介護かいごの基本きほん

02:00
開始ボタンを押すとタイマーがスタートします(目安時間:2分)

問題もんだい67

Aさん(85歳さい,女性じょせい,要介護ようかいご 1 )は夫おっとと二人暮ふたりぐらしで,訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしている。Aさんは認知症にんちしょう(dementia)の進行しんこうによって,理解力りかいりょくの低下ていかがみられる。ある日ひ,Aさんが訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に,「受うけているサービスをほかのものに変更へんこうしたい」「夫おっととは仲なかが悪わるいので話はなしたくない」と,不安ふあんな様子ようすで話はなした。
意思決定支援いしけっていしえんを意識いしきした訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の対応たいおうとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

1 Aさんとの話はなし合あいの場ばに初はじめから夫おっとに同席どうせきしてもらった。
2 Aさんにサービス変更へんこうの決断けつだんを急いそぐように伝つたえた。
3 Aさんと話はなす前まえに相談内容そうだんないようを夫おっとに話はなした。
4 サービスを変更へんこうしたい理由りゆうについてAさんに確認かくにんした。
5 訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)がサービス変更へんこうをすることを判断はんだんした。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとうと解説かいせつ

問題もんだい67(解説かいせつ)

意思決定支援いしけっていしえんに関かんする問題もんだいです。

答こたえは「4」です。

「意思決定支援いしけっていしえん」とは、意思決定いしけっていが難むずかしい人ひとが、日常生活にちじょうせいかつなどで自分じぶんの意思いしで生活せいかつすることができるように、その人ひとのことを支援しえんすることをいいます。

意思決定いしけっていが難むずかしい人ひとの場合ばあい、その人ひとに関かかわる周まわりの支援者しえんしゃが適切てきせつに、わかりやすく情報じょうほうを提供ていきょうし、本人ほんにんが意思決定いしけっていできるように支援しえんすることが大切たいせつです。

1 Aさんとの話はなし合あいの場ばに初はじめから夫おっとに同席どうせきしてもらった。

【×】「夫おっととは仲なかが悪わるいので話はなしたくない」との記述きじゅつがあります。夫おっとがいると、Aさん本当ほんとうの気持きもちを引ひき出だすことは難むずかしいので、適切てきせつではありません。

2 Aさんにサービス変更へんこうの決断けつだんを急いそぐように伝つたえた。

【×】意思決定いしけっていが難むずかしい人ひとに、決断けつだんを急いそがせてはいけません。サービス変更へんこうに必ひつ要ような情報じょうほうをしっかり提供ていきょうし、意思決定いしけっていができるような支援しえんが必要ひつようです。

3 Aさんと話はなす前まえに相談内容そうだんないようを夫おっとに話はなした。

【×】意思決定いしけっていをするのは、Aさんです。また、「夫おっととは仲なかが悪わるいので話はなしたくない」という記述きじゅつからも、夫おっとに先さきに相談そうだんすることは適切てきせつではありません。

4 サービスを変更へんこうしたい理由りゆうについてAさんに確認かくにんした。

【〇】Aさんの気持きもちを傾聴けいちょうし、Aさんの意思いしを引ひき出だそうとしている選択肢せんたくしです。

5 訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)がサービス変更へんこうをすることを判断はんだんした。

【×】訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が判断はんだんするのは、利用者りようしゃの意思決定いしけっていとはいえませんし、利用者主体りようしゃしゅたいの考かんがえ方かたからも適切てきせつではありません。

【試験に出る言葉】「意思」「意向」「希望」の違いは?意味と過去問での使われ方あわせて読みたい【試験に出る言葉】「意思」「意向」「希望」の違いは?意味と過去問での使われ方

#意思決定支援いしけっていしえん #自己決定じこけってい #利用者主体りようしゃしゅたい