個別問題

【第36回試験】問題91(生活支援技術)

生活支援技術せいかつしえんぎじゅつ

問題もんだい91

介護かいご老人ろうじん福祉ふくし施設しせつ一般浴いっぱんよく個浴こよく)で,右片麻痺みぎかたまひ利用者りようしゃ移乗台いじょうだいすわっている。その状態じょうたいから安全あんぜん入浴にゅうよくをするための介護かいご福祉ふくししょく助言じょげんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 「浴槽よくそうはいるときは,右足みぎあしからはいりましょう」
2 「につかるときは,左膝ひだりひざをついてゆっくりはいりましょう」
3 「浴槽内よくそうないでは,あし浴槽よくそうかべすようにして姿勢しせい安定あんていさせましょう」
4 「浴槽内よくそうないでは,うしろのかべりかかりあしばしましょう」
5 「浴槽よくそうからるときは,真上方向まうえほうこうがりましょう」

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい91

片麻痺かたまひ利用者りようしゃ入浴介助にゅうよくかいじょかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

1 「浴槽よくそうはいるときは,右足みぎあしからはいりましょう」

【×】あやまりです。浴槽よくそうはいるときは、健側けんそく今回こんかい左側ひだりがわ)からはいると、バランスをくずしにくくなります。

2 「につかるときは,左膝ひだりひざをついてゆっくりはいりましょう」

【×】あやまりです。につかるときは、バランスをくずさないようすりをしっかりつかむように助言じょげんします。

3 「浴槽内よくそうないでは,あし浴槽よくそうかべすようにして姿勢しせい安定あんていさせましょう」

【○】ただしい選択肢せんたくしです。浴槽内よくそうないはからだがきやすく不安定ふあんていになるため、かべすようにすることで、姿勢しせい安定あんていさせます。

4 「浴槽内よくそうないでは,うしろのかべりかかりあしばしましょう」

【×】あやまりです。かべりかかりあしばすと、からだがいておぼれる危険きけんがあります。

5 「浴槽よくそうからるときは,真上方向まうえほうこうがりましょう」

【×】あやまりです。真上方向まうえほうこうではなく、すりを使つかって、からだを前方ぜんぽう重心じゅうしんかたけるようにがります。

#入浴介助にゅうよくかいじょ #片麻痺かたまひ