災害時さいがいじの 介護かいごや 防災ぼうさいは、 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんで 出題しゅつだいされているテーマです。

災害さいがいが 起おきたときは、 安全あんぜんに 避難ひなんすることだけでなく、 高齢者こうれいしゃや 障害しょうがいのある 人ひとの 生活せいかつを どのように支ささえるかも 大切たいせつです。

特とくに、 次つぎの 内容ないようについて 確認かくにんしておきましょう。

  • 要配慮者ようはいりょしゃと 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ
  • 指定避難所していひなんじょと 福祉避難所ふくしひなんじょ
  • 個別避難計画こべつひなんけいかく
  • 避難所ひなんじょでの 生活支援せいかつしえん
  • 介護施設かいごしせつでの 災害対策さいがいたいさく
  • BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)
  • 在宅利用者ざいたくりようしゃの 災害対策さいがいたいさく
  • 多職種たしょくしゅ・ 地域ちいきとの 連携れんけい

災害時さいがいじに 支援しえんが 必要ひつような 人ひとを 知しろう

災害さいがいが 起おきたとき、 すべての人ひとが 同おなじように 避難ひなんできるとは 限かぎりません。

高齢者こうれいしゃや 障害しょうがいのある 人ひとなど、 災害時さいがいじに 特とくに 配慮はいりょや 支援しえんが 必要ひつような 人ひとがいます。

要配慮者ようはいりょしゃ

災害時さいがいじに、 特とくに 配慮はいりょが 必要ひつような 人ひと です。

例れい
  • 高齢者こうれいしゃ
  • 障害しょうがいのある 人ひと
  • 乳幼児にゅうようじ
  • 妊産婦にんさんぷ
  • 外国人がいこくじんなど
避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ

要配慮者ようはいりょしゃのうち、 自分じぶんだけで 避難ひなんすることが 難むずかしく、 特とくに 支援しえんが 必要ひつような 人ひと です。

たとえば
  • 一人ひとりで 歩あるいて 避難ひなんすることが 難むずかしい
  • 避難ひなんの 情報じょうほうを 理解りかいしたり、 判断はんだんしたりすることが 難むずかしい
要配慮者ようはいりょしゃ
= 災害時さいがいじに 特とくに 配慮はいりょが 必要ひつような 人ひと
この中なかで、
自分じぶんだけで 避難ひなんすることが 難むずかしく、
特とくに 支援しえんが 必要ひつよう
↓
避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ
避難行動要支援者名簿ひなんこうどうようしえんしゃめいぼ

市町村しちょうそんは、 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃを 把握はあくし、 避難行動要支援者名簿ひなんこうどうようしえんしゃめいぼ を作成さくせいします。

この名簿めいぼは、 災害時さいがいじに 避難支援ひなんしえんなどを 行おこなうために 使つかいます。

災害さいがいに 備そなえて、 必要ひつような 範囲はんいで、 名簿めいぼの 情報じょうほうを 避難支援ひなんしえんに 関かかわる 人ひとや 組織そしきに 提供ていきょうします。

情報じょうほうを 提供ていきょうする 関係者かんけいしゃの 例れい
  • 消防機関しょうぼうきかん
  • 警察けいさつ
  • 民生委員みんせいいいん
  • 市町村社会福祉協議会しちょうそんしゃかいふくしきょうぎかい
  • 自主防災組織じしゅぼうさいそしきなど
覚おぼえておこう

避難行動要支援者名簿ひなんこうどうようしえんしゃめいぼは、 市町村しちょうそんが 作成さくせいします。

災害さいがいが 起おきる 前まえから 避難支援ひなんしえんに 必要ひつような 情報じょうほうを 共有きょうゆうし、 支援しえんできる 準備じゅんびをしておくことが 大切たいせつです。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃは、 要配慮者ようはいりょしゃの 一部いちぶです。

高齢者こうれいしゃや 障害しょうがいのある 人ひとが、 すべて 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ になるわけではありません。

また、 避難行動要支援者名簿ひなんこうどうようしえんしゃめいぼは 市町村しちょうそんが 作成さくせいします。

名簿情報めいぼじょうほうは、 災害さいがいに 備そなえて、 消防機関しょうぼうきかん、 警察けいさつ、 民生委員みんせいいいん、 社会福祉協議会しゃかいふくしきょうぎかいなどの 避難支援ひなんしえんに 関かかわる 関係者かんけいしゃと 共有きょうゆうします。

避難ひなんする 場所ばしょを 知しろう

災害さいがいが 起おきたときに 避難ひなんする 場所ばしょには、 指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょ と 指定避難所していひなんじょ があります。

