よぼうし、 広ひろがることを 防ふせぐための 法律ほうりつです。 患者かんじゃが 必要ひつような 医療いりょうを 受うけるための 仕組しくみも 定さだめています。

1〜5類るいの 代表例だいひょうれいを 確認かくにんしよう

感染かんせんする 力ちからや、 病気びょうきの 重おもさ、 必要ひつような 対策たいさくなどを 考かんがえて 分類ぶんるいされています。

一類感染症いちるいかんせんしょう

感染力かんせんりょくや 重症化じゅうしょうかなどの 面めんから、 危険性きけんせいが 非常ひじょうに 高たかい 感染症かんせんしょうです。

例れい
エボラ出血熱しゅっけつねつ、 ペストなど

二類感染症にるいかんせんしょう

感染力かんせんりょくや 重症化じゅうしょうかなどの 面めんから、 危険性きけんせいが 高たかい 感染症かんせんしょうです。

例れい
結核けっかく、 SARS(重症急性呼吸器症候群じゅうしょうきゅうせいこきゅうきしょうこうぐん)、 MERS(中東呼吸器症候群ちゅうとうこきゅうきしょうこうぐん)など

三類感染症さんるいかんせんしょう

食品しょくひんを 扱あつかう 仕事しごとなどを 通とおして、 集団感染しゅうだんかんせんを 起おこすおそれがある 感染症かんせんしょうです。

例れい
腸管出血性大腸菌感染症ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきんかんせんしょう、 コレラ、細菌性赤痢さいきんせいせきりなど

四類感染症よんるいかんせんしょう

動物どうぶつや 水みず、 食品しょくひんなどを 通とおしてうつり、 感染源かんせんげんや 環境かんきょうへの 対策たいさくが 重要じゅうような 感染症かんせんしょうです。

例れい
レジオネラ症しょう、 A型肝炎がたかんえん、 狂犬病きょうけんびょうなど

五類感染症ごるいかんせんしょう

発生状況はっせいじょうきょうを 調しらべ、 情報じょうほうを 伝つたえることで、 予防よぼうや 感染かんせんの 拡大防止かくだいぼうしにつなげる 感染症かんせんしょうです。

例れい
季節性きせつせいインフルエンザ、 新型しんがたコロナウイルス 感染症かんせんしょう、 感染性胃腸炎かんせんせいいちょうえん、 麻ましん、 破傷風はしょうふうなど

分類ぶんるいと 感染経路かんせんけいろは 別べつに 覚おぼえよう

結核けっかくも 麻ましんも 空気感染くうきかんせんしますが、 結核けっかくは 二類にるい、 麻ましんは 五類ごるい です。

「五類ごるいだから 軽かるい」 「感染対策かんせんたいさくはいらない」 という意味いみではありません。

感染症法かんせんしょうほうには、 1〜5類るいのほかにも、 新型しんがたインフルエンザ 等感染症とうかんせんしょう、 指定感染症していかんせんしょう、 新感染症しんかんせんしょう という区分くぶんがあります。

五類ごるいにも 2つの把握方法はあくほうほうがある

把握はあくとは、 状況じょうきょうを 知しることです。 五類感染症ごるいかんせんしょうの 発生状況はっせいじょうきょうを 知しる 方法ほうほうには、 次つぎの2つがあります。

全数把握ぜんすうはあく

届出とどけでの 基準きじゅんに 当あてはまる 患者かんじゃなどを 診断しんだんした 医師いしが、 一人ひとりずつ 届とどけ出でます。

例れい: 麻ましん、 破傷風はしょうふうなど

定点把握ていてんはあく

あらかじめ指定していされた 医療機関いりょうきかんが、 患者数かんじゃすうなどを 報告ほうこくします。 流行りゅうこうの 動うごきを 調しらべます。

例れい: 季節性きせつせいインフルエンザ、 新型しんがたコロナ、 感染性胃腸炎かんせんせいいちょうえんなど

医師いしの 届出とどけでと、 施設しせつの 報告ほうこくを 区別くべつしよう

感染症法かんせんしょうほうに 基もとづく 医師いしの 届出とどけでとは 別べつに、 施設しせつにも 感染症かんせんしょうなどの 発生状況はっせいじょうきょうを 報告ほうこくする 仕組しくみ があります。

同おなじような 症状しょうじょうの 人ひとが 増ふえたときなどは、 介護職かいごしょくから 医療職いりょうしょくや 施設しせつの 責任者せきにんしゃへ 伝つたえます。

施設長しせつちょうなどは、 報告基準ほうこくきじゅんに 従したがい、 保健所ほけんじょと、 市町村しちょうそんなどの 施設しせつを 担当たんとうする 部署ぶしょ に報告ほうこくします。 基準きじゅんに 達たっしていなくても、 必要ひつようなときは 早はやめに 相談そうだんします。

保健所ほけんじょは 何なにをするところ?

