介護福祉士国家試験では、
「記憶障害が
認められる」
「医行為が
認められている」
など、
「認められる」という
言葉が
使われます。
この「認められる」は、
文によって
意味が
変わる
言葉です。
「見られる・
確認できる」
という意味になることもあれば、
「許されている」
という意味になることもあります。
✓
この記事で
確認すること
「認められる」の
意味と、
実際の
過去問で
「記憶障害が
認められる」
「医行為が
認められている」
などが、どのような
意味で
使われているか
を確認します。
1.「認められる」とは?
「認められる」は、
文によって
意味が
変わる
言葉
です。
介護福祉士国家試験では、
とくに
「見られる・
確認できる」
と
「許されている」
の2つの意味に
注意しましょう。
「認められる」の
2つの意味
認められる
意味①
見られる・
確認できる
意味②
許されている
2つの使い方を
確認しよう
症状・
障害など
記憶障害が
認められる
→ 記憶障害が
見られる
行為など
医行為が
認められている
→ 医行為が
許されている
⚠ 「認められる」
=いつも「許される」
ではありません
「認められる」を
いつも
「許される」
という意味で
読むと、
文章の
意味が
おかしくなることがあります。
症状が
認められる
→ 症状が
見られる
行為が
認められている
→ その行為が
許されている
試験でよく
見る形
~が認められる
~が認められている
~にも認められる
「認められる」が
出たら、
まず
「何が
認められるのか」
を確認しましょう。
症状や
障害なら
「見られる」、
行為などなら
「許されている」
という意味になることがあります。
2.過去問ではどう
使われる?
「認められる」は、
実際の
介護福祉士国家試験でも
使われています。
大切なのは、
「認められる」
=いつも同じ
意味
ではないことです。
実際の
過去問で
比べてみましょう。
第38回
問題84・
選択肢5
実際の
文章
記憶障害は、
初期から
認められる
。
この「認められる」は?
記憶障害が
認められる
↓
記憶障害が
見られる
この文の
「認められる」は、
「見られる・
確認できる」
という意味です。
「記憶障害が
許される」
という意味ではありません。
症状や
障害があることを
確認できる、という
意味です。
同じ問題でも
使われています
ADLの障害は、
重度期以降に
認められる
→ ADLの障害が
見られる
見当識障害は、
中期以降に
認められる
→ 見当識障害が
見られる
第37回
問題64・
選択肢5
実際の
文章
医師法によって、
介護福祉の
業務の
一部として
医行為が
認められている
。
こちらの「認められている」は?
医行為が
認められている
↓
医行為が
許されている
この文では、
「認められている」は
「許されている」
という意味です。
先ほどの
「記憶障害が
認められる」とは、
同じ
「認められる」でも
意味が
違います。
なお、
「認められている」の
意味と、
この選択肢の
内容が
正しいかどうかは
別に
判断します。
2つの意味を
比べてみよう
症状・
障害
記憶障害が
認められる
→ 記憶障害が
見られる
行為など
医行為が
認められている
→ 医行為が
許されている
「認められる」が
出たら、
「何が
認められる?」
を確認して、
「見られる」なのか
「許されている」なのかを
考えましょう。
3.問題を
解くときのポイント
「認められる」は、
文によって
意味が
変わります。
問題文や
選択肢に
「認められる」が
出たら、
まず
「何が
認められるのか」
を確認しましょう。
💡 まず「何が?」を見る
○○が認められる
↓
○○は何?
3つの順番で
考えよう
1
「何が
認められる?」
を確認する
症状?
障害?
行為?
2
文に合う
意味に
変えて読む
「見られる・
確認できる」
または
「許されている」
3
文全体を
読んで
内容を
判断する
言葉の
意味がわかったあとに、
選択肢が
正しいかを
考える
どちらの意味か
見分けよう
症状・
障害など
記憶障害が
認められる
→ 記憶障害が
見られる
行為など
医行為が
認められている
→ 医行為が
許されている
⚠ 1つの意味だけで
覚えない
「認められる」
=「許される」
とだけ覚えると、
症状や
障害についての
文章を
正しく
読めません。
症状が
認められる
→ 「見られる」と
考える
行為が
認められている
→ 「許されている」と
考える
言葉の
意味と
選択肢の
正誤は別
「認められる」の
意味がわかっても、
その文章の
内容が
正しいとは
限りません。
まず
「認められる」の
意味
を正しく読み、
そのあとで
文全体が
正しいか
を判断しましょう。
問題ではこの順番
① 何が
認められる?
↓
② 「見られる」?
「許されている」?
↓
③ 文全体の
内容を
判断する
4.まとめ
「認められる」は、
文によって
意味が
変わる
言葉です。
覚えておこう
症状・
障害が
認められる
↓
見られる・
確認できる
行為が
認められている
↓
許されている
試験では
「認められる」が
出たら、
「何が
認められるのか」
を見て、
文に
合う
意味で
読みましょう。