総合問題そうごうもんだい1

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次つぎの事例じれいを読よんで、問題もんだい114から問題もんだい116までについて答こたえなさい。

[事例じれい]

Aさん(80歳さい,女性じょせい)は,自宅じたくで一人ひとり暮ぐらしをしている。同おなじ県内けんないに住すむ娘むすめが,月つきに一度いちどAさんの自宅じたくを訪おとずれている。
最近さいきん,Aさんの物忘ものわすれが多おおくなってきたため,不安ふあんになった娘むすめが,Aさんと一緒いっしょに病院びょういんを受診じゅしんしたところ,医師いしから,脳のうの記憶きおくをつかさどる部分ぶぶんが顕著けんちょに萎縮いしゅくしたアルツハイマー型がた認知症にんちしょう(dementia of the Alzheimer’s type)であると診断しんだんされた。Aさんはこのまま自宅じたくで暮くらすことを希望きぼうし,介護保険かいごほけんの訪問ほうもん介護かいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしながら一人ひとり暮ぐらしを継続けいぞくすることになった。
ある日ひ,娘むすめからサービス提供ていきょう責任者せきにんしゃに,今年ことしはAさんが一人ひとりで雪ゆきかきができるか不安ふあんであると相談そうだんがあった。そこで,サービス提供ていきょう責任者せきにんしゃが,Aさんと一緒いっしょに地区ちくの民生みんせい委員いいんに相談そうだんしたところ,近所きんじょの人ひとたちが雪ゆきかきをしてくれることになった。

問題もんだい115

地域包括ちいきほうかつケアシステムにおいて,Aさんの雪ゆきかきの課題かだいへの対応たいおうを示しめすものとして,最もっとも適切てきせつなものを1つ選えらびなさい。

1 自助じじょ
2 互助ごじょ
3 介助かいじょ
4 扶助ふじょ
5 公助こうじょ

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとうと解説かいせつ

問題もんだい115(解説かいせつ)

地域福祉ちいきふくしに関かんする問題もんだいです。

答こたえは、「2」です。

地域包括ちいきほうかつケアシステムは、自助じじょ、互助ごじょ、共助きょうじょ、公助こうじょのバランスで成なり立たっています。

まず、娘むすめさんが心配しんぱいしている「雪ゆきかき」とは何なにか知しっていますか?

この事例じれいから、Aさんは雪ゆきがよく降ふる地域ちいきに住すんでいることがわかります。

雪ゆきかきとは、道みちに積つもった雪ゆきをスコップなどで除去じょきょすることです。雪ゆきかきをしないと、歩あるく道みちがなく、家いえから出でられなくなったりしてしまいます。

雪ゆきかきは、とても体力たいりょくを使つかい、足元あしもとがすべりやすく大変たいへんな作業さぎょうです。

次に、自助じじょ、互助ごじょ、共助きょうじょ、公助こうじょについて整理せいりをしましょう。

地域福祉ちいきふくしの4つの助じょ

自助じじょ

自分じぶんの力ちからで課題かだいを解決かいけつすることです。

互助ごじょ

家族かぞくや友人ゆうじん、近所きんじょの人ひとたちが自発的じはつてきに助たすけ合あうことです。

共助きょうじょ

制度化せいどかされた支援しえんのことです。
年金ねんきん、医療保険いりょうほけん、介護保険かいごほけんなどがこれに当あてあはまります

公助こうじょ

上うえの3つでは対応たいおうできないことに対する公的こうてき機関きかんによる福祉ふくしサービスです。税金ぜいきんで負担ふたんするもので、生活保護せいかつほごや高齢者こうれいしゃ福祉ふくし事業じぎょうなどがこれに当あてはまります。

Aさんの雪ゆきかきの課題かだいへの対応たいおうは、「近所きんじょの人ひとたちが雪ゆきかきをしてくれることになった」とあります。

これが選択肢せんたくしのどれに当あてはまるのかを考かんがえましょう。

1 自助じじょ

【×】誤あやまりです。

2 互助ごじょ

【○】正ただしい選択肢せんたくしです。「近所きんじょの人ひとたちが雪ゆきかきをしてくれることになった」とあります。近所きんじょの人ひとたちの支援しえんは、互助ごじょになります。

3 介助かいじょ

【×】誤あやまりです。

4 扶助ふじょ

【×】誤あやまりです。

5 公助こうじょ

【×】誤あやまりです。

#アルツハイマー型がた認知症にんちしょう #互助ごじょ