名前なまえは 似にていますが、 役割やくわりが 違ちがいます。

指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょ

災害さいがいの 危険きけんから 命いのちを 守まもるために、 緊急きんきゅうに 逃にげる 場所ばしょ です。

→ まず 危険きけんから 逃にげるための 場所ばしょ

指定避難所していひなんじょ

災害さいがいの 危険きけんがなくなるまで 避難ひなんした 人ひとが 一定期間いっていきかん 生活せいかつするための 施設しせつ です。

災害さいがいによって 家いえに 戻もどれなくなった 人ひとも 利用りようします。

→ 避難ひなんした 後あとに 生活せいかつする 場所ばしょ

指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょ 指定避難所していひなんじょ
目的もくてき 災害さいがいの 危険きけんから 命いのちを 守まもる 避難ひなんした 人ひとが 一定期間いっていきかん 生活せいかつする
覚おぼえ 方かた 「逃にげる 場所ばしょ」 「生活せいかつする 場所ばしょ」
指定していの 考かんがえ 方かた 洪水こうずい、 地震じしん、 津波つなみなど、 災害さいがいの 種類しゅるいごとに 指定していされる 被災者ひさいしゃなどが 滞在たいざいする 施設しせつとして 指定していされる
災害さいがいの 危険きけんが 迫せまっている
命いのちを 守まもるために 避難ひなんする
↓
指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょ
まず 危険きけんから 逃にげる
↓
指定避難所していひなんじょ
必要ひつような 場合ばあいは、 避難生活ひなんせいかつを 送おくる
覚おぼえておこう

指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょと 指定避難所していひなんじょは、 同おなじ 施設しせつが 両方りょうほうを 兼かねることもあります。
ただし、 二ふたつの 役割やくわりは 違ちがいます。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょ = 命いのちを 守まもるために 緊急きんきゅうに 逃にげる 場所ばしょ
指定避難所していひなんじょ = 避難ひなんした 後あとに 生活せいかつする 場所ばしょ
この 違ちがいを 区別くべつして 覚おぼえましょう。

福祉避難所ふくしひなんじょを 知しろう

一般いっぱんの 避難所ひなんじょでは、 生活せいかつすることが 難むずかしい 人ひともいます。

そのような 人ひとが、 必要ひつような 配慮はいりょや 支援しえんを 受うけながら 避難生活ひなんせいかつを 送おくるための 避難所ひなんじょが、 福祉避難所ふくしひなんじょ です。

福祉避難所ふくしひなんじょとは?

福祉避難所ふくしひなんじょは、 主おもに 要配慮者ようはいりょしゃを 受うけ入いれる 避難所ひなんじょです。

一般いっぱんの 避難所ひなんじょでは 生活せいかつに 支障ししょうがある 人ひとに、 必要ひつような 配慮はいりょや 支援しえんをします。

福祉避難所ふくしひなんじょを 利用りようする 人ひと

特別養護老人とくべつようごろうじんホームなどへ 入所にゅうしょするほどではないものの、 避難所ひなんじょで 生活せいかつするときに 特別とくべつな 配慮はいりょが 必要ひつような 人ひと が対象たいしょうです。

例れいとして、 次つぎのような 人ひとがいます。

  • 高齢者こうれいしゃ
  • 障害しょうがいのある 人ひと
  • 妊産婦にんさんぷ
  • 乳幼児にゅうようじ
  • 医療的いりょうてきケアが 必要ひつような 人ひと
  • 病弱者びょうじゃくしゃなど

また、 その人ひとの 家族かぞく も、 福祉避難所ふくしひなんじょで 一緒いっしょに 受うけ入いれる 場合ばあいがあります。

① 利用りようしやすい 環境かんきょう

要配慮者ようはいりょしゃが 安全あんぜんに 生活せいかつできる 環境かんきょうを 整ととのえます。

② 相談そうだん・ 支援しえん

相談そうだんしたり、 助言じょげんや 必要ひつような 支援しえんを 受うけたりできる 体制たいせいを 整ととのえます。

③ 生活せいかつする 場所ばしょ

要配慮者ようはいりょしゃが 生活せいかつするために 必要ひつような 場所ばしょを 確保かくほします。

覚おぼえておこう

指定福祉避難所していふくしひなんじょでは、 あらかじめ どのような 人ひとを 受うけ入いれるか を決きめて、 知しらせることがあります。

また、 個別避難計画こべつひなんけいかくなどで 事前じぜんに 調整ちょうせいされている 場合ばあいには、 一般いっぱんの 避難所ひなんじょを 通とおらず、 福祉避難所ふくしひなんじょへ 直接ちょくせつ 避難ひなんすることもあります。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

福祉避難所ふくしひなんじょの 対象たいしょうは、 施設しせつへ 入所にゅうしょするほどではないものの、 避難所生活ひなんじょせいかつで 特別とくべつな 配慮はいりょが 必要ひつような 人ひとです。

高齢者こうれいしゃ、 障害しょうがいのある 人ひと、 妊産婦にんさんぷ、 乳幼児にゅうようじ、 医療的いりょうてきケアが 必要ひつような 人ひと、 病弱者びょうじゃくしゃなどが 対象たいしょうになります。

特別養護老人とくべつようごろうじんホームなどへの 入所にゅうしょが 必要ひつような 人ひとは、 原則げんそくとして 福祉避難所ふくしひなんじょの 対象たいしょうではありません。

入所にゅうしょが 必要ひつような 場合ばあいは、 施設しせつで 適切てきせつに 対応たいおうします。

個別避難計画こべつひなんけいかくを 知しろう

災害さいがいが 起おきたとき、 自分じぶんだけで 避難ひなんすることが 難むずかしい 人ひともいます。

そのような 人ひとが 「どこへ」「どのように」 避難ひなんするのか を、 災害さいがいが 起おきる 前まえに 考かんがえておくことが 大切たいせつです。

個別避難計画こべつひなんけいかくとは?