保健所ほけんじょは、 地域ちいきの 人ひとたちの 健康けんこうを 守まもる 行政機関ぎょうせいきかんです。 感染症かんせんしょうへの 対応たいおうでは、 次つぎのような 役割やくわりがあります。

① 発生状況はっせいじょうきょうを 調しらべる

いつ、どこで、何人なんにんに 症状しょうじょうが 出でたかなどを 確認かくにんします。 感染源かんせんげんや 広ひろがり方かたを 調しらべます。

② 感染対策かんせんたいさくを 助言じょげんする

消毒しょうどく、 利用者りようしゃの 健康観察けんこうかんさつ、 施設内しせつないでの 対応たいおうなどについて、 必要ひつような 助言じょげんや 指導しどうをします。

③ 関係機関かんけいきかんと 連携れんけいする

医療機関いりょうきかんや 自治体じちたいなどと 情報じょうほうを 共有きょうゆうし、 感染かんせんが 広ひろがることを 防ふせぎます。

施設しせつでも 日頃ひごろから 準備じゅんびしよう

感染対策かんせんたいさくの 体制たいせい

委員会いいんかいや 担当者たんとうしゃを 中心ちゅうしんに、 手順てじゅん、 連絡先れんらくさき、 物品ぶっぴんを 確認かくにんします。 研修けんしゅうや 訓練くんれんも 行おこないます。

BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)

感染症かんせんしょうで 職員しょくいんが 休やすむなどしても、 必要ひつような 介護かいごを 続つづけるための 計画けいかく です。 優先ゆうせんする 業務ぎょうむや 応援おうえんの 頼たのみ方かたなどを 決きめておきます。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

結核けっかくは 二類にるい、 腸管出血性大腸菌感染症ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきんかんせんしょうは 三類さんるい、 レジオネラ症しょうは 四類よんるい です。

五類ごるいにも 全数把握ぜんすうはあくと 定点把握ていてんはあくがあり、 必要ひつような 感染対策かんせんたいさくは 続つづけます。

保健所ほけんじょは、 感染症かんせんしょうの 調査ちょうさや 対策たいさくについて 相談そうだん・ 連携れんけいする 機関きかん です。

試験しけんでは ここを確認かくにんしよう

感染症かんせんしょうの 問題もんだいを 解とくときは、 病名びょうめいだけを 見みて 答こたえを 選えらばないようにしましょう。

まず、 「この問題もんだいは、 何なにを 聞きいているか」 を確認かくにんします。 ここまで学まなんだことを、 次つぎの5つに 分わけて 整理せいりしましょう。

① 病原体びょうげんたい

「何なにが 原因げんいんで 起おこる?」

ウイルス、細菌さいきん、 真菌しんきん、 ダニなどの違ちがいを 確認かくにんします。

確認かくにんする 組くみ合あわせ

・インフルエンザ → ウイルス
・結核けっかく → 細菌さいきん (結核菌けっかくきん)
・疥癬かいせん → ヒゼンダニ

「感染症かんせんしょうは すべて細菌さいきんが 原因げんいん」 ではありません。

② 感染経路かんせんけいろ

「どのようにうつる?」

病原体びょうげんたいが、 どのように体からだに 入はいるかを 確認かくにんします。

確認かくにんする 組くみ合あわせ

・結核けっかく → 空気感染くうきかんせん
・ノロウイルス → 手てや 食品しょくひんなどを 通とおして 口くちから 入はいる
・破傷風はしょうふう → 傷口きずぐちから 菌きんが 入はいる

感染経路かんせんけいろは、 1つだけとは限かぎりません。 また、人ひとから 人ひとへ うつらない感染症かんせんしょうもあります。

③ 予防策よぼうさく

「どうすれば防ふせげる?」

手洗てあらい、 消毒しょうどく、 防護具ぼうごぐ、 換気かんきなどが、 病原体びょうげんたいや 感染経路かんせんけいろに 合あっているかを 確認かくにんします。

確認かくにんする 組くみ合あわせ

・空気感染くうきかんせんへの 職員しょくいんの 対策たいさく → N95マスクなど
・ノロウイルスへの 手指衛生しゅしえいせい → 石せっけんと 流水りゅうすいによる 手洗てあらい
・レジオネラ症しょうの 予防よぼう → 浴槽よくそうや 加湿器かしつきなどの 管理かんり

