解答と解説
問題31
高次脳機能障害のがある人への関わり方に関する問題です。
答えは、「5」です。
障害がある人とのコミュニケーションで気をつけることは、障害が影響でできないこと、難しいことを理解して関わるということです。
Kさんの場合は、高次脳機能障害の特徴をしっかり理解して対応しましょう。
高次脳機能障害にみられる特徴
記憶障害
予定などを忘れたり、新しい出来事を覚えていられなくなる。
注意障害
注意が続かなかったり、同時に2つ以上のことをすると混乱してしまう。
遂行(実行)機能障害
決まった方法にこだわり、状況に応じた判断ができないこと。また、日常生活において、計画して実行することができない。
社会的行動障害
感情をコントロールするのが難しく、感情を爆発させたり、依存、退行、抑うつなどの行動がみられる。
1 興奮している理由を詳しく聞く。
【×】誤りです。感情のコントロールが難しいのが特徴です。興奮した状態で理由を聞くのは適切ではありません。
2 興奮することはよくないと説明する。
【×】誤りです。感情のコントロールが難しいのが特徴です。説明したからといって、感情がコントロールできるものではありません。
3 冷静になるように説得する。
【×】誤りです。感情のコントロールが難しいのが特徴です。説得は相手を追い詰めることにもまるので、適切ではありません。
4 事前に作成しておいた日課表に沿って活動してもらう。
【×】誤りです。感情のコントロールが難しいため、予定していた活動をするのは困難です。
5 場所を移動して話題を変える。
【○】正しい選択肢です。環境を変えることは、感情を落ちつかせることに効果的です。