解答と解説
問題27
尿路感染症に関する問題です。
答えは、「2」です。
泌尿器について、イラストで確認しましょう。
男性と女性の違いなどもイラストを見ると、よくわかると思います。
尿路感染症は、尿道口から菌が入り、尿道や膀胱などの尿路に細菌が感染する病気です。尿道口から菌が入り、少しずつ感染が広がっていきます。症状は頻尿、排尿時の痛み、尿混濁(尿が濁っている状態)、発熱などです。
1 子宮の圧迫がある。
【×】誤りです。子宮の圧迫がは、尿路感染症の要因ではありません。
2 尿道が短く直線的である。
【○】正しい選択肢です。女性の尿道は3~4㎝程度、男性の尿道は15~21㎝程度と言われています。尿道口からの長さが短いと、感染の広がりも早くなります。
3 腹部の筋力が弱い。
【×】誤りです。腹部の筋力が弱いことは、尿路感染症の要因ではありません。
4 女性ホルモンの作用がある。
【×】誤りです。女性ホルモンの作用は、尿路感染症の要因にはなりません。
5 尿道括約筋が弛緩している。
【×】誤りです。尿道括約筋とは尿の流れを調節する筋肉です。弛緩する(ゆるむ)と尿が通過します。尿路感染症とは関係がありません。
#泌尿器 #尿路感染症