「どの病原体びょうげんたいにも、 同おなじ 消毒方法しょうどくほうほうでよい」 とは考かんがえません。

④ 症状しょうじょう・ 状態じょうたい

「どのような変化へんかに 注意ちゅういする?」

発熱はつねつなどの 症状しょうじょうだけでなく、 食欲しょくよく、 元気げんき、 呼吸こきゅうなど、 いつもとの違ちがいに 注目ちゅうもくします。

区別くべつして 覚おぼえること

・保菌ほきんしていることと、 発症はっしょうしていること
・HIVに感染かんせんしていることと、 エイズを発症はっしょうしていること

「熱ねつがないから、 感染症かんせんしょうではない」 とは判断はんだんできません。

⑤ 介護かいご・ 連携れんけい

「介護職かいごしょくは どう対応たいおうする?」

利用者りようしゃの 安全あんぜんを 守まもる 行動こうどう、 医療職いりょうしょくへの 報告ほうこく、 感染かんせんを 広ひろげない 対応たいおうを 確認かくにんします。

確認かくにんすること

・嘔吐おうとしたときは、 清掃せいそうだけでなく 利用者りようしゃの 状態じょうたいも 確認かくにんする
・観察かんさつしたことを 医療職いりょうしょくへ 具体的ぐたいてきに 報告ほうこくする
・施設しせつは 必要ひつように 応おうじて 保健所ほけんじょなどと 連携れんけいする

介護職かいごしょくだけで 病名びょうめいや 治療ちりょうを 決きめません。

選択肢せんたくしは 最後さいごまで 読よもう

知しっている 言葉ことばが 出でてきても、 その選択肢せんたくしが 正ただしいとは 限かぎりません。 「誰だれに」 「いつ」 「何なにをするか」 まで確認かくにんしましょう。

例れい: 手袋てぶくろについての 文章ぶんしょう

「おむつ交換こうかんでは 手袋てぶくろを 使つかうため、 外はずした 後あとの 手指衛生しゅしえいせいは 必要ひつようない。」

この文章ぶんしょうは 誤あやまりです。 手袋てぶくろを 使つかうことは 正ただしいですが、 外はずした 後あとも 手指衛生しゅしえいせいが 必要ひつようです。

前半ぜんはんだけで 判断はんだんせず、 文章全体ぶんしょうぜんたい を読よみましょう。

試験しけんのポイント

① 病原体びょうげんたい
② 感染経路かんせんけいろ
③ 予防策よぼうさく
④ 症状しょうじょう・ 状態じょうたい
⑤ 介護かいご・ 連携れんけい

何なにを 聞きかれているかを 確認かくにんし、 選択肢せんたくしの 内容ないようが 場面ばめんに 合あっているかを 考かんがえましょう。

試験しけんでよく 間違まちがえるポイント

○か×かを考かんがえてから、 「答こたえを見みる」を 押おして 確認かくにんしましょう。

1

症状しょうじょうがなければ、 感染かんせんしていない。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
×

感染かんせんしていても、 症状しょうじょうが 出でないことがあります。 感染かんせんすることと、 発症はっしょうすることは 同おなじではありません。

2

標準予防策ひょうじゅんよぼうさくは、 すべての利用者りようしゃに 行おこなう。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
○

感染症かんせんしょうがあるかどうかに かかわらず、 すべての利用者りようしゃに 行おこないます。

ただし、いつもすべての 防護具ぼうごぐを 使つかうわけではありません。 ケアの内容ないように 合あわせて 選えらびます。

3

手袋てぶくろをしていれば、 外はずしたあとの 手指衛生しゅしえいせいは 必要ひつようない。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
×

手袋てぶくろを 外はずすときなどに、 手てが 汚よごれることがあります。 手袋てぶくろを 外はずしたあとも、 手指衛生しゅしえいせいを 行おこないます。

4

感染経路別予防策かんせんけいろべつよぼうさくは、 標準予防策ひょうじゅんよぼうさくに 追加ついかして 行おこなう。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
○

標準予防策ひょうじゅんよぼうさくを 続つづけながら、 感染経路かんせんけいろに 合あわせた 対策たいさくを 追加ついかします。 標準予防策ひょうじゅんよぼうさくを やめるわけではありません。

