「~ずに」は、 何なにかをしないで、 別べつの 行動こうどうをするときに 使つかう 文法ぶんぽうです。

このページでは、 「~ずに」の 意味いみと 使つかい 方かた、 「~ないで」「~なくて」との 違ちがい、 試験問題しけんもんだいでの 読よみ 方かたを 例文れいぶんで 確認かくにんします。

1.「~ずに」の 意味いみ

「~ずに」は、 何なにかを しないで、 そのまま 別べつの 行動こうどうをするときに 使つかう 文法ぶんぽうです。

「~ずに」 を見みつけたら、

「~しないで」

と 言いい 換かえると、 意味いみが 分わかりやすくなります。
① 基本きほんの 意味いみ
~ずに
↓
意味いみ
~しないで
② 例文れいぶんで 確認かくにんしよう
朝あさご 飯はんを 食たべずに、 学校がっこうへ 行いきました。
やさしい 日本語にほんご → 朝あさご 飯はんを 食たべないで、 学校がっこうへ 行いきました。
文ぶんを AとBに 分わけてみよう
A 朝あさご 飯はんを 食たべない
↓
B 学校がっこうへ 行いく
ポイント Aをしないで、Bをする

という 関係かんけいです。
③ もう1つ 例れいを 見みてみよう
Aさんは 部屋へやに 戻もどらずに、 エレベーターの 前まえに いました。
やさしい 日本語にほんご → Aさんは 部屋へやに 戻もどらないで、 エレベーターの 前まえに いました。
文ぶんを 分わけると A: 部屋へやに 戻もどらない

B: エレベーターの 前まえにいる
💡 ここが 大切たいせつ
「~ずに」がある 文ぶんでは、

「しなかったこと」 と 「そのあとにしたこと」 を 分わけて 読よむと、 意味いみが 分わかりやすくなります。

例れい:

薬くすりを 飲のまずに 寝ねました。

→ 薬くすりを 飲のまないで、 寝ねました。
「~ずに」の 基本きほん

~ずに
↓
~しないで

文ぶんを 読よむときは、

A:しなかったこと
↓
B:そのあとにしたこと

に 分わけて 考かんがえましょう。

2.文ぶんの 形かたちを 覚おぼえよう

「~ずに」は、 動詞どうしの 「ない形けい」を 使つかって 作つくります。

基本きほんは、

「ない形けい」の 「ない」を 取とって、 ずに をつける

と 覚おぼえましょう。
① 基本きほんの 作つくり 方かた
動詞どうしの ない形けい
↓
「ない」を 取とる
↓
+ ずに
② 動詞どうしの 変かわり 方かたを 確認かくにんしよう
辞書形じしょけい ない形けい ~ずに
行いく 行いかない 行いかずに
飲のむ 飲のまない 飲のまずに
戻もどる 戻もどらない 戻もどらずに
食たべる 食たべない 食たべずに
忘わすれる 忘わすれない 忘わすれずに
例れい 食たべない
↓
「ない」を 取とる
↓
食たべ + ずに
↓
食たべずに
💡 「する」は 特別とくべつな 形かたちです
する
↓
しない
↓
せずに
「しずに」ではありません。

「する」は、 せずに と 覚おぼえましょう。
予告よこく せずに 避難訓練ひなんくんれんを 行おこないました。
→ 予告よこく しないで、 避難訓練ひなんくんれんを 行おこないました。
③ 「来くる」の 形かたちも 覚おぼえよう
来くる
↓
来こない
↓
来こずに
Aさんは 今日きょう、 施設しせつに 来こずに、 家いえで 休やすみました。
→ 施設しせつに 来こないで、 家いえで 休やすみました。
「~ずに」の 作つくり 方かたを 順番じゅんばんに 確認かくにんしよう
① 動詞どうしを ない形けいにする

例れい:
飲のむ → 飲のまない
↓
② 「ない」を 取とる

飲のまない
→
飲のま
↓
③ ずに をつける

飲のま + ずに
→
飲のまずに
「~ずに」の 形かたちにしてみよう
① 休やすまない
答こたえ:

休やすまずに
② 忘わすれない
答こたえ:

忘わすれずに
③ 連絡れんらくしない
答こたえ:

連絡れんらく せずに

「しずに」ではないので 注意ちゅういしましょう。
④ 来こない
答こたえ:

来こずに
「~ずに」の 作つくり 方かた

動詞どうしの ない形けい
↓
「ない」を 取とる
↓
ずに をつける

例れい:
食たべない → 食たべずに

飲のまない → 飲のまずに

「する」は せずに

「来くる」は 来こずに

この2つは 特とくに 注意ちゅういして 覚おぼえましょう。

3.どんなときに 使つかう?