避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ 一人ひとりひとりの 避難ひなんについて 決きめておく 計画けいかく です。

本人ほんにんの 状態じょうたいや 生活せいかつに 合あわせて、 避難ひなんする 場所ばしょや、 支援しえんする 人ひとなどを 決きめます。

計画けいかくでは、 主おもに 次つぎのようなことを 確認かくにんします。

① 本人ほんにんの 情報じょうほう

氏名しめい、 住所じゅうしょ、 連絡先れんらくさきなどを 確認かくにんします。

② 避難先ひなんさき

災害さいがいが 起おきたときに、 どこへ 避難ひなんするのかを 決きめます。

③ 避難経路ひなんけいろ

避難先ひなんさきまで、 どの 道みちを 通とおって 避難ひなんするのかを 確認かくにんします。

④ 避難ひなんを 支援しえんする 人ひと

だれが 避難ひなんを 支援しえんするのか、 連絡先れんらくさきなどを 確認かくにんします。

計画けいかくは 一人ひとりで 作つくるものではありません
本人ほんにん・ 家族かぞく
本人ほんにんの 希望きぼうや 生活せいかつの 状況じょうきょうを 確認かくにんする
↓
市町村しちょうそん
個別避難計画こべつひなんけいかくの 作成さくせいを 進すすめる
↓
福祉ふくし・ 医療いりょう・ 地域ちいきの 関係者かんけいしゃ
必要ひつような 支援しえんや 避難方法ひなんほうほうを 一緒いっしょに 考かんがえる
避難行動要支援者名簿ひなんこうどうようしえんしゃめいぼ 個別避難計画こべつひなんけいかく
何なにのため? 支援しえんが 必要ひつような 人ひとを 確認かくにんする 一人ひとりひとりの 避難方法ひなんほうほうを 決きめる
市町村しちょうそんの 作成さくせい 義務ぎむ 努力義務どりょくぎむ
覚おぼえておこう

個別避難計画こべつひなんけいかくは、 作つくったら 終おわりではありません。
実際じっさいに 避難訓練ひなんくんれんをしたり、 本人ほんにんの 状態じょうたいや 生活せいかつが 変かわったときに 内容ないようを 見直みなおしたりすることも 大切たいせつです。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

個別避難計画こべつひなんけいかく = 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ 一人ひとりひとりの 避難ひなんについて 決きめる 計画けいかく

作成さくせいは 市町村しちょうそんの 「努力義務どりょくぎむ」 です。

避難行動要支援者名簿ひなんこうどうようしえんしゃめいぼの 作成さくせいは 義務ぎむ なので、 二ふたつを 区別くべつして 覚おぼえましょう。

避難所ひなんじょでの 生活支援せいかつしえんを 考かんがえよう

災害さいがいから 安全あんぜんに 避難ひなんした 後あとも、 避難所ひなんじょでの 生活せいかつは 続つづきます。

高齢者こうれいしゃや 障害しょうがいのある 人ひとなどは、 食事しょくじや トイレ、移動いどう、 情報じょうほうを 得えることなどに 配慮はいりょが 必要ひつような 場合ばあいがあります。

大切たいせつなのは 「みんなに同おなじ」ではなく、 「その人ひとに 必要ひつような 支援しえん」

避難所ひなんじょでは、 一人ひとりひとりの 身体からだの 状態じょうたいや 障害しょうがい、 生活上せいかつじょうの 困こまりごとを 確認かくにんして、 必要ひつような 支援しえんを 考かんがえます。

① 食事しょくじ

全員ぜんいんに 同おなじ 食事しょくじを 出だせばよい、 というわけではありません。

噛かむ 力ちからが 弱よわい 人ひと、 病気びょうきによって 食事しょくじの 制限せいげんがある 人ひと、 食物しょくもつアレルギーがある 人ひとなどへの 配慮はいりょが 必要ひつようです。

