生活支援技術
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問題59
次の記述のうち,施設で亡くなった利用者家族への介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 悲しみの表出があった時点からかかわりを開始する。
2 傾聴よりも励ますことを重視する。
3 悲嘆は特異な反応のため注意する。
4 故人との思い出には触れないようにする。
5 悲嘆が長期化した場合は,専門医等へ相談するように助言する。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題59
施設で亡くなった利用者の家族へのグリーフケアに関する問題です。
答えは、「5」です。
大切な人を亡した家族が悲しむことは自然な反応です。しかし、長く続くようであれば、必要に応じて専門職につなげます。
1 悲しみの表出があった時点からかかわりを開始する。
【×】誤りです。悲しみの表出とは、泣く、つらい気持ちを話す、落ち込むなど、悲しみを外に出すことです。悲しみが表に出てから関わるのではなく、亡くなる前から家族を支えることが大切です。
2 傾聴よりも励ますことを重視する。
【×】誤りです。傾聴とは、相手の話を途中で否定せず、気持ちに寄り添ってよく聴くことです。励ますことよりも、まず家族の気持ちを聴くことが大切です。
3 悲嘆は特異な反応のため注意する。
【×】誤りです。悲嘆とは、大切な人を失ったときに感じる深い悲しみや心の反応のことです。悲嘆は、大切な人を亡くしたときに起こる自然な反応です。
4 故人との思い出には触れないようにする。
【×】誤りです。故人との思い出を話すことは、家族の悲しみを支えることにつながる場合があります。無理に聞き出す必要はありませんが、家族が話したいときには、思い出を大切にしながら聴くことが大切です。
5 悲嘆が長期化した場合は,専門医等へ相談するように助言する。
【○】正しい選択肢です。大切な人を亡くした悲しみは自然な反応ですが、悲しみが長く続き、生活に支障がある場合は、専門的な支援につなげることが大切です。