「~ずに」は、 一ひとつのことを しないで、 別べつのことをするときに 使つかいます。

「~ずに」 を見みつけたら、

「何なにをしなかった?」
「そのあと、 何なにをした?」


の2つを 確認かくにんしましょう。
2つの 使つかい 方かたを 確認かくにんしよう
① Aをしないで、Bをする
食たべずに 出でかける

→ 食たべないで 出でかける
② Aをしない 状態じょうたいのままB
戻もどらずに そこにいる

→ 戻もどらないで そこにいる
① Aをしないで、Bをするとき

ある 行動こうどうをしないで、 別べつの 行動こうどうをするときに 使つかいます。

朝あさご 飯はんを 食たべずに、 仕事しごとへ 行いきました。
やさしい 日本語にほんご → 朝あさご 飯はんを 食たべないで、 仕事しごとへ 行いきました。
A 朝あさご 飯はんを 食たべない
↓
B 仕事しごとへ 行いく
もう1つ 例れいを 見みてみよう
Aさんは 薬くすりを 飲のまずに、 寝ねてしまいました。
→ 薬くすりを 飲のまないで、 寝ねてしまいました。
A 薬くすりを 飲のまない
↓
B 寝ねる
② Aをしない 状態じょうたいのまま、 Bの 状態じょうたいが 続つづくとき

「~ずに」は、 二ふたつの 行動こうどうだけでなく、 何なにかをしない 状態じょうたいのまま、 別べつの 状態じょうたいが 続つづくときにも 使つかいます。

Aさんは 部屋へやに 戻もどらずに、 エレベーターの 前まえに 立たっていました。
やさしい 日本語にほんご → Aさんは 部屋へやに 戻もどらないで、 エレベーターの 前まえに 立たっていました。
A 部屋へやに 戻もどらない
↓
B エレベーターの 前まえに 立たっている
💡 「~せずに」も 同おなじ 意味いみ
「する」を 使つかう 言葉ことばでは、 ~せずに の 形かたちになります。

例れい:

職員しょくいんは、 連絡れんらく せずに 帰かえりました。

→ 連絡れんらく しないで、 帰かえりました。

「せずに」を 見みたら、 「しないで」と 言いい 換かえましょう。
「~ずに」がある 文ぶんは こう 読よもう
① 「~ずに」を 見みつける

薬くすりを 飲のまずに、 寝ねました。
② 「~しないで」に 言いい 換かえる

飲のまずに
↓
飲のまないで
③ 何なにをしなかった?

→ 薬くすりを 飲のまなかった
④ そのあと 何なにをした?

→ 寝ねた
「~ずに」の 意味いみを 確認かくにんしよう
① Aさんは 朝食ちょうしょくを 食たべずに、 出でかけました。
何なにをしなかった?
→ 朝食ちょうしょくを 食たべなかった

そのあと 何なにをした?
→ 出でかけた
② 職員しょくいんは 確認かくにん せずに、 作業さぎょうを 始はじめました。
「せずに」は 何なにという 意味いみ?
→ しないで

何なにをしなかった?
→ 確認かくにんしなかった

そのあと 何なにをした?
→ 作業さぎょうを 始はじめた
③ Aさんは 部屋へやに 入はいらずに、 廊下ろうかに 立たっていました。
何なにをしなかった?
→ 部屋へやに 入はいらなかった

どんな 状態じょうたいだった?
→ 廊下ろうかに 立たっていた
「~ずに」は、 こんなときに 使つかいます

① Aをしないで、Bをする

例れい:
食たべずに 出でかける
↓
食たべないで 出でかける

② Aをしない 状態じょうたいのまま、 Bの 状態じょうたいが 続つづく

例れい:
戻もどらずに そこにいる
↓
戻もどらないで そこにいる

~ずに を見みつけたら、 「~しないで」 と 言いい 換かえて 読よみましょう。

4.「~ずに」と 「~ないで」は 何なにが 違ちがう?

