解答と解説
問題50
頸髄損傷の利用者が、安全に入浴するために使用する福祉用具に関する問題です。
答えは、「3」です。
頸髄損傷とは、首の脊髄が傷つくことで起こる障害です。
第5頸髄(C5)を損傷すると、肩や肘、前腕の一部はある程度動かせますが、手を用いた動き以外に制限があり、ほとんどのADLは介護が必要になります。
福祉用具は、障害の程度や残っている身体機能に合わせて、適切に選びます。
1 移乗台
【×】誤りです。移乗台は、浴槽の外に設置し、利用者が座ったまま浴槽に出入りできるようにするものです。自力で座位を保つことが難しいAさんには適していません。
2 バスボード
【×】誤りです。バスボードは浴槽の両縁に取り付けて、座ったまま浴槽をまたぐための福祉用具です。自力で座位を保つことが難しいAさんには適していません。
3 入浴用リフト
4 浴槽用手すり
【×】誤りです。手すりは、利用者本人が「握って」体を支えるためのものです。Aさんは指を曲げて握ることが難しいため、適切ではありません。
5 滑り止めマット
【×】誤りです。滑り止めマットは、浴室内での転倒を防ぐためのものです。お尻が滑らないように浴槽内で使うものや洗い場で使うものなどがあります。体幹が安定しないAさんが使用する福祉用具としては適切ではありません。