5

高齢者こうれいしゃは、 高たかい熱ねつがなければ、 感染症かんせんしょうを 疑うたがう 必要ひつようはない。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
×

高齢者こうれいしゃは、 感染かんせんしても 高たかい熱ねつが 出でないことがあります。

食事しょくじの 量りょうや、 意識いしき・ 呼吸こきゅうの 状態じょうたいなど、 いつもとの違ちがいにも 注意ちゅういします。

6

MRSAを保菌ほきんしていることと、 発症はっしょうしていることは 同おなじである。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
×

MRSAが体からだにいても、 症状しょうじょうがない 場合ばあいがあります。 保菌ほきんしているだけで、 発症はっしょうしているとは いえません。

症状しょうじょうがなくても、 必要ひつような 感染対策かんせんたいさくは 行おこないます。

7

感染症かんせんしょうが 疑うたがわれるときは、 診断しんだんが 決きまるまで 報告ほうこくしない。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
×

診断しんだんを 待またずに、 気きづいた 変化へんかを 速すみやかに 報告ほうこくします。

いつから、どのような 症状しょうじょうがあるかを、 看護職かんごしょくや 責任者せきにんしゃに 具体的ぐたいてきに 伝つたえます。

8

同おなじ 利用者りようしゃのケアでも、 汚よごれた 作業さぎょうから 清潔せいけつな 作業さぎょうに 移うつるときは、 手袋てぶくろを 交換こうかんする。

○ それとも × ?

答こたえを見みる
○

おむつ交換こうかんに 使つかった 手袋てぶくろのまま、 口腔こうくうケアをしてはいけません。

手袋てぶくろを 外はずして 手指衛生しゅしえいせいを 行おこない、 新あたらしい 手袋てぶくろをつけます。

まとめ

感染症かんせんしょうについて、 試験しけんで 大切たいせつなポイントを 確認かくにんしましょう。

  • 感染かんせんが 成立せいりつする3つの 要因よういんは、 感染源かんせんげん・ 感染経路かんせんけいろ・ 感受性宿主かんじゅせいしゅくしゅ です。

  • 感染かんせんしていても、 症状しょうじょうが 出でないことがあります。 感染かんせんと 発症はっしょうは 同おなじではありません。

  • 標準予防策ひょうじゅんよぼうさくは、 感染症かんせんしょうがあるかどうかに かかわらず、 すべての利用者りようしゃに 行おこないます。

  • 標準予防策ひょうじゅんよぼうさくに 加くわえて、 感染経路かんせんけいろに 合あわせた 対策たいさく を行おこないます。

  • 手袋てぶくろを 外はずしたあとも、 手指衛生しゅしえいせいが 必要ひつようです。 手袋てぶくろは、 利用者りようしゃや 作業さぎょうに 合あわせて 交換こうかんします。

  • 高齢者こうれいしゃは、 感染かんせんしても 高たかい熱ねつが 出でないことがあります。 食事しょくじの 量りょうや 意識いしき、 呼吸こきゅうなどの 変化へんか にも注意ちゅういします。

  • 感染かんせんが 疑うたがわれるときは、 利用者りようしゃの 安全あんぜんを 確認かくにんし、 気きづいた 変化へんかを 速すみやかに 報告ほうこくします。

  • 保健所ほけんじょは、 感染症かんせんしょうの 発生状況はっせいじょうきょうを 調しらべ、 感染かんせんが 広ひろがらないように 助言じょげんや 支援しえん をします。

試験しけんのポイント:

感染症かんせんしょうの 問題もんだいでは、 病気びょうきの 名前なまえを 覚おぼえるだけでなく、 「どのようにうつるか」 「どうすれば防ふせげるか」 を考かんがえることが 大切たいせつです。

病原体びょうげんたい、 感染経路かんせんけいろ、 予防策よぼうさく、 介護職かいごしょくの 対応たいおうを 一緒いっしょに 確認かくにんしておきましょう。

実際じっさいの 過去問かこもんに 挑戦ちょうせんしよう

感染症かんせんしょうの 基本きほんがわかったら、 実際じっさいに 出題しゅつだいされた 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんの 問題もんだいに 挑戦ちょうせんしてみましょう。

学まなんだポイントを 過去問かこもんで 確認かくにんしよう

感染経路かんせんけいろ、 標準予防策ひょうじゅんよぼうさく、 手指衛生しゅしえいせいなどが、 実際じっさいの 試験しけんで どのように問とわれているか 確認かくにんできます。