介護福祉士国家試験の
問題文や
選択肢には、
「~に伴う」
「~を伴う」
という表現が
使われることがあります。
「伴う」の
意味がわからないと、
何と
何が
一緒に
起こっているのか
を正しく
読み
取りにくくなります。
✓
この記事で
確認すること
「伴う」の
意味と、
実際の
過去問で
「~に伴う」
「~を伴う」が
どのように使われているか
を確認します。
1.「伴う」とは?
「伴う」とは、
あることと一緒に、
別のことも
起こる・ある
という意味です。
介護福祉士国家試験では、
年をとることによる
体の
変化や、
病気の
症状などを
説明するときに
使われます。
「伴う」の
意味
伴う
↓
一緒に
起こる・
一緒にある
加齢に
伴う
変化
→ 年をとることと
一緒に
起こる
変化
痛みを
伴う
症状
→ 症状があり、
痛みも
一緒にある
試験でよく
使われる
形
~に伴う○○
~を伴う○○
~に伴って
~に伴い
「伴う」が
出たら、
「何と
何が
一緒に
起こっているのか」
を考えましょう。
2.過去問ではどう
使われる?
「伴う」は、
実際の
介護福祉士国家試験で、
「~に伴う」
「~を伴う」
という形で
使われています。
どちらも
「一緒に
起こる・
一緒にある」
という意味ですが、
言葉の
関係に
注目して
読みましょう。
第37回
問題35
実際の
文章
次の
記述のうち、
加齢に
伴う
感覚機能の
変化として、
最も
適切なものを
1つ選びなさい。
言葉を
分けて
読んでみよう
加齢
→ 年をとること
~に伴う
→ ~と一緒に
起こる
感覚機能の
変化
→ 見る・
聞く・
感じるなどの
働きの
変化
「加齢に
伴う
感覚機能の
変化」は、
「年をとることと
一緒に
起こる
感覚機能の
変化」
という意味です。
「Aに伴うB」は、
「Aと一緒に
Bが起こる」
と考えると
読みやすくなります。
第36回
問題35
実際の
文章
今朝、
朝食後から
冷や汗を
伴う
激しい
胸痛が
起こり、
30分しても
軽快しないので、
救急車を
呼んだ。
この文の
「~を伴う」は?
冷や汗を
伴う
激しい
胸痛
↓
激しい
胸の
痛みがあり、
冷や汗も
一緒に
出る
この文章では、
「~に伴う」ではなく、
「~を伴う」
という形が
使われています。
「冷や汗を
伴う
胸痛」は、
「胸痛があり、
冷や汗も
一緒にある」
という意味です。
「Aを伴うB」は、
「Bがあり、Aも一緒にある」
と考えましょう。
第34回
問題35
実際の
文章
老化に
伴う
機能低下のある
高齢者の
住まいに
関する
次の
記述のうち、
最も
適切なものを
1つ選びなさい。
この文の
「~に伴う」は?
老化に
伴う
機能低下
↓
年をとることと
一緒に
起こる
機能の
低下
ここでも、
「老化に
伴う
機能低下」のように、
「Aに伴うB」
という形が
使われています。
第37回の
「加齢に
伴う
感覚機能の
変化」と
同じ
読み方です。
過去問から
わかること
Aに伴うB
= Aと一緒にBが
起こる
Aを伴うB
= Bがあり、Aも一緒にある
「伴う」が
出たら、
「何と
何が
一緒に
起こっているのか」
を確認する
3.問題を
解くときのポイント
問題文や
選択肢に
「伴う」が
出たら、
まず
「一緒に
起こる・
一緒にある」
と考えましょう。
💡 「伴う」が
出たら
伴う
↓
一緒に
起こる・
一緒にある
次に、
「に」があるのか、
「を」があるのかを
確認します。
「に伴う」と
「を伴う」の
読み方
A に伴う B
→ Aと一緒に
Bが起こる
例:
加齢に
伴う
変化
= 年をとることと
一緒に
変化が
起こる
A を伴う B
→ Bがあり、Aも
一緒にある
例:
冷や汗を
伴う
胸痛
= 胸痛があり、
冷や汗も
一緒に
出る
問題ではここをチェック
「伴う」を
「一緒に
起こる」
と考える
「に」か
「を」かを
確認する
何と
何が
一緒なのか
を確認する
迷ったときは
「伴う」だけを
見るのではなく、
「何に
伴うのか」
「何を
伴うのか」
まで読みましょう。
すると、
何と
何が
一緒に
起こっているのかが
わかりやすくなります。
4.まとめ
「伴う」とは、
あることと一緒に、
別のことも
起こる・ある
という意味です。
覚えておこう
伴う
↓
一緒に
起こる・
一緒にある
2つの形を
確認
A に伴う B
→ Aと一緒に
Bが起こる
A を伴う B
→ Bがあり、Aも
一緒にある
試験では
「伴う」が
出たら、
「何と
何が
一緒に
起こっているのか」
を確認しましょう。