「~ずに」と 「~ないで」は、 どちらも 「~しないで」 という 意味いみで 使つかうことができます。

基本きほんの 意味いみは 同おなじですが、

~ないで は 会話かいわでも よく使つかう

~ずに は 少すこしかたい 表現ひょうげんで、 文章ぶんしょうでも よく使つかう

という 違ちがいがあります。
2つの 使つかい 方かたを 比くらべよう
~ないで
意味いみ:
~しないで
会話かいわでも よく 使つかいます。
~ずに
意味いみ:
~しないで
少すこしかたい 表現ひょうげんで、 文章ぶんしょうや 試験問題しけんもんだいでも 使つかわれます。
同おなじ 内容ないようを 2つの 形かたちで 比くらべよう
朝あさご 飯はんを 食たべないで、 学校がっこうへ 行いきました。
朝あさご 飯はんを 食たべずに、 学校がっこうへ 行いきました。
意味いみは? どちらも、

「朝あさご 飯はんを 食たべないで、 学校がっこうへ 行いった」

という 意味いみです。
① 「~ないで」は 会話かいわでも よく使つかう

「~ないで」は、 日常にちじょうの 会話かいわでも よく使つかわれる 表現ひょうげんです。

朝食ちょうしょくを 食たべないで 出でかけました。
薬くすりを 飲のまないで 寝ねました。
ポイント 会話かいわでは、 「~ないで」のほうが 自然しぜんに 使つかわれることが 多おおいです。
② 「~ずに」は 文章ぶんしょうでも よく使つかう

「~ずに」は、 「~ないで」より 少すこしかたい 表現ひょうげんです。

朝食ちょうしょくを 食たべずに 出でかけました。
薬くすりを 飲のまずに 寝ねました。
ポイント 説明文せつめいぶんや 書かかれた 文章ぶんしょうでは、 「~ずに」が 使つかわれることがあります。

介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんでも、 この 形かたちが 使つかわれています。
使つかわれ 方かたの 違ちがいを 覚おぼえよう
~ないで

→ 会話かいわでも よく使つかう

例れい:
無理むりしないで ください。
~ずに

→ 少すこしかたい 表現ひょうげんで、 文章ぶんしょうでも 使つかわれる

例れい:
無理むり せずに 生活せいかつする。
💡 試験しけんでは 「~ずに」を 「~ないで」に 言いい 換かえてみよう
文章ぶんしょうの 意味いみが 分わかりにくいときは、

~ずに
↓
~ないで

に 言いい 換かえて 読よみましょう。

例れい:

部屋へやに 戻もどらずに、 廊下ろうかにいました。

↓

部屋へやに 戻もどらないで、 廊下ろうかにいました。
「する」の 形かたちも 比くらべてみよう
確認かくにん しないで 始はじめました。
確認かくにん せずに 始はじめました。
意味いみ どちらも、

確認かくにんしないで 始はじめた

という 意味いみです。

せずに は、 「しないで」の 少すこしかたい 表現ひょうげんです。
「~ずに」を 「~ないで」に 言いい 換かえてみよう
① 朝食ちょうしょくを 食たべずに 出でかけました。
言いい 換かえると:

朝食ちょうしょくを 食たべないで 出でかけました。
② 家族かぞくに 連絡れんらく せずに 帰かえりました。
言いい 換かえると:

家族かぞくに 連絡れんらく しないで 帰かえりました。
③ 薬くすりを 飲のまずに 寝ねました。
言いい 換かえると:

薬くすりを 飲のまないで 寝ねました。
「~ずに」と 「~ないで」の 違ちがい

~ないで
↓
会話かいわでも よく使つかう

~ずに
↓
少すこしかたい 表現ひょうげんで、 文章ぶんしょうや 試験問題しけんもんだいでも 使つかわれる

基本きほんの 意味いみは 同おなじです。

試験しけんで 「~ずに」 を見みつけたら、

「~ないで」

に 言いい 換かえて 読よみましょう。

5.「~ずに」と 「~なくて」は 何なにが 違ちがう?

「~ずに」と 「~なくて」は、 どちらも 動詞どうしの 否定ひていの 形かたちですが、 文ぶんの 中なかでの 役割やくわりが 違ちがいます。

~ずに
→ ~しないで、 別べつの 行動こうどうや 状態じょうたい

~なくて
→ ~しないことが、 後うしろの 結果けっかの 理由りゆう・ 原因げんいんになる
まず、 違ちがいを 簡単かんたんに 確認かくにんしよう
~ずに
Aをしないで、 Bをする
例れい:

朝食ちょうしょくを 食たべずに 出でかける
~なくて
Aをしなかったことが、 Bの 理由りゆう・ 原因げんいん
例れい:

朝食ちょうしょくを 食たべなくて、 おなかがすいた
① 「~ずに」 = Aをしないで、Bをする
Aさんは 朝食ちょうしょくを 食たべずに、 出でかけました。
やさしい 日本語にほんご → 朝食ちょうしょくを 食たべないで、 出でかけました。
文ぶんの 関係かんけい
A: 朝食ちょうしょくを 食たべない
↓
B: 出でかける
Aをしないで、Bをした

という 関係かんけいです。
② 「~なくて」 = 理由りゆう・ 原因げんいんを 表あらわす
Aさんは 朝食ちょうしょくを 食たべなくて、 おなかがすきました。
やさしい 日本語にほんご → 朝食ちょうしょくを 食たべなかったので、 おなかがすきました。
文ぶんの 関係かんけい
理由りゆう・ 原因げんいん:
朝食ちょうしょくを 食たべなかった
↓
結果けっか:
おなかがすいた
Aをしなかったので、Bになった

と 考かんがえると 分わかりやすいです。
同おなじ 動詞どうしで 比くらべよう
薬くすりを 飲のまずに、 寝ねました。
→ 薬くすりを 飲のまないで、 寝ねました。

「飲のまない」 + 「寝ねる」 という 2つの 行動こうどうを 表あらわしています。
薬くすりを 飲のまなくて、 体調たいちょうが 悪わるくなりました。
→ 薬くすりを 飲のまなかったので、 体調たいちょうが 悪わるくなりました。

「薬くすりを 飲のまなかった」 ことが、 後うしろの 結果けっかの 理由りゆうになっています。
迷まよったら、 前まえと 後うしろの 関係かんけいを 見みよう
~ずに

→ 「~しないで」に 言いい 換かえる

Aをしないで、Bをする

例れい:
休やすまずに 働はたらく
↓
休やすまないで 働はたらく
~なくて

→ 「~ないので」に 言いい 換かえられるか 確認かくにんする

Aをしないので、Bになる

例れい:
眠ねむれなくて 疲つかれました。
↓
眠ねむれないので、 疲つかれました。
💡 「~なくて」は いつも 理由りゆうになるとは 限かぎりません
「~なくて」は、 否定ひていの 内容ないようを 次つぎの 文ぶんにつなぐ 使つかい 方かたもあります。

ただし、 「~ずに」と 比くらべるときは、

「~ずに」→ ~しないで
「~なくて」→ ~ないので

と 言いい 換かえてみると、 違ちがいが 分わかりやすくなります。
「~ずに」と 「~なくて」を 見分みわけよう
① Aさんは 昼食ちゅうしょくを 食たべ___、 外出がいしゅつしました。
答こたえ:

食たべずに

→ 昼食ちゅうしょくを 食たべないで、 外出がいしゅつしました。
② 昨夜さくやは よく 眠ねむれ___、 今日きょうは 疲つかれています。
答こたえ:

眠ねむれなくて

→ よく 眠ねむれなかったので、 今日きょうは 疲つかれています。
③ 職員しょくいんは 確認かくにん___、 作業さぎょうを 始はじめました。
答こたえ:

確認かくにん せずに

→ 確認かくにんしないで、 作業さぎょうを 始はじめました。
「~ずに」と 「~なくて」の 違ちがい

~ずに
↓
~しないで

Aをしないで、 Bをする

例れい:
食たべずに 出でかける


~なくて
↓
~ないので

Aをしなかったことが、 Bの 理由りゆう・ 原因げんいんになる

例れい:
眠ねむれなくて 疲つかれた

前まえと 後うしろの 文ぶんが、 「行動こうどう」なのか 「理由りゆう・ 結果けっか」なのかを 確認かくにんしましょう。

6.「~ず」の 形かたちも 覚おぼえよう

「~ずに」の 「に」がない 「~ず」 という 形かたちもあります。

「~ず」 は、 前まえの 内容ないようと 後うしろの 内容ないようを つなぐときに 使つかわれます。

文ぶんによって、 「~ないで」 や 「~なくて」 に 近ちかい 意味いみになります。
① 「~ずに」と「~ず」を 比くらべよう
食たべずに 出でかける
↓
言いい 換かえると
食たべないで 出でかける


食たべず、 出でかける
↓
言いい 換かえると
食たべないで 出でかける
② 「~ないで」に 近ちかい 意味いみ

何なにかをしないで、 別べつの 行動こうどうをするときに 「~ず」 が 使つかわれることがあります。

Aさんは 朝食ちょうしょくを 食たべず、 外出がいしゅつしました。
やさしい 日本語にほんご → Aさんは 朝食ちょうしょくを 食たべないで、 外出がいしゅつしました。
③ 「~なくて」に 近ちかい 意味いみ

前まえの 内容ないようが、 後うしろの 内容ないようの 理由りゆうになるときにも 「~ず」 が 使つかわれることがあります。

切符きっぷの 買かい 方かたが 分わからず、 駅員えきいんさんに 教おしえてもらいました。
やさしい 日本語にほんご → 切符きっぷの 買かい 方かたが 分わからなくて、 駅員えきいんさんに 教おしえてもらいました。

→ 買かい 方かたが 分わからなかったので、 駅員えきいんさんに 聞ききました。
「~ず」は 前後ぜんごの 文ぶんを 見みて 意味いみを 考かんがえよう
朝食ちょうしょくを 食たべず、 外出がいしゅつした。

↓
~ないで に 近ちかい

→ 食たべないで 外出がいしゅつした
道みちが 分わからず、 困こまりました。

↓
~なくて に 近ちかい

→ 道みちが 分わからなくて、 困こまりました
💡 「する」は「せず」
「する」の 場合ばあいは、 「~ずに」と 同おなじように

する
↓
せず

となります。

例れい:

確認かくにん せず、 作業さぎょうを 始はじめました。

↓

確認かくにんしないで、 作業さぎょうを 始はじめました。
試験しけんで 「~ず」を 見みつけたら
① 「~ず」を 見みつける

分わからず、 困こまった
② 否定ひていの 形かたちに 戻もどしてみる

分わからず
↓
分わからない
③ 前後ぜんごの 関係かんけいを 確認かくにんする

「~ないで」が 自然しぜん?
それとも、
「~なくて」が 自然しぜん?
「~ず」の 意味いみを 確認かくにんしよう
① Aさんは 昼食ちゅうしょくを 食たべず、 外出がいしゅつしました。
言いい 換かえると:

昼食ちゅうしょくを 食たべないで、 外出がいしゅつしました。
② 場所ばしょが 分わからず、 職員しょくいんに 聞ききました。
言いい 換かえると:

場所ばしょが 分わからなくて、 職員しょくいんに 聞ききました。
③ 家族かぞくに 連絡れんらく せず、 帰宅きたくしました。
言いい 換かえると:

家族かぞくに 連絡れんらくしないで、 帰宅きたくしました。
「~ず」も 覚おぼえておこう

~ず
↓
否定ひていの 内容ないようを 後うしろの 文ぶんにつなぐ

文ぶんによって、

~ないで
または
~なくて

に 近ちかい 意味いみになります。

「~ず」だけを 見みて 意味いみを 決きめず、 前まえと 後うしろの 文ぶんを 一緒いっしょに 読よみましょう。

7.よく 使つかわれる 「~ずに」を 覚おぼえよう

「~ずに」は、 いろいろな 動詞どうしと 一緒いっしょに 使つかわれます。

試験問題しけんもんだいを 読よむときは、

「~ずに」を 見みつけたら、 「~ないで」に 言いい 換かえる

ことが 大切たいせつです。
よく 使つかう 形かたちを 確認かくにんしよう
元もとの 形かたち
休やすまない
~ずに
休やすまずに
意味いみ
休やすまないで
忘わすれない
忘わすれずに
忘わすれないで
戻もどらない
戻もどらずに
戻もどらないで
支払しはらわない
支払しはらわずに
支払しはらわないで
変かわらない
変かわらずに
変かわらないで
心配しんぱいをかけない
心配しんぱいをかけずに
心配しんぱいをかけないで
① 休やすまずに
Aさんは 休やすまずに、 長ながい 時間じかん 歩あるきました。
やさしい 日本語にほんご → Aさんは 休やすまないで、 長ながい 時間じかん 歩あるきました。
② 戻もどらずに
Aさんは 部屋へやに 戻もどらずに、 廊下ろうかに いました。
→ Aさんは 部屋へやに 戻もどらないで、 廊下ろうかに いました。
③ 忘わすれずに
薬くすりを 忘わすれずに 飲のんでください。
意味いみ → 薬くすりを 忘わすれないで 飲のんでください。
💡 試験しけんでは 「~せずに」にも 注目ちゅうもく
「する」を 使つかう 言葉ことばは、

「しない」 → 「せずに」

と 変かわります。
確認かくにんしない
↓
確認かくにん せずに
↓
確認かくにんしないで
予告よこくしない
↓
予告よこく せずに
↓
予告よこくしないで
変更へんこうしない
↓
変更へんこう せずに
↓
変更へんこうしないで
明示めいじしない
↓
明示めいじ せずに
↓
明示めいじしないで
無理むりをしない
↓
無理むり せずに
↓
無理むりをしないで
「~せずに」の 例文れいぶん
職員しょくいんは、 確認かくにん せずに、 作業さぎょうを 始はじめました。
→ 職員しょくいんは、 確認かくにんしないで、 作業さぎょうを 始はじめました。
無理むり せずに、 自分じぶんの ペースで 生活せいかつしましょう。
→ 無理むりをしないで、 自分じぶんの ペースで 生活せいかつしましょう。
初はじめて 見みる 言葉ことばでも、 この 方法ほうほうで 読よもう
① 「ずに」または 「せずに」を 見みつける
② 元もとの 動詞どうしを 考かんがえる

支払しはらわずに
↓
支払しはらう
③ 「~ないで」に 言いい 換かえる

支払しはらわずに
↓
支払しはらわないで
意味いみを 言いい 換かえてみよう
① 休やすまずに 働はたらきました。
言いい 換かえると:

休やすまないで 働はたらきました。
② 確認かくにん せずに 始はじめました。
言いい 換かえると:

確認かくにんしないで 始はじめました。
③ 家族かぞくに 心配しんぱいを かけずに 生活せいかつしたいです。
言いい 換かえると:

家族かぞくに 心配しんぱいを かけないで 生活せいかつしたいです。
よく 使つかわれる 「~ずに」を 覚おぼえておこう

休やすまずに
→ 休やすまないで

忘わすれずに
→ 忘わすれないで

戻もどらずに
→ 戻もどらないで

支払しはらわずに
→ 支払しはらわないで

確認かくにん せずに
→ 確認かくにんしないで

とくに 「~せずに」を 見みたら、 「~しないで」に 言いい 換かえて 読よみましょう。

8.試験しけんでは どう使つかわれる?

「~ずに」「~せずに」は、 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんの 問題文もんだいぶんや 選択肢せんたくし、 事例じれいの 中なかでも 使つかわれています。

試験しけんで 「~ずに」 や 「~せずに」 を見みつけたら、

「~ないで」 「~しないで」

に 言いい 換かえてみましょう。
💡 この 部分ぶぶんで 確認かくにんすること
ここでは、 選択肢せんたくしが 正ただしいか、 間違まちがっているかを 確認かくにんするのではありません。

実際じっさいの 試験しけんで 「~ずに」がどのように 使つかわれているか を 見みていきます。
第だい34回かい 問題もんだい56・ 選択肢せんたくし4
実際じっさいの 文章ぶんしょう
掛かけ 毛布もうふは ゆるみを 作つくらずに シーツの 足元あしもとに 押おし 込こむ。
「~ずに」を 読よむと 作つくらずに
↓
作つくらないで
第だい35回かい 問題もんだい75・ 選択肢せんたくし3
実際じっさいの 文章ぶんしょう
一度いちど 形成けいせいした 信頼関係しんらいかんけいは, 変かわらずに 継続けいぞくすると 考かんがえる。
「~ずに」を 読よむと 変かわらずに
↓
変かわらないで
第だい35回かい 問題もんだい124・ 選択肢せんたくし3
実際じっさいの 文章ぶんしょう
予告よこくせずに 避難訓練ひなんくんれんを 行おこなう。
「~せずに」を 読よむと 予告よこくせずに
↓
予告よこくしないで
第だい36回かい 問題もんだい54・ 選択肢せんたくし1
実際じっさいの 文章ぶんしょう
誤嚥ごえんせずに 食事しょくじすることが 可能かのうである。
「~せずに」を 読よむと 誤嚥ごえんせずに
↓
誤嚥ごえんしないで
第だい36回かい 問題もんだい109・ 事例じれい
実際じっさいの 文章ぶんしょう
Aさんは 部屋へやに 戻もどらずに, エレベーターの 前まえで 立たち 止どまっていた。
「~ずに」を 読よむと 戻もどらずに
↓
戻もどらないで
第だい36回かい 問題もんだい114・ 事例じれい
実際じっさいの 文章ぶんしょう
Cさんが 代金だいきんを 支払しはらわずに 商品しょうひんを 持もっていった。
「~ずに」を 読よむと 支払しはらわずに
↓
支払しはらわないで
第だい38回かい 問題もんだい116・ 事例じれい
実際じっさいの 文章ぶんしょう
とにかく 息子むすこに 心配しんぱいを かけずに 一緒いっしょに 暮くらしていきたい
「~ずに」を 読よむと 心配しんぱいを かけずに
↓
心配しんぱいを かけないで
💡 試験しけんでは 「~せずに」にも 注意ちゅうい
過去問かこもんでは、

予告よこくせずに
誤嚥ごえんせずに

のように、 「する」を 使つかう 言葉ことばも 出でてきます。
予告よこくする
↓
予告よこくせずに
↓
予告よこくしないで
誤嚥ごえんする
↓
誤嚥ごえんせずに
↓
誤嚥ごえんしないで
過去問かこもんでは、 いろいろな 形かたちで 「~ずに」が 使つかわれています。
作つくらずに
→ 作つくらないで
戻もどらずに
→ 戻もどらないで
支払しはらわずに
→ 支払しはらわないで
予告よこくせずに
→ 予告よこくしないで
誤嚥ごえんせずに
→ 誤嚥ごえんしないで

試験しけんで 「~ずに」「~せずに」を 見みつけたら、 まず 「~ないで」「~しないで」に 言いい 換かえて 読よみましょう。

9. 試験問題しけんもんだいを 読よむときのポイント

試験問題しけんもんだいでは、 「~ずに」が 長ながい 文章ぶんしょうの 中なかに 出でてくることがあります。

全部ぜんぶを 一度いちどに 理解りかいしようとせず、

「何なにをしなかった?」
↓
「そのあと、 何なにをした?」

の 順番じゅんばんで 読よむと 分わかりやすくなります。
「~ずに」がある 文ぶんは、 5つの 順番じゅんばんで 読よもう
① 「ずに」「せずに」 を 見みつける
↓
② 前まえにある 動詞どうしを 確認かくにんする

支払しはらわずに
→
元もとの 動詞どうしは 「支払しはらう」
↓
③ 「~ないで」「~しないで」に 言いい 換かえる

支払しはらわずに
↓
支払しはらわないで
↓
④ 何なにをしなかった?

→ 代金だいきんを 支払しはらわなかった
↓
⑤ そのあと 何なにをした?

→ 商品しょうひんを 持もっていった
例文れいぶんを 分わけて 読よんでみよう
Aさんは、 代金だいきんを 支払しはらわずに、 商品しょうひんを 持もっていきました。
① 何なにをしなかった?

代金だいきんを 支払しはらわなかった
↓
② そのあと 何なにをした?

商品しょうひんを 持もっていった
やさしい 日本語にほんご

代金だいきんを 支払しはらわないで、 商品しょうひんを 持もっていきました。
長ながい 文ぶんでも、 「~ずに」の 前後ぜんごを 見みよう
例れい

Aさんは、 職員しょくいんに 何なにも 伝つたえずに、 一人ひとりで 玄関げんかんまで 歩あるいていきました。
まず「ずに」の 前まえ

伝つたえずに
↓
伝つたえないで

→ 職員しょくいんに 何なにも 伝つたえなかった
次つぎに「ずに」の 後うしろ

一人ひとりで 玄関げんかんまで 歩あるいていった
文ぶんを 短みじかくすると

職員しょくいんに 伝つたえない
↓
一人ひとりで 玄関げんかんまで 歩あるく
💡 「~せずに」は 「~しないで」と 読よもう
試験問題しけんもんだいでは、

確認かくにんせずに
説明せつめいせずに
連絡れんらくせずに

のような 形かたちが 出でてくることがあります。

「せずに」を 見みたら、 「しないで」に 言いい 換かえます。

確認かくにんせずに
↓
確認かくにんしないで
「誰だれが?」が 書かかれていないこともある

日本語にほんごでは、 同おなじ 人ひとについて 話はなしているとき、 「誰だれが」を 書かかないことがあります。

Aさんは 居室きょしつを 出でました。 職員しょくいんに 声こえをかけずに、 エレベーターに 向むかいました。

この 文ぶんでは、

「声こえをかけなかった 人ひと」
「エレベーターに 向むかった 人ひと」

は、どちらも Aさん です。

誰だれの 行動こうどうなのか 分わからないときは、 前まえの 文ぶんも 確認かくにんしましょう。

試験問題しけんもんだいで 「~ずに」を 見みつけたら
① 「ずに」「せずに」 を 見みつける
② 前まえの 動詞どうしを 確認かくにんする
③ 「~ないで」「~しないで」に 言いい 換かえる
④ 何なにを しなかったのか 確認かくにんする
⑤ そのあと 何なにをしたのか 確認かくにんする

長ながい 問題文もんだいぶんでも、 「しなかったこと」と 「そのあとにしたこと」に 分わけると、 意味いみが 分わかりやすくなります。

10.まとめ

「~ずに」は、 何なにかをしないで、 別べつの 行動こうどうをしたり、 そのままの 状態じょうたいが 続つづいたりするときに 使つかう 文法ぶんぽうです。

① 基本きほんの 意味いみ
~ずに
↓
意味いみ
~しないで
② 作つくり 方かたを 確認かくにんしよう
基本きほんの 作つくり 方かた

動詞どうしの ない形けい
↓
「ない」を 取とる
↓
ずに をつける
食たべない
↓
食たべずに
飲のまない
↓
飲のまずに
「する」は せずに

確認かくにんしない
↓
確認かくにんせずに
「来くる」は 来こずに
③ 使つかい 方かた
Aをしないで、Bをする

朝食ちょうしょくを 食たべずに、 出でかけました。

↓
朝食ちょうしょくを 食たべないで、 出でかけました。
Aをしない 状態じょうたいのまま、 Bの 状態じょうたいが 続つづく

部屋へやに 戻もどらずに、 廊下ろうかにいました。

↓
部屋へやに 戻もどらないで、 廊下ろうかにいました。
④ 似にている 表現ひょうげんとの 違ちがい
~ずに
↓
~しないで

例れい:
食たべずに 出でかける
~ないで
↓
基本きほんの 意味いみは 「~ずに」とほぼ 同おなじ

会話かいわでも よく使つかわれます。
~なくて
↓
理由りゆう・ 原因げんいんを 表あらわすことが 多おおい

例れい:
眠ねむれなくて、 疲つかれました。
⑤ 「~ず」の 形かたちもある
「~ずに」の 「に」がない 「~ず」 もあります。

食たべず、 出でかけた。

↓
食たべないで、 出でかけた。
道みちが 分わからず、 困こまりました。

↓
道みちが 分わからなくて、 困こまりました。
「~ず」は、 前まえと 後うしろの 文ぶんを 一緒いっしょに 読よんで 意味いみを 考かんがえましょう。
⑥ 試験問題しけんもんだいは この 順番じゅんばんで 読よもう
① 「ずに」「せずに」 を 見みつける
↓
② 前まえの 動詞どうしを 確認かくにんする
↓
③ 「~ないで」「~しないで」に 言いい 換かえる
↓
④ 何なにを しなかった?
↓
⑤ そのあと 何なにをした?
試験しけんで 「~ずに」を 見みつけても、 難むずかしく 考かんがえる 必要ひつようはありません。
~ずに
↓
言いい 換かえる

~しないで

そして、

「何なにをしなかった?」
↓
「そのあと 何なにをした?」

に 分わけて 読よむと、 長ながい 試験問題しけんもんだいも 理解りかいしやすくなります。