→ 一人ひとりひとりに 合あった 食事しょくじを 考かんがえる
② トイレ

高齢者こうれいしゃや 障害しょうがいのある 人ひとが 安全あんぜんに 使つかえるようにします。

洋式ようしきトイレや バリアフリートイレ、 手てすりなど、 利用りようする 人ひとの 状態じょうたいに 合あわせた 環境かんきょうが 必要ひつようです。

→ 安全あんぜんに 使つかえる トイレを確保かくほする
③ 移動いどう・ 生活環境せいかつかんきょう

車くるまいすを 使つかう 人ひとや、 歩あるくことが 難むずかしい 人ひとが 安全あんぜんに 移動いどうできる 環境かんきょうを 整ととのえます。

必要ひつように 応おうじて、 生活せいかつする スペースや通路つうろなどにも 配慮はいりょします。

→ 移動いどうしやすく、 安全あんぜんな 環境かんきょうを 整ととのえる
④ 情報提供じょうほうていきょう

情報じょうほうを 伝つたえる 方法ほうほうも、 一ひとつだけではありません。

文字もじだけでなく、 音声おんせいや ピクトグラム なども 使つかい、 必要ひつような 情報じょうほうが 伝つたわるようにします。

→ その人ひとに 伝つたわる 方法ほうほうを 選えらぶ
覚おぼえておこう

「公平こうへいに 支援しえんする」 =「全員ぜんいんに 同おなじことをする」 ではありません。

一人ひとりひとりの 状態じょうたいや 必要ひつような 支援しえんは 違ちがいます。 その人ひとに 必要ひつような 配慮はいりょをすることが 大切たいせつです。

場面ばめん 支援しえんするときに 確認かくにんすること
食事しょくじ 噛かむ・ 飲のみ込こむ 力ちから、 食事制限しょくじせいげん、 アレルギーなど
トイレ 移動いどうしやすいか、 安全あんぜんに 使つかえるか、 介助かいじょが 必要ひつようか
移動いどう・ 生活環境せいかつかんきょう 車くるまいす、 段差だんさ、 通路つうろ、 休やすむ 場所ばしょなど
情報提供じょうほうていきょう どの方法ほうほうなら 情報じょうほうが 伝つたわるか
音声おんせい・ 文字もじ・ ピクトグラムなど
試験しけんで 覚おぼえるポイント

避難所ひなんじょでは、 「全員ぜんいんに 同おなじ 支援しえん」ではなく、 一人ひとりひとりに 必要ひつような 配慮はいりょを 考かんがえます。

とくに 食事しょくじ・トイレ・ 移動いどう・ 情報提供じょうほうていきょう は、 問題もんだいの 選択肢せんたくしを 判断はんだんするときの 大切たいせつな ポイントです。

災害さいがいの 種類しゅるいに 合あわせて 避難ひなんしよう

災害さいがいが 起おきたときは、 いつも同おなじ 方法ほうほうで 避難ひなんするわけではありません。

地震じしん、 水害すいがい、 津波つなみなど、 災害さいがいの 種類しゅるいによって、 危険きけんな 場所ばしょや 避難方法ひなんほうほうが 違ちがいます。

災害さいがいが 起おきる 前まえに 確認かくにんしよう

ハザードマップなどを 使つかって、 自分じぶんがいる 場所ばしょには どのような 危険きけんがあるのか、 どこへ 避難ひなんするのかを 確認かくにんしておきます。

① 地震じしん

まず、 頭あたまを 守まもるなど、 自分じぶんの 身みの 安全あんぜんを 確保かくほします。

慌あわてて 外そとへ 飛とび 出ださず、 揺ゆれがおさまってから 周囲しゅういの 安全あんぜんを 確認かくにんします。

→ まず 身みを 守まもる
② 水害すいがい・ 土砂災害どしゃさいがい

大雨おおあめや 台風たいふうのときは、 避難情報ひなんじょうほうを 確認かくにんします。

避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとは、 早はやめに 避難ひなんすることが 大切たいせつです。

→ 危険きけんになる 前まえに 避難ひなんする
③ 津波つなみ

強つよい 揺ゆれや、 弱よわくても 長ながい 揺ゆれを 感かんじたときは、 津波つなみに 注意ちゅういします。

海うみの 近ちかくなど 危険きけんな 場所ばしょでは、 高たかい 場所ばしょなどへ すぐに 避難ひなんします。

→ できるだけ 早はやく 安全あんぜんな 場所ばしょへ
警戒けいかいレベルと 避難ひなんの タイミング
警戒けいかいレベル 避難情報ひなんじょうほう 行動こうどう
レベル3 高齢者等避難こうれいしゃとうひなん 避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとは、 危険きけんな 場所ばしょから 避難ひなんする
レベル4 避難指示ひなんしじ 危険きけんな 場所ばしょにいる 人ひとは 避難ひなんする
レベル5 緊急安全確保きんきゅうあんぜんかくほ 命いのちの 危険きけんが 迫せまっているため、 すぐに 安全あんぜんを 確保かくほする
覚おぼえておこう

警戒けいかいレベル3の 「高齢者等こうれいしゃとう」には、 高齢者こうれいしゃだけでなく、 障害しょうがいのある 人ひとなど 避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとや、 その人ひとを 支援しえんする 人ひと も含ふくまれます。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

警戒けいかいレベル3 = 高齢者等避難こうれいしゃとうひなん です。

避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとは、 レベル4まで 待まつのではなく、 レベル3で 危険きけんな 場所ばしょから 避難ひなんします。

また、 指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょは、 災害さいがいの 種類しゅるいごとに 指定していされます。
避難ひなんする 前まえに、 その場所ばしょが 起おきている 災害さいがいに 対応たいおうしているかを 確認かくにんすることが 大切たいせつです。

