解答と解説
問題99
消費者保護制度に関する問題です。
答えは、「4」です。
日本では、事業者(物を売ったりサービスを提供する会社)から消費者(お金を払って物やサービスを買う人)が不公平にお金をとられることがないように消費者を守る制度があります。
そのひとつに「クーリング・オフ」があります。
クーリング・オフとは、商品を買った後に、一定期間内であれば理由なしで契約を取り消せる制度です。特に訪問販売や電話勧誘で使われます。
ただし、インターネット販売やテレビショッピングなどでの購入や、実際のお店で自分の意志で購入した場合はクーリング・オフは使えませんので、注意をしましょう。
1 「健康食品は処分しましょう」
【×】誤りです。この夫婦の相談内容は、健康食品の商品に関することではありません。
2 「クーリング・オフをしましょう」
【×】誤りです。テレビショッピングで購入したものは、クーリング・オフの対象ではありません。
3 「買い物は夫がするようにしましょう」
【×】誤りです。この夫婦の相談内容は、誰が買い物をするかということではありません。
4 「契約内容を一緒に確認しましょう」
【○】正しい選択肢です。テレビショッピングでの購入は、事業者との間で定めたルールがあるので、それを確認します。
5 「テレビショッピングでの買い物はやめましょう」
【×】誤りです。この夫婦の相談内容は、今届いている商品のことであって、今後のことではありません。