国家試験こっかしけんの問題もんだいを解とくために必要ひつような文法ぶんぽうをしっかりおさえましょう。

1.「~ことにする」の 意味いみ

「~ことにする」は、 「~すると 決きめる」 という 意味いみを 表あらわす 文法ぶんぽうです。

意味いみ

「~すると 決きめる」
「~しないと 決きめる」

💡 やさしい 日本語にほんごで 考かんがえると…

「自分じぶんの 意思いしで 決きめる」

いくつかの 方法ほうほうや 選択肢せんたくしがある 中なかで、 「これをする」と 決きめたときに 使つかいます。

例れい
毎日まいにち 30分ぷん、 日本語にほんごを 勉強べんきょうする ことにします 。
↓
毎日まいにち 30分ぷん、 日本語にほんごを 勉強べんきょうすると 決きめます 。
「する」ことも 「しない」ことも 決きめることができます
~することにする 来月らいげつから 運動うんどうすることにします。

→ 来月らいげつから 運動うんどうすると 決きめます。
~ないことにする 今日きょうは 外出がいしゅつしないことにします。

→ 今日きょうは 外出がいしゅつしないと 決きめます。
「これからすること」だけを 表あらわす 文法ぶんぽうではありません
「~ことにする」には、 考かんがえたあとで 決きめる という 意味いみがあります。
今日きょうは 電車でんしゃではなく、 バスで 行いくことにします。

→ いくつかの 方法ほうほうを 考かんがえて、 バスで 行いくと 決きめました。
💡 「~します」と 「~ことにします」は 少すこし 違ちがいます
明日あした、 病院びょういんへ 行いきます。
→ 明日あしたの 予定よていを 伝つたえています。

明日あした、 病院びょういんへ 行いくことにします。
→ 考かんがえたあとで、 「病院びょういんへ 行いく」と 決きめたことを 表あらわしています。
覚おぼえ 方かた

~することにする
→ ~すると 決きめる

~ないことにする
→ ~しないと 決きめる

「ことにする」を 見みたら、 まず 「決きめる」 と言いいかえて 読よんでみましょう。

2.文ぶんの 形かたちを 覚おぼえよう

「~ことにする」の 前まえには、 動詞どうし がきます。

基本きほんは、 「する」と 決きめる 形かたち と、 「しない」と 決きめる 形かたち の2つです。

動詞どうしの 形かたちを 確認かくにんしてから、 「ことにする」をつけましょう。
① 「する」と 決きめる
動詞どうしの 辞書形じしょけい + ことにする
例れい 毎朝まいあさ、 歩あるく ことにします 。
→ 毎朝まいあさ、 歩あるくと 決きめます。
② 「しない」と 決きめる
動詞どうしの ない形けい + ことにする
例れい 今日きょうは お酒さけを 飲のまない ことにします 。
→ 今日きょうは お酒さけを 飲のまないと 決きめます。
「する」の 形かたちも 変かわります
~ことにする → 「~すると 決きめる」

例れい: 今日きょうは 早はやく 寝ねることにする。
~ことにします → 「~すると 決きめます」

例れい: 今日きょうは 早はやく 寝ねることにします。
~ことにした → 「~すると 決きめた」

例れい: 今日きょうは 早はやく 寝ねることにした。
~ことにしました → 「~すると 決きめました」

例れい: 来年らいねん、 介護福祉士かいごふくししの 試験しけんを 受うけることにしました。
動詞どうしの 形かたちを 確認かくにんしてみよう
行いく → 行いくことにする → 行いくと 決きめる
行いかない → 行いかないことにする → 行いかないと 決きめる
食たべる → 食たべることにする → 食たべると 決きめる
食たべない → 食たべないことにする → 食たべないと 決きめる
相談そうだんする → 相談そうだんすることにする → 相談そうだんすると 決きめる
相談そうだんしない → 相談そうだんしないことにする → 相談そうだんしないと 決きめる
💡 「こと」の 前まえの 動詞どうしに 注目ちゅうもくしよう
利用りようすることにした
→ 「利用りようする」と 決きめた

利用りようしないことにした
→ 「利用りようしない」と 決きめた

「する」と「しない」では、 意味いみが 反対はんたいになるので、 試験問題しけんもんだいでは 「こと」の 前まえまで 確認かくにんする ことが 大切たいせつです。
文ぶんの 形かたち

動詞どうしの 辞書形じしょけい + ことにする
→ 「~する」と 決きめる

動詞どうしの ない形けい + ことにする
→ 「~しない」と 決きめる

また、 「ことにした・ことにしました」 なら、 前まえに 決きめたことを 表あらわします。

3.どんなときに 使つかう?

「~ことにする」は、 何なにかを 考かんがえたあとで、 「こうする」と 決きめる ときに 使つかいます。

「~ことにする」には、 自分じぶんの 意思いしで 決きめる 気持きもち があります。

「これからすること」だけでなく、 「しないこと」や 自分じぶんの 生活せいかつの 決きまりを 決きめるときにも 使つかいます。
① これからすることを 決きめる
これから 何なにをするかを 考かんがえて、 「する」と 決きめるときに 使つかいます。
例れい 来年らいねん、 介護福祉士かいごふくししの 試験しけんを 受うける ことにします 。
→ 来年らいねん、 介護福祉士かいごふくししの 試験しけんを 受うけると 決きめます。
② しないことを 決きめる
「する」だけでなく、 「しない」 と決きめるときにも 使つかいます。
例れい 今日きょうは 外出がいしゅつしない ことにします 。
→ 今日きょうは 外出がいしゅつしないと 決きめます。
③ いくつかの 中なかから 選えらんで 決きめる
いくつかの 方法ほうほうや 選択肢せんたくしを 考かんがえて、 その中なかから 一ひとつを 選えらぶときにも 使つかいます。
例れい 電車でんしゃではなく、 バスで 行いく ことにします 。
→ 電車でんしゃとバスを 考かんがえて、 バスで 行いくと 決きめます。
④ 自分じぶんの 生活せいかつの 決きまりを 決きめる
健康けんこうや 勉強べんきょうのために、 自分じぶんの 生活せいかつの ルールを 決きめるときにも 使つかいます。
例れい 夜よる10時じ 以降いこうは 食たべない ことにします 。
→ 夜よる10時じ 以降いこうは 食たべないと 自分じぶんで 決きめます。
4つの 使つかい 方かたに 共通きょうつうすること
試験しけんを 受うけることにする → 「受うける」と 決きめる
外出がいしゅつしないことにする → 「外出がいしゅつしない」と 決きめる
バスで 行いくことにする → 「バスで 行いく」と 決きめる
夜よるは 食たべないことにする → 「食たべない」と 自分じぶんの ルールを 決きめる
💡 ポイント
「~ことにする」を 見みたら、 「何なにを 決きめたのか」 を考かんがえましょう。

そして、 文ぶんの 中なかに 「ない」があるときは、 「しないと 決きめた」 という意味いみになります。

試験問題しけんもんだいでは、 「する」のか 「しない」のか まで 確認かくにんすることが 大切たいせつです。

4.例文れいぶんで 確認かくにんしよう

「~ことにする」を 使つかった 例文れいぶんを 見みてみましょう。

「~ことにする」を 見みたら、 「~すると 決きめる」 と言いいかえてみましょう。

「~ないことにする」なら、 「~しないと 決きめる」 という意味いみです。
~ことにする
毎日まいにち、 日本語にほんごを 勉強べんきょうする ことにします 。
やさしい 日本語にほんご → 毎日まいにち、 日本語にほんごを 勉強べんきょうすると 決きめます。
形かたち: 勉強べんきょうする + ことにする
~ことにする
来月らいげつから 運動うんどうする ことにします 。
やさしい 日本語にほんご → 来月らいげつから 運動うんどうすると 決きめます。
形かたち: 運動うんどうする + ことにする
~ないことにする
今日きょうは 車くるまを 使つかわない ことにします 。
やさしい 日本語にほんご → 今日きょうは 車くるまを 使つかわないと 決きめます。
形かたち: 使つかわない + ことにする
~ないことにする
大切たいせつなことは 一人ひとりで 決きめない ことにします 。
やさしい 日本語にほんご → 大切たいせつなことは 一人ひとりで 決きめないと 決きめます。
形かたち: 決きめない + ことにする
~ことにしました
本人ほんにんに もう一度いちど 希望きぼうを 確認かくにんする ことにしました 。
やさしい 日本語にほんご → 本人ほんにんに もう一度いちど 希望きぼうを 確認かくにんすると 決きめました。
形かたち: 確認かくにんする + ことにしました
~ことにしました
話はなし 合あった 結果けっか、 家いえで 生活せいかつを 続つづける ことにしました 。
やさしい 日本語にほんご → 話はなし 合あって、 家いえで 生活せいかつを 続つづけると 決きめました。
形かたち: 続つづける + ことにしました
例文れいぶんを 読よむときの 確認かくにんポイント
1 「ことにする」の 前まえにある 動詞どうしを 確認かくにんする
2 辞書形じしょけいなら 「~すると 決きめる」 と考かんがえる
3 ない形けいなら 「~しないと 決きめる」 と考かんがえる
4 「ことにした・ことにしました」なら、 「~すると 決きめた」 と考かんがえる
💡 「だれが 決きめたのか」も 考かんがえよう
「~ことにする」は、 人ひとが 考かんがえて 決きめる ときに使つかいます。

文章ぶんしょうの 中なかでは、 一人ひとりで 決きめる 場合ばあいだけでなく、 本人ほんにんや 家族かぞくなどが 話はなし 合あって 決きめる 場合ばあいもあります。

試験問題しけんもんだいでは、 「何なにを 決きめたのか」 「だれが 決きめたのか」 を確認かくにんすると、 文ぶんの 意味いみが 分わかりやすくなります。

5.「~ことにする」と 「~ことになる」は 何なにが 違ちがう?

「~ことにする」と 「~ことになる」は、 形かたちが とても似にていますが、 意味いみは 違ちがいます。

一番いちばん 大切たいせつなのは、 「決きめる」と 「決きまる」の 違ちがいです。

「~ことにする」は、 人ひとが 考かんがえて 決きめます。
「~ことになる」は、 規則きそくや 状況じょうきょう、 ほかの 人ひとの 判断はんだんなどによって、 そのように 決きまったことを 表あらわします。
① ~ことにする
決きめる
→ 自分じぶんや 人ひとが 考かんがえて 決きめる
例れい 来月らいげつから 大阪おおさかで 働はたらく ことにしました 。
やさしい 日本語にほんご → 大阪おおさかで 働はたらくと 決きめました 。
② ~ことになる
決きまる
→ 状況じょうきょうや 規則きそくなどによって 決きまる
例れい 来月らいげつから 大阪おおさかで 働はたらく ことになりました 。
やさしい 日本語にほんご → 大阪おおさかで 働はたらくことが 決きまりました 。
同おなじ 内容ないようで 比くらべてみよう
私わたしは 来月らいげつ、 仕事しごとを 辞やめる ことにしました。
→ 私わたしが 「仕事しごとを 辞やめる」と 決きめました。
来月らいげつ、 別べつの 部署ぶしょで 働はたらく ことになりました。
→ 会社かいしゃの 決定けっていなどによって、 別べつの 部署ぶしょで 働はたらくことが 決きまりました。
私わたしは 毎週まいしゅう 土曜日どようびに 勉強べんきょうする ことにしました。
→ 私わたしが 自分じぶんで 勉強べんきょうすると 決きめました。
研修けんしゅうは 毎週まいしゅう 土曜日どようびに 行おこなう ことになりました。
→ 研修けんしゅうを 土曜日どようびに 行おこなうことが 決きまりました。
「だれが 決きめた?」を 考かんがえよう
~ことにする → 本人ほんにんや 話はなしている 人ひとなどが、 意思いしをもって 決きめる

例れい: 私わたしは 施設しせつを 見学けんがくすることにしました。
~ことになる → 規則きそく、 状況じょうきょう、 話はなし 合あい、 ほかの 人ひとの 判断はんだんなどによって 決きまる

例れい: 来週らいしゅう、 施設しせつを 見学けんがくすることになりました。
見分みわける 方法ほうほう
「する」がある
→ 「~すると 決きめる」
→ ことにする
「なる」がある
→ 「~することが 決きまる」
→ ことになる
迷まよったら 「決きめる? 決きまる?」
と考かんがえます。
💡 「ことになる」は、 必かならず 「だれも 決きめていない」 という意味いみではありません
たとえば、 会社かいしゃや 家族かぞく、 チームなどが 話はなし 合あって 決きめたことでも、 話はなしている 人ひとから 見みて 「そのように 決きまった」 と伝つたえるときは、 「~ことになった」を 使つかうことがあります。

基本きほんは、 「ことにする= 決きめる」 「ことになる= 決きまる」 と覚おぼえましょう。
覚おぼえ 方かた

~ことにする
→ ~すると 決きめる
→ 人ひとの 意思いしや 判断はんだんが 中心ちゅうしん

~ことになる
→ ~することが 決きまる
→ 規則きそく・ 状況じょうきょう・ 話はなし 合あいなどによる 決定けってい

試験問題しけんもんだいでは、 「だれが 決きめたのか」 「決きめたのか、 決きまったのか」 を確認かくにんすると、 意味いみを 見分みわけやすくなります。

6.「~ことにした」と 「~ことにしている」は 何なにが 違ちがう?

「~ことにした」と 「~ことにしている」は、 どちらも 自分じぶんで 決きめたことを 表あらわします。

違ちがいは、 「決きめたこと」を 伝つたえるのか、 「決きめたことを 続つづけている」と 伝つたえるのか です。

「~ことにした」は 決定けっていに 注目ちゅうもくし、 「~ことにしている」は 自分じぶんで 決きめた 習慣しゅうかんや ルールに 注目ちゅうもくします。
① ~ことにした
「~する」と 決きめた
→ 決きめたことを 伝つたえる
例れい 健康けんこうのために、 毎朝まいあさ 散歩さんぽする ことにしました 。
やさしい 日本語にほんご → 毎朝まいあさ 散歩さんぽすると 決きめました。
② ~ことにしている
自分じぶんで 決きめたことを 続つづけている
→ 自分じぶんの 習慣しゅうかん・ルール
例れい 健康けんこうのために、 毎朝まいあさ 散歩さんぽする ことにしています 。
やさしい 日本語にほんご → 毎朝まいあさ 散歩さんぽすると 自分じぶんで 決きめて、 それを 続つづけています。
同おなじ 内容ないようで 比くらべてみよう
毎日まいにち、 日本語にほんごを 勉強べんきょうする ことにしました。
→ 「毎日まいにち 勉強べんきょうする」と 決きめた ことを伝つたえています。
毎日まいにち、 日本語にほんごを 勉強べんきょうする ことにしています。
→ 毎日まいにち 勉強べんきょうすることを 自分じぶんの 習慣しゅうかん・ルール にしています。
夜よる10時じ 以降いこうは 食たべない ことにしました。
→ 「食たべない」と 決きめました。
夜よる10時じ 以降いこうは 食たべない ことにしています。
→ 「夜よる10時じ 以降いこうは 食たべない」という 自分じぶんの ルールを 続つづけています。
「~ことにしている」は 習慣しゅうかんや ルールを 表あらわすことが 多おおい
毎朝まいあさ、 体重たいじゅうを 測はかることにしています。 → 毎朝まいあさ 体重たいじゅうを 測はかることを 自分じぶんの 習慣しゅうかんにしています。
分わからないことは、 一人ひとりで 判断はんだんしないことにしています。 → 一人ひとりで 判断はんだんしないことを、 自分じぶんの ルールにしています。
利用者りようしゃの 話はなしは、 最後さいごまで 聞きくことにしています。 → 最後さいごまで 話はなしを 聞きくことを、 自分じぶんの 仕事しごとの ルールにしています。
見分みわける 方法ほうほう
~ことにした
→ 「いつ、どんなことを 決きめた?」 に注目ちゅうもくする
~ことにしている
→ 「どんな 習慣しゅうかん・ルールを 続つづけている?」 に注目ちゅうもくする
「毎日まいにち」 「毎朝まいあさ」 「いつも」などがある
→ 「~ことにしている」が 習慣しゅうかんを 表あらわしているか 確認かくにんする
💡 「~ことにしている」は、 今いまその 動作どうさをしている という意味いみではありません
たとえば、 毎朝まいあさ 散歩さんぽすることにしています。

は、 「今いま 散歩さんぽしています」 という意味いみではありません。

「毎朝まいあさ 散歩さんぽする」と 自分じぶんで 決きめて、 それを 習慣しゅうかんにしている という意味いみです。
覚おぼえ 方かた

~ことにした
→ ~すると 決きめた
→ 決定けっていしたことに 注目ちゅうもく

~ことにしている
→ ~すると 自分じぶんで 決きめている
→ 決きめたことを 習慣しゅうかん・ルールとして 続つづけている

試験問題しけんもんだいでは、 「決きめたこと」なのか、 「自分じぶんで 決きめた 習慣しゅうかん」なのか を確認かくにんしましょう。

7.「~ことにする」と 「~ようにする」は 何なにが 違ちがう?

「~ことにする」と 「~ようにする」は、 どちらも 自分じぶんの 意思いしが 関係かんけいする 表現ひょうげんです。

大おおきな 違ちがいは、 「決きめる」ことに 注目ちゅうもくするか、 「そうできるように 意識いしきする・ 努力どりょくする」ことに 注目ちゅうもくするか です。
① ~ことにする
~すると 決きめる
→ 決定けっていに 注目ちゅうもく
例れい 毎日まいにち、 日本語にほんごを 勉強べんきょうする ことにしました 。
やさしい 日本語にほんご → 毎日まいにち 日本語にほんごを 勉強べんきょうすると 決きめました。
② ~ようにする
できるだけ~する
→ 意識いしき・ 努力どりょくに 注目ちゅうもく
例れい 毎日まいにち、 日本語にほんごを 勉強べんきょうする ようにしています 。
やさしい 日本語にほんご → 毎日まいにち 日本語にほんごを 勉強べんきょうできるように、 意識いしきして 続つづけています。
同おなじ 内容ないようで 比くらべてみよう
今日きょうから 早はやく 寝ねる ことにします。
→ 「早はやく 寝ねる」と 決きめます。
毎日まいにち、 早はやく 寝ねる ようにしています。
→ 毎日まいにち 早はやく 寝ねられるように、 意識いしきしています。
大切たいせつなことは、 一人ひとりで 判断はんだんしない ことにしました。
→ 「一人ひとりでは 判断はんだんしない」と 決きめました。
大切たいせつなことは、 一人ひとりで 判断はんだんしない ようにしています。
→ 一人ひとりで 判断はんだんしないように、 いつも 気きをつけています。
どちらを 使つかうか 考かんがえてみよう
「これをする」と 決きめた → ~ことにする

例れい: 来月らいげつから 運動うんどうすることにします。
できるだけそうするように 意識いしきする → ~ようにする

例れい: 毎日まいにち 運動うんどうするようにします。
そうするように 意識いしきして 続つづけている → ~ようにしている

例れい: 毎日まいにち 水みずを 飲のむようにしています。
「~ようにする」で よく使つかう 例れい
時間じかんに 遅おくれないようにします。
→ 遅おくれないように 気きをつけます。
薬くすりを 忘わすれないようにします。
→ 薬くすりを 忘わすれないように 気きをつけます。
利用者りようしゃの 話はなしを 最後さいごまで 聞きくようにします。
→ 最後さいごまで 聞きくように 意識いしきします。
💡 意味いみが 近ちかくなることもあります
「~ことにする」と 「~ようにする」は、 文ぶんによっては 意味いみが 近ちかくなることがあります。

たとえば、 毎日まいにち 野菜やさいを 食たべることにしています。
と 毎日まいにち 野菜やさいを 食たべるようにしています。 は、どちらも 習慣しゅうかんについて 話はなしています。

ただし、 「ことにしている」は 自分じぶんで 決きめたルール、 「ようにしている」は そうするように 意識いしきしていること に注目ちゅうもくします。
覚おぼえ 方かた

~ことにする
→ 「~する」と 決きめる
→ 決定けっていに 注目ちゅうもく

~ようにする
→ できるだけそうするように 意識いしきする
→ 努力どりょく・ 意識いしきに 注目ちゅうもく

迷まよったときは、 「決きめたこと?」 「そうするように 気きをつけていること?」 と考かんがえてみましょう。

8.試験しけんでは どう使つかわれる?

「~ことにする」は、 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんの 事例文じれいぶんでも 使つかわれています。

試験しけんでは、 「だれが、 何なにをすると 決きめたのか」 を読よみ 取とることが 大切たいせつです。

「~ことにした」を 見みつけたら、 まず 「~すると 決きめた」 と言いいかえてみましょう。
第だい38回かい (問題もんだい26)
実際じっさいの 試験しけんではこんな 形かたちで 出でています
B介護福祉職かいごふくししょくは 非言語的ひげんごてきコミュニケーションを 用もちいて 伝つたえる ことにした 。
やさしい 日本語にほんご B介護福祉職かいごふくししょくは、 言葉ことばだけではない コミュニケーションで 伝つたえると 決きめました。
文法ぶんぽうポイント 伝つたえる + ことにした
→ 「伝つたえる」と 決きめた
第だい38回かい (問題もんだい115)
実際じっさいの 試験しけんではこんな 形かたちで 出でています
B介護福祉職かいごふくししょくは 事業所じぎょうしょで 多職種たしょくしゅミーティングを 行おこなってから 返答へんとうする ことにした 。
やさしい 日本語にほんご B介護福祉職かいごふくししょくは、 まずいろいろな 職種しょくしゅの 人ひとと 話はなし 合あい、 そのあとで 返事へんじをすると 決きめました。
文法ぶんぽうポイント 返答へんとうする + ことにした
→ 「返答へんとうする」と 決きめた
第だい37回かい (問題もんだい9)
実際じっさいの 試験しけんではこんな 形かたちで 出でています
頼たよれる 親族しんぞくはなく、 生活保護せいかつほごを 受給じゅきゅうする ことにした 。
やさしい 日本語にほんご 頼たよることができる 家族かぞくなどがいなかったため、 生活保護せいかつほごを 受うけると 決きめました。
文法ぶんぽうポイント 受給じゅきゅうする + ことにした
→ 「生活保護せいかつほごを 受うける」と 決きめた
第だい35回かい (問題もんだい119)
実際じっさいの 試験しけんではこんな 形かたちで 出でています
C介護福祉士かいごふくししは、 Bさんの 四点杖歩行よんてんづえほこうが 安定あんていしてきたことを 確認かくにんして 介護計画かいごけいかくを 見直みなおす ことにした 。
やさしい 日本語にほんご C介護福祉士かいごふくししは、 Bさんが 四点杖よんてんづえで 安定あんていして 歩あるけるようになってきたことを 確認かくにんし、 介護計画かいごけいかくを 見直みなおすと 決きめました。
文法ぶんぽうポイント 見直みなおす + ことにした
→ 「介護計画かいごけいかくを 見直みなおす」と 決きめた
実際じっさいの 試験しけんで 「ことにする」と「ことになる」を 比くらべてみよう

第だい37回かいの 同おなじ 事例じれいには、 2つの形かたちが 出でています。

障害者支援施設しょうがいしゃしえんしせつに 入所にゅうしょする ことになった → 施設しせつに 入所にゅうしょすることが 決きまった
介護福祉職かいごふくししょくは、 Gさんとアルバムを 作つくる ことにした → 介護福祉職かいごふくししょくが、 Gさんとアルバムを 作つくると 決きめた
試験しけんでは ここを確認かくにんしよう
① 「ことに」の 前まえの 動詞どうしを 確認かくにんする
② 「ことにした」なら → 「~すると 決きめた」
③ 「ことになった」なら → 「~することが 決きまった」
④ 「だれが 決きめたのか」 を 事例文じれいぶんから 確認かくにんする
💡 試験しけんでは 「決きめたこと」を 読よみ 取とろう
「~ことにした」は、 試験問題しけんもんだいの 事例じれいの 中なかで、 本人ほんにんや 介護福祉職かいごふくししょくが 次つぎに 何なにをすると 決きめたのか を表あらわしています。

「ことにした」を 見みつけたら、 「~すると 決きめた」 と言いいかえて 読よみましょう。

9.試験問題しけんもんだいを 読よむときのポイント

試験しけんの 事例文じれいぶんで 「~ことにした」を 見みつけたら、 言葉ことばの 意味いみだけでなく、 「だれが、 何なにを 決きめたのか」 を確認かくにんしましょう。

「ことにした」や 「ことになった」がある 文ぶんは、 「こと」の 前まえと、 「した・なった」 に分わけて 考かんがえると 分わかりやすくなります。
1
「こと」の 前まえの 動詞どうしを 確認かくにんする
まず、 「何なにをすると 決きめたのか」 を確認かくにんします。
介護計画かいごけいかくを 見直みなおす ことにした
↓
「介護計画かいごけいかくを 見直みなおす 」 と決きめた
2
「した」か「なった」かを 確認かくにんする
「ことにした」 なら 「~すると 決きめた」、 「ことになった」 なら 「~することが 決きまった」 と考かんがえます。
アルバムを 作つくることにした
→ アルバムを 作つくると 決きめた

施設しせつに 入所にゅうしょすることになった
→ 施設しせつに 入所にゅうしょすることが 決きまった
3
「だれが 決きめたのか」を 確認かくにんする
「ことにした」の 前まえの 文ぶんも 読よんで、 決定けっていした 人ひと を確認かくにんします。
B介護福祉職かいごふくししょくは、 返答へんとうすることにした。
↓
決きめた 人ひと → B介護福祉職かいごふくししょく

決きめたこと → 返答へんとうすること
4
やさしい 日本語にほんごに 言いいかえる
長ながい 事例文じれいぶんでは、 「ことにした」を 「~すると 決きめた」 に変かえて 読よんでみましょう。
B介護福祉職かいごふくししょくは、 多職種たしょくしゅミーティングを 行おこなってから 返答へんとうする ことにした。
↓
B介護福祉職かいごふくししょくは、 多職種たしょくしゅで 話はなし 合あったあとに 返事へんじをすると 決きめました。
「する」と「なる」を 見分みわけよう
~することにした → ~すると 決きめた
→ 人ひとの 意思いしや 判断はんだんに 注目ちゅうもく
~することになった → ~することが 決きまった
→ 決きまった 結果けっかに 注目ちゅうもく
~しないことにした → ~しないと 決きめた
→ 「ない」を 見落みおとさない
言いいかえる 練習れんしゅうをしてみよう
① 本人ほんにんに 希望きぼうを 確認かくにんすることにした。
→ 本人ほんにんに 希望きぼうを 確認かくにんすると 決きめた。
② 自宅じたくで 生活せいかつを 続つづけることになった。
→ 自宅じたくで 生活せいかつを 続つづけることが 決きまった。
③ 一人ひとりでは 判断はんだんしないことにした。
→ 一人ひとりでは 判断はんだんしないと 決きめた。
💡 「だれが 決きめたか」は、 1つの文ぶんだけで 分わからないこともあります
事例問題じれいもんだいでは、 「ことにした」がある 文ぶんだけではなく、 その前まえの 文章ぶんしょうも 確認かくにん しましょう。

本人ほんにんが 決きめたのか、 介護福祉職かいごふくししょくが 決きめたのか、 家族かぞくや チームで 話はなし 合あって 決きめたのかによって、 事例じれいの 意味いみが 変かわることがあります。
試験しけんでの 読よみ 方かた 4ステップ
① 「こと」の 前まえの 動詞どうしを 確認かくにんする
② 「した」か「なった」かを 確認かくにんする
③ 「だれが 決きめたのか」を 前後ぜんごの 文ぶんから 確認かくにんする
④ 「ことにした」 → 「~すると 決きめた」 と言いいかえる

10.まとめ

「~ことにする」の 意味いみと 使つかい 方かたを、 最後さいごに 確認かくにんしましょう。

いちばん大切たいせつな 意味いみ

「~ことにする」 = 「~すると 決きめる」

「~ことにする」は、 何なにかを 考かんがえたあとで、 自分じぶんや 人ひとが 「こうする」と 決きめる ときに使つかいます。

文ぶんの 形かたちを 確認かくにんしよう
動詞どうしの 辞書形じしょけい + ことにする
→ 「~する」と 決きめる
動詞どうしの ない形けい + ことにする
→ 「~しない」と 決きめる
~ことにした
→ 「~する」と 決きめた
~ことにしている
→ 自分じぶんで 決きめたことを、 習慣しゅうかんや ルールとして 続つづけている
似にている 表現ひょうげんとの 違ちがい
~ことにする → ~すると 決きめる
→ 人ひとの 意思いしや 判断はんだんに 注目ちゅうもく
~ことになる → ~することが 決きまる
→ 規則きそくや 状況じょうきょう、 話はなし 合あいなどによって 決きまったことを 表あらわす
~ことにしている → 自分じぶんで 決きめた 習慣しゅうかんや ルールを 続つづけている
~ようにする → できるだけそうするように 意識いしきする
→ 努力どりょくや 意識いしきに 注目ちゅうもく
試験しけんで 見みたら 言いいかえてみよう
確認かくにんすることにした → 「確認かくにんする」と 決きめた
利用りようしないことにした → 「利用りようしない」と 決きめた
入所にゅうしょすることになった → 入所にゅうしょすることが 決きまった
毎日まいにち 運動うんどうすることにしている → 毎日まいにち 運動うんどうすると 自分じぶんで 決きめて、 続つづけている
💡 試験問題しけんもんだいで 見みつけたら
① 「こと」の 前まえの 動詞どうしを 確認かくにんする
② 「する」のか「しない」のかを 確認かくにんする
③ 「ことにした」か 「ことになった」かを 確認かくにんする
④ 「だれが 決きめたのか」を 前後ぜんごの 文章ぶんしょうから 確認かくにんする
「~ことにする」を 見みつけたら、 まず 「~すると 決きめる」 と言いいかえて 読よみましょう。

「~ことにした」なら、 「~すると 決きめた」 です。

そして、 「~ことになった」が 出でてきたら、 「~することが 決きまった」 と考かんがえます。

「決きめた」のか 「決きまった」のか を見分みわけると、 試験しけんの 事例文じれいぶんも 理解りかいしやすくなります。