介護施設かいごしせつの 災害対策さいがいたいさくを 知しろう

介護施設かいごしせつには、 一人ひとりで 避難ひなんすることが 難むずかしい 利用者りようしゃもいます。

そのため、 災害さいがいが 起おきてから 考かんがえるのではなく、 災害さいがいが 起おきる 前まえに 準備じゅんびしておく ことが大切たいせつです。

非常災害対策ひじょうさいがいたいさくを 事前じぜんに 決きめておく

施設しせつでは、 非常災害ひじょうさいがいに 関かんする 具体的ぐたいてきな 計画けいかくを 作つくります。

また、 関係機関かんけいきかんへの 通報つうほうや 連携れんけいの 方法ほうほうを 決きめ、 職員しょくいんにも 定期的ていきてきに 知しらせます。

① 災害さいがいの 計画けいかくを 作つくる

地震じしんや 水害すいがいなどを 想定そうていし、 避難先ひなんさき、 避難経路ひなんけいろ、 職員しょくいんの 役割やくわりなどを 決きめます。

→ 災害さいがいが 起おきる 前まえに 準備じゅんびする
② 通報つうほう・ 連携れんけいの 体制たいせいを 整ととのえる

消防しょうぼうなどの 関係機関かんけいきかんへ どのように 連絡れんらくするかを 決きめておきます。

職員同士しょくいんどうしの 連絡方法れんらくほうほうも 確認かくにんします。

→ 連絡先れんらくさきと 連絡方法れんらくほうほうを 決きめる
③ 職員しょくいんに 周知しゅうちする

作つくった 計画けいかくや 連絡体制れんらくたいせいを、 職員しょくいんが 知しっている 状態じょうたいにします。

→ 計画けいかくは 作つくるだけでは 不十分ふじゅうぶん
④ 消火しょうか・ 避難訓練ひなんくんれんをする

施設しせつでは、 年ねん2回以上かいいじょう の 消火しょうか・ 避難訓練ひなんくんれんを 行おこないます。

訓練くんれんでは、 利用者りようしゃの 身体からだや 障害しょうがいの 状態じょうたいに 合あわせて、 安全あんぜんに 避難ひなんできるようにします。

→ 年ねん2回以上かいいじょうを 覚おぼえる
⑤ 地域ちいきと 連携れんけいする

訓練くんれんを 行おこなうときは、 地域住民ちいきじゅうみんの 参加さんかが 得えられるように、 地域ちいきとの 連携れんけいに 努つとめます。

→ 施設しせつだけで 対応たいおうしない
⑥ 必要ひつような 物ものを 準備じゅんびする

食料しょくりょうや 飲料水いんりょうすい、 生活必需品せいかつひつじゅひんなどを 準備じゅんびしておきます。

利用者りようしゃの 状態じょうたいに 応おうじて 必要ひつような 物ものも 確認かくにんします。

→ 必要ひつような 物ものを 事前じぜんに 備そなえる
地震じしんに 備そなえて 確認かくにんしておこう
  • 避難経路ひなんけいろは、 複数ふくすうの ルート を用意よういしておく
  • 棚たなの 上うえには 軽かるい 物ものを 置おき、 重おもい 物ものは 下した に置おく
  • 非常時ひじょうじに 持もち 出だす 物ものは、 リュックなどに 一ひとつに まとめておく
覚おぼえておこう

非常災害対策ひじょうさいがいたいさくでは、 計画けいかくを 作つくるだけでは 十分じゅうぶんではありません。

職員しょくいんが 内容ないようを 知しり、 実際じっさいに 訓練くんれんして、 災害時さいがいじに 行動こうどうできるようにしておくことが 大切たいせつです。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

介護施設かいごしせつでは、 非常災害ひじょうさいがいたいさくに 関かんする 具体的ぐたいてきな 計画けいかくを 作つくります。

避難ひなん・ 消火しょうかの 訓練くんれんは、 年ねん2回以上かいいじょう が重要じゅうようです。

訓練くんれんでは、 利用者りようしゃ 一人ひとりひとりの 身体からだや 障害しょうがいの 状態じょうたいに 合あわせた 避難支援ひなんしえんを 考かんがえます。

また、 地域住民ちいきじゅうみんの 参加さんかが 得えられるように 連携れんけいする ことも覚おぼえておきましょう。

BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)を 知しろう

災害さいがいや 感染症かんせんしょうが 発生はっせいすると、 いつもと同おなじように 介護かいごサービスを 提供ていきょうすることが 難むずかしくなることがあります。

それでも、 利用者りようしゃの 生活せいかつや 命いのちを 守まもるためには、 必要ひつような 介護かいごサービスを 続つづけることが 大切たいせつです。

BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)とは?

