生活支援せいかつしえん技術ぎじゅつ

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問題もんだい50

Aさん(55歳さい,男性だんせい,会社員かいしゃいん)は,20歳さいのときに交通事故こうつうじこで第だい5頚髄けいずい(C5)を損傷そんしょうした。現在げんざい,電動車でんどうくるまいすを利用りようし,自宅じたくで自立じりつした生活せいかつを送おくっている。身体状況しんたいじょうきょうは安定あんていしているが,ときどき仙骨部せんこつぶに褥瘡じょくそうができることがある。入浴にゅうよくは,居宅介護きょたくかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしていて,訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が福祉用具ふくしようぐを用もちいて入浴介護にゅうよくかいごをしている。
次つぎのうち,Aさんが入浴時にゅうよくじに使用しようしている福祉用具ふくしようぐとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

1 移乗台いじょうだい
2 バスボード
3 入浴用にゅうよくようリフト
4 浴槽用手よくそうようてすり
5 滑すべり止どめマット

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとうと解説かいせつ

問題もんだい50

頸髄損傷けいずいそんしょうの利用者りようしゃが、安全あんぜんに入浴にゅうよくするために使用しようする福祉用具ふくしようぐに関かんする問題もんだいです。

答こたえは、「3」です。

頸髄損傷けいずいそんしょうとは、首くびの脊髄せきずいが傷きずつくことで起おこる障害しょうがいです。

第だい5頸髄けいずい(C5)を損傷そんしょうすると、肩かたや肘ひじ、前腕ぜんわんの一部いちぶはある程度動ていどうごかせますが、手てを用もちいた動うごき以外いがいに制限せいげんがあり、ほとんどのADLは介護かいごが必要ひつようになります。

福祉用具ふくしようぐは、障害しょうがいの程度ていどや残のこっている身体機能しんたいきのうに合あわせて、適切てきせつに選えらびます。


1 移乗台いじょうだい

【×】誤あやまりです。移乗台いじょうだいは、浴槽よくそうの外そとに設置せっちし、利用者りようしゃが座すわったまま浴槽よくそうに出入でいりできるようにするものです。自力じりきで座位ざいを保たもつことが難むずかしいAさんには適てきしていません。

2 バスボード

【×】誤あやまりです。バスボードは浴槽よくそうの両縁りょうふちに取とり付つけて、座すわったまま浴槽よくそうをまたぐための福祉用具ふくしようぐです。自力じりきで座位ざいを保たもつことが難むずかしいAさんには適てきしていません。

3 入浴用にゅうよくようリフト

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。

4 浴槽用手よくそうようてすり

【×】誤あやまりです。手てすりは、利用者本人りようしゃほんにんが「握にぎって」体からだを支ささえるためのものです。Aさんは指ゆびを曲まげて握にぎることが難むずかしいため、適切てきせつではありません。

5 滑すべり止どめマット

【×】誤あやまりです。滑すべり止どめマットは、浴室内よくしつないでの転倒てんとうを防ふせぐためのものです。お尻しりが滑すべらないように浴槽内よくそうないで使つかうものや洗あらい場ばで使つかうものなどがあります。体幹たいかんが安定あんていしないAさんが使用しようする福祉用具ふくしようぐとしては適切てきせつではありません。

♯頚髄損傷けいずいそんしょう ♯入浴にゅうよく