過去問(科目別)

科目別過去問|9.介護の基本

どんな問題もんだいる?

ここでは、介護福祉職かいごふくししょくとして介護かいごおこなうえ必要ひつよう法令ほうれい倫理観りんりかん介護福祉士かいごふくしし仕事しごと理解りかいする問題もんだい出題しゅつだいされます。

問題数もんだいすうは、10もんです。

介護福祉士かいごふくしし基本理念きほんりねん役割やくわり倫理観りんりかんはもちろん、自立支援じりつしえんかんがかた安全対策等あんぜんたいさくとうリスクマネジメントまで幅広はばひろ福祉ふくしかんする施策しさく関係かんけいした問題もんだい出題しゅつだいされます。

とくに、介護福祉士かいごふくしし根拠こんきょでもある「社会福祉士及しゃかいふくししおよ介護福祉士法かいごふくししほう」にかんする問題もんだい出題しゅつだいされることがおおいので、確実かくじつ点数てんすうをとれるようにえておきましょう。

また最近さいきんでは利用者りようしゃ安全対策あんぜんたいさくだけでなく、介護福祉職かいごふくししょく介護従事者かいごじゅうじしゃ)をまもるという視点してんでの問題もんだい出題しゅつだいされています。

介護福祉職かいごふくししょく健康管理けんこうかんりかんする知識ちしきもつけておきたいですね。

人間にんげん尊厳そんげん自立じりつ」とあわせて、最低さいてい1てんをとる必要ひつようがあります。

過去問挑戦かこもんちょうせん

だい36かい(2024ねん

介護かいご状況じょうきょうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護かいご福祉ふくしかんするつぎ記述きじゅつのうち,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

施設しせつ利用者りようしゃ個人情報こじんじょうほう保護ほごかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

個別性こべつせい多様性たようせいまえた介護かいごかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Aさん(48さい女性じょせい要介護ようかいご1)は,若年性じゃくねんせい認知症にんちしょう(dementia with early onset)で,おっと長女ちょうじょ高校こうこう1年生ねんせい)と同居どうきょしている。Aさんは家族かぞくごすことを希望きぼうし,小規模しょうきぼ多機能型たきのうがた居宅介護きょたくかいごかよいを中心ちゅうしん利用りようはじめた。Aさんのことが心配しんぱい長女ちょうじょは,部活動ぶかつどうあきらめて学校がっこうわるとすぐに帰宅きたくしていた。
ある日,おっとが,「長女ちょうじょが,学校がっこう先生せんせいたちにも相談そうだんしているが,いま状況じょうきょうをわかってくれるひとがいないとなみだながすことがある」と介護かいご福祉ふくししょく相談そうだんをした。
おっとはなしいた介護かいご福祉ふくししょく対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Bさん(61さい男性だんせい要介護ようかいご3)は,脳梗塞のうこうそく(cerebral infarction)によるひだり片麻痺かたまひがある。しゅう2かい訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようし,つま(58さい)と二人ふたりらしである。自宅じたくでの入浴にゅうよくきで,つま介助かいじょけながら,毎日まいにち入浴にゅうよくしている。サービス提供ていきょう責任者せきにんしゃに,Bさんから,「浴槽よくそうからがるのがつらくなってきた。なにかいい方法ほうほうはないですか」と相談そうだんがあった。
Bさんへのサービス提供ていきょう責任者せきにんしゃ対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

社会奉仕しゃかいほうし精神せいしんをもって,住民じゅうみん立場たちばって相談そうだんおうじ,必要ひつよう援助えんじょおこない,社会福祉しゃかいふくし増進ぞうしんつとめるものとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

3かい介護かいご老人ろうじん福祉ふくし施設しせつがある住宅地じゅうたくちに,下記かき図記号ずきごう関連かんれんした警戒けいかいレベル3が発令はつれいされた。介護かいご福祉ふくししょくがとるべき行動こうどうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

つぎ記述きじゅつのうち,介護かいごにおける感染症かんせんしょう対策たいさくとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護かいご福祉ふくしおこな服薬ふくやく介護かいごかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

だい35かい(2023ねん

利用者主体りようしゃしゅたいかんがえにもとづいた訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の対応たいおうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

もとめられる介護福祉士像かいごふくししぞう」でしめされた内容ないようかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

社会福祉士及しゃかいふくししおよ介護福祉士法かいごふくししほう規定きていされている介護福祉士かいごふくしし責務せきむとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Aさん(85さい女性じょせい要介護ようかいご 1 )はおっと二人暮ふたりぐらしで,訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしている。Aさんは認知症にんちしょう(dementia)の進行しんこうによって,理解力りかいりょく低下ていかがみられる。ある,Aさんが訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に,「けているサービスをほかのものに変更へんこうしたい」「おっととはなかわるいのではなしたくない」と,不安ふあん様子ようすはなした。
意思決定支援いしけっていしえん意識いしきした訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

すべてのひとらしやすい社会しゃかい実現じつげんけて,どこでも,だれでも,自由じゆうに,使つかいやすくというかんがかたあらわ用語ようごとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Bさん(82さい女性じょせい要介護ようかいご 2 )は,わかいときにおっとくし,いえ仕事しごとをしながらどもを一人ひとりそだてた。おっとどもとごしたいえ手入ていれは毎日欠まいにちかかさずおこなっていた。数年前すうねんまえに,アルツハイマー型認知症がたにんちしょう(dementia of the Alzheimerʼs type)と診断しんだんされ,認知にんち症対応型共同生活介護しょうたいおうがたきょうどうせいかつ認知症高齢者にんちしょうこうれいしゃグループホーム)に入居にゅうきょした。夕方ゆうがたになると,「わたしいえかえらないといけない」と介護福祉職かいごふくししょく何度なんどうったえている。
Bさんにたいする介護福祉職かいごふくししょくこえかけとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護保険施設かいごほけんしせつ駐車場ちゅうしゃじょうで,下記かきのマークをけたくるま運転手うんてんしゅこまった様子ようす手助たすけをもとめていた。介護福祉職かいごふくししょく対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護保険施設かいごほけんしせつにおける専門職せんもんしょく役割やくわりかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護かいご現場げんばにおけるチームアプローチ(team approach)にかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

利用者りようしゃ危険きけん回避かいひするための介護福祉職かいごふくししょく対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

だい34かい(2022ねん

Fさん(66さい戸籍上こせきじょう性別せいべつ男性だんせい要介護ようかいご3)は,性同一性せいどういつせい障害しょうがいであることを理由りゆう施設利用しせつりようけてきた。最近さいきん数年前すうねんまえ脳卒中のうそっちゅう(stroke)の後遺症こういしょうがひどくなり,一人ひとりらしがむずかしくなってきた。Fさんは,担当たんとう訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)に施設しせつ入所にゅうしょについて,「性同一性せいどういつせい障害しょうがいでも施設しせつれてもらえるでしょうか」と相談そうだんした。
訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)の応答おうとうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

利用者主体りようしゃしゅたいかんがえにもとづいた介護福祉職かいごふくししょく対応たいおうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

利用者りようしゃ自立支援じりつしえんかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Gさん(70 さい男性だんせい要介護ようかいご2 )は,パーキンソンびょう(Parkinson disease)と診断しんだんされていて,外出がいしゅつするときはくるまいすを使用しようしている。歩行ほこう不安定ふあんていなため,しゅう2かい通所つうしょリハビリテーションを利用りようしている。Gさんは, 1年前ねんまえつまくなり,息子むすこ二人ふたりらしである。Gさんは社交的しゃこうてき性格せいかく地域ちいき住民じゅうみんとの交流こうりゅうのぞんでいるが,自宅じたく周辺しゅうへん坂道さかみちだんおおくて移動いどうむずしく,交流こうりゅうができていない。
Gさんの状況じょうきょうをICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際こくさい生活せいかつ機能きのう分類ぶんるい)でかんがえた場合ばあい参加さんか制約せいやく原因げんいんになっている環境かんきょう因子いんしとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

Hさん(75さい女性じょせい要介護よかいご2 )は,まご(17さい男性だんせい高校生こうこうせい)と自宅じたく二人ふたりらしをしている。Hさんは関節かんせつ疾患しっかん(joint disease)があり,通所つうしょリハビリテーションの利用りよう開始かいしした。介護福祉職かいごふくししょく送迎時そうげいじまごから,「祖母そぼは,日常にちじょう生活せいかつむずかしくなり,自分じぶんしょくつくるなどの機会きかいえ,家事かじ勉強べんきょうへの不安ふあんがある」と相談そうだんされた。
介護福祉職かいごふくししょくまごへの対応たいおうとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護保険制度かいごほけんせいどのサービス担当者たんとうしゃ会議かいぎかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

社会資源しゃかいしげんかんするつぎ記述きじゅつのうち,フォーマルサービスに該当がいとうするものとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

介護福祉士かいごふくしし職業倫理しょくぎょうりんりかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

施設しせつにおける利用者りようしゃ個人こじん情報じょうほう安全あんぜん管理かんり対策たいさくとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が,利用者りようしゃ家族かぞくからハラスメント(harassment)をけたときの対応たいおうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。