災害さいがいや 感染症かんせんしょうなどが 発生はっせいしたときでも、 必要ひつような 介護かいごサービスを 続つづけるための 計画けいかく です。

サービスを 続つづけることが 難むずかしくなった 場合ばあいには、 必要ひつような 業務ぎょうむを 優先ゆうせんし、 できるだけ 早はやく 業務ぎょうむを 再開さいかいできるようにします。

① 必要ひつような サービスを続つづける

利用者りようしゃの 生活せいかつや 健康けんこうを 守まもるため、 必要ひつような 介護かいごを 続つづけます。

② 大切たいせつな 業務ぎょうむを 優先ゆうせんする

職員しょくいんや 物資ぶっしが 不足ふそくしたときは、 何なにを 優先ゆうせんするかを 決きめておきます。

③ 早はやく 業務ぎょうむを 再開さいかいする

中断ちゅうだんした 業務ぎょうむを、 できるだけ 早はやく 再開さいかいできるように 準備じゅんびします。

非常災害対策ひじょうさいがいたいさく BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)
主おもな 目的もくてき 災害さいがいから 利用者りようしゃの 安全あんぜんを 守まもる 災害さいがいや 感染症かんせんしょうが 起おきても、 必要ひつような サービスを 続つづける
考かんがえること 避難ひなん、 消火しょうか、 救出きゅうしゅつ、 連絡れんらくなど 優先ゆうせんする 業務ぎょうむ、 職員体制しょくいんたいせい、 業務ぎょうむの 継続けいぞく・ 再開さいかいなど
覚おぼえておこう

BCPは、 「災害さいがいを 防ふせぐための 計画けいかく」 ではありません。

災害さいがいや 感染症かんせんしょうが 起おきても、 必要ひつような サービスを 続つづけること が目的もくてきです。

また、BCPは 作成さくせいするだけでなく、 研修けんしゅうや 訓練くんれんを 行おこない、 必要ひつように 応おうじて 見直みなおします。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

BCP = 業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく です。

感染症かんせんしょうや 災害さいがいが 発生はっせいしても、 必要ひつような 介護かいごサービスを 継続けいぞくするための 計画けいかく です。

介護かいごサービス 事業者じぎょうしゃには、 BCPの策定さくていが 義務ぎむづけられています。

非常災害対策ひじょうさいがいたいさくと BCPを 同おなじものと 考かんがえないようにしましょう。

在宅利用者ざいたくりようしゃの 災害対策さいがいたいさくを 考かんがえよう

自宅じたくで 生活せいかつしている 利用者りようしゃも、 災害さいがいに 備そなえる 必要ひつようがあります。

とくに、 一人ひとりで 避難ひなんすることが 難むずかしい 人ひとや、 医療いりょうや 介護かいごが 必要ひつような 人ひとは、 災害さいがいが 起おきる 前まえから 準備じゅんびしておくことが 大切たいせつです。

自宅じたくだからこそ 事前じぜんの 確認かくにんが 大切たいせつ

避難先ひなんさきや 避難方法ひなんほうほう、 必要ひつような 薬くすりや 医療機器いりょうきき、 支援しえんしてくれる 人ひとなどを 確認かくにんしておきます。

① 避難先ひなんさき・ 避難方法ひなんほうほうを 確認かくにんする

どこへ 避難ひなんするのか、 どの 道みちを 通とおるのかを 確認かくにんします。

一人ひとりで 避難ひなんすることが 難むずかしい 場合ばあいは、 だれが 支援しえんするのかも 決きめておきます。

→ 災害さいがいが 起おきる 前まえに 確認かくにんする
② 薬くすりや 医療いりょうの 情報じょうほうを 確認かくにんする

服用ふくようしている 薬くすりや 病気びょうき、 受診先じゅしんさきなどを 確認かくにんしておきます。

必要ひつような 情報じょうほうを 持もち 出だせるように 準備じゅんびします。

→ 薬くすりと 医療情報いりょうじょうほうを 確認かくにんする
③ 医療機器いりょうききや 電源でんげんを 確認かくにんする

自宅じたくで 電気でんきを 使つかう 医療機器いりょうききを 利用りようしている 場合ばあいは、 停電ていでんしたときの 対応たいおうを 確認かくにんしておきます。

予備よびの 電源でんげんや 連絡先れんらくさきなども 確認かくにんします。

→ 停電ていでんした 場合ばあいも 考かんがえる
④ 必要ひつような 物ものを 準備じゅんびする

飲料水いんりょうすいや 食料しょくりょうだけでなく、 利用者りようしゃの 生活せいかつに 必要ひつような 物ものを 準備じゅんびします。

介護用品かいごようひんや 衛生用品えいせいようひんなども 必要ひつように 応おうじて 確認かくにんします。

→ その人ひとに 必要ひつような 物ものを 考かんがえる
⑤ 支援しえんしてくれる 人ひとを 確認かくにんする

家族かぞく、 近所きんじょの 人ひと、 地域ちいきの 支援者しえんしゃなど、 災害時さいがいじに 支援しえんする 人ひとを 確認かくにんしておきます。

→ 一人ひとりだけで 避難ひなんを 考かんがえない
⑥ 介護かいご・ 医療いりょうの 関係者かんけいしゃと 連携れんけいする

介護支援専門員かいごしえんせんもんいんや 訪問介護員ほうもんかいごいん、 医療職いりょうしょくなどと 情報じょうほうを 共有きょうゆうします。

災害時さいがいじに 必要ひつような 支援しえんを 事前じぜんに 確認かくにんしておきます。

→ 関係者かんけいしゃで 情報じょうほうを 共有きょうゆうする
自宅じたくに 残のこる 場合ばあいも 支援しえんが 必要ひつよう

災害後さいがいごも 自宅じたくで 生活せいかつすることを、 在宅避難ざいたくひなん といいます。

避難所ひなんじょに 行いっていなくても、 必要ひつような 支援しえんがなくなるわけではありません。

  • 食料しょくりょうや 飲料水いんりょうすい
  • 医療いりょう・ 介護かいごサービス
  • 生活せいかつや 健康けんこうについての 支援しえん
  • 災害さいがいに 関かんする 情報じょうほう
覚おぼえておこう

在宅利用者ざいたくりようしゃの 災害対策さいがいたいさくでは、 本人ほんにんの 生活せいかつや 身体からだの 状態じょうたいに 合あわせて 準備じゅんびする ことが大切たいせつです。

避難ひなんする 場所ばしょだけでなく、 薬くすり、 医療機器いりょうきき、 支援者しえんしゃなども 確認かくにんしておきましょう。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

在宅利用者ざいたくりようしゃの 災害対策さいがいたいさくも、 災害さいがいが 起おきる 前まえから 考かんがえておきます。

避難ひなんに 支援しえんが 必要ひつような 人ひとは、 個別避難計画こべつひなんけいかくなどを 活用かつようし、 避難先ひなんさきや 支援しえんする 人ひとを 確認かくにんします。

また、 自宅じたくで 避難生活ひなんせいかつを 続つづける 人ひとにも、 必要ひつような 支援しえんを 続つづけます。

多職種たしょくしゅ・ 地域ちいきと 連携れんけいしよう

災害時さいがいじの 支援しえんは、 介護職かいごしょくだけで 行おこなうものではありません。

本人ほんにんや 家族かぞく、 介護かいご・ 医療いりょう・ 福祉ふくしの 関係者かんけいしゃ、 地域ちいきの 人ひとたちが 協力きょうりょくすることが 大切たいせつです。

災害さいがいが 起おきる 前まえから 連携れんけいしておく

災害さいがいが 起おきてから 初はじめて 連携れんけいするのではなく、 普段ふだんから 必要ひつような 情報じょうほうを 共有きょうゆうし、 役割やくわりを 確認かくにんしておく ことが重要じゅうようです。

① 本人ほんにん・ 家族かぞく

本人ほんにんの 希望きぼうや 身体からだの 状態じょうたい、 避難ひなんするときに 必要ひつような 支援しえんを 確認かくにんします。

→ 本人ほんにんの 希望きぼうを 確認かくにんする
② 福祉ふくしの 専門職せんもんしょく

介護支援専門員かいごしえんせんもんいんや 相談支援専門員そうだんしえんせんもんいんなどは、 普段ふだんから 本人ほんにんの 生活せいかつや 状態じょうたいを 把握はあくしています。

個別避難計画こべつひなんけいかくなどを 考かんがえるときにも 重要じゅうような 役割やくわりがあります。

→ 普段ふだんの 生活状況せいかつじょうきょうを 支援しえんに 生いかす
③ 医療職いりょうしょく

医師いしや 看護師かんごしなどと、 病気びょうきや 薬くすり、 医療機器いりょうききなどの 情報じょうほうを 共有きょうゆうします。

→ 医療いりょうが 必要ひつような 人ひとの 支援しえんにつなげる
④ 市町村しちょうそん・ 関係機関かんけいきかん

市町村しちょうそんの 防災ぼうさい・ 福祉ふくし・ 保健ほけんなどの 担当たんとうや、 消防しょうぼう、 警察けいさつなどと 連携れんけいします。

→ 必要ひつような 情報じょうほうを 共有きょうゆうする
⑤ 地域ちいきの 支援者しえんしゃ

民生委員みんせいいいん、 社会福祉協議会しゃかいふくしきょうぎかい、 自主防災組織じしゅぼうさいそしき、 地域住民ちいきじゅうみんなどと 協力きょうりょくします。

→ 地域ちいきで 支ささえる
⑥ 介護かいごサービス 事業者じぎょうしゃ

訪問介護ほうもんかいご、 訪問看護ほうもんかんご、 通所介護つうしょかいごなどの 事業者じぎょうしゃも 連携れんけいします。

一ひとつの 事業所じぎょうしょだけで 対応たいおうできないときに 備そなえて、 支援体制しえんたいせいを 考かんがえておきます。

→ 事業所同士じぎょうしょどうしでも 連携れんけいする
一人ひとりの 利用者りようしゃを 多おおくの 人ひとで 支ささえる
本人ほんにん・ 家族かぞく
希望きぼうや 必要ひつような 支援しえんを 確認かくにん
↓
介護かいご・ 医療いりょう・ 福祉ふくし
本人ほんにんの 状態じょうたいや 必要ひつような 支援しえんを 共有きょうゆう
↓
市町村しちょうそん・ 地域ちいき・ 関係機関かんけいきかん
避難ひなんや 生活せいかつを 地域全体ちいきぜんたいで 支ささえる
覚おぼえておこう

災害時さいがいじの 連携れんけいは、 災害さいがいが 起おきてから 始はじめるものではありません。

普段ふだんから 本人ほんにんの 状態じょうたいや 必要ひつような 支援しえんについて 情報じょうほうを 共有きょうゆうし、 役割やくわりを 確認かくにんしておくことが 大切たいせつです。

試験しけんで 覚おぼえるポイント

災害時さいがいじの 支援しえんは、 介護職かいごしょく 一人ひとりで 行おこなうものではありません。

本人ほんにん・ 家族かぞく、 介護かいご・ 医療いりょう・ 福祉ふくしの 専門職せんもんしょく、 市町村しちょうそん、 地域ちいきの 人ひとなどと 情報じょうほうを 共有きょうゆうし、 連携れんけいして 支援しえんします。

とくに 介護支援専門員かいごしえんせんもんいんや 相談支援専門員そうだんしえんせんもんいんは、 普段ふだんから 本人ほんにんの 状態じょうたいを 把握はあくしているため、 個別避難計画こべつひなんけいかくを 考かんがえるときにも 重要じゅうようです。

試験しけんでは ここを確認かくにんしよう

災害さいがいの 問題もんだいでは、 いろいろな 制度せいどや 支援しえんが 出でてきます。

問題文もんだいぶんを 読よんだら、 まず 「何なにについて 聞きかれているのか」 を考かんがえましょう。

問題もんだいを 6つに分わけて 考かんがえよう

言葉ことばだけを 覚おぼえるのではなく、 問題もんだいの 場面ばめんから 何なにを 聞きかれているかを 見分みわけます。

① だれに 支援しえんが 必要ひつよう?

要配慮者ようはいりょしゃや 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃについて 聞きかれている 問題もんだいです。

→ その人ひとは、 どのような 支援しえんが 必要ひつよう?
② どこへ 避難ひなんする?

指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょ、 指定避難所していひなんじょ、 福祉避難所ふくしひなんじょなどについての 問題もんだいです。

→ 「逃にげる 場所ばしょ」? 「生活せいかつする 場所ばしょ」?
③ 避難所ひなんじょで どう支援しえんする?

食事しょくじ、 トイレ、 移動いどう、 情報提供じょうほうていきょうなどの 生活支援せいかつしえんについて 聞きかれます。

→ その人ひとに 合あった 支援しえんになっている?
④ いつ 避難ひなんする?

水害すいがいや 土砂災害どしゃさいがいなどで、 警戒けいかいレベルや 避難ひなんの タイミングを 考かんがえる 問題もんだいです。

→ 避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとは、 いつ避難ひなんする?
⑤ 施設しせつの 災害対策さいがいたいさく? BCP?

避難ひなん・ 消火しょうか・ 訓練くんれんなどの 非常災害対策ひじょうさいがいたいさくと、 BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)を 見分みわけます。

→ 安全あんぜんを 守まもる 話はなし? サービスを 続つづける 話はなし?
⑥ だれと 連携れんけいする?

市町村しちょうそん、 介護かいご・ 医療いりょう・ 福祉ふくしの 専門職せんもんしょく、 民生委員みんせいいいん、 地域住民ちいきじゅうみんなどとの 連携れんけいについての 問題もんだいです。

→ 一人ひとりで 対応たいおうしようとしていない?
試験しけんのポイント

災害さいがいの 問題もんだいでは、 「何なにの 制度せいどか」 「だれへの 支援しえんか」 「何なにを 目的もくてきにしているか」 を確認かくにんしましょう。

選択肢せんたくしに 知しっている 言葉ことばがあっても、 すぐに答こたえを 決きめず、 問題文もんだいぶんの 場面ばめんに 合あっているか を考かんがえることが 大切たいせつです。

試験しけんでよく 間違まちがえるポイント

○か×かを考かんがえてから、 「答こたえを見みる」を 押おして 確認かくにんしましょう。

1

高齢者こうれいしゃや 障害しょうがいのある 人ひとは、 すべて 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃである。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
×

避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃは、 要配慮者ようはいりょしゃのうち、 自分じぶんで 避難ひなんすることが 難むずかしく、 特とくに 支援しえんが 必要ひつような 人ひと です。

2

個別避難計画こべつひなんけいかくは、 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ 一人ひとりひとりについて 作つくる 計画けいかくである。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
○

個別避難計画こべつひなんけいかくは、 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃごとに、 避難ひなんを 支援しえんする 人ひとや 避難先ひなんさきなどを 決きめておく 計画けいかくです。

3

福祉避難所ふくしひなんじょは、 特別養護老人とくべつようごろうじんホームなどへの 入所にゅうしょが 必要ひつような 人ひとを 主おもな 対象たいしょうとする。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
×

福祉避難所ふくしひなんじょは、 施設しせつへ 入所にゅうしょするほどではないものの、 避難所生活ひなんじょせいかつで 特別とくべつな 配慮はいりょが 必要ひつような 人ひと が対象たいしょうです。

4

避難所ひなんじょでは、 公平こうへいにするため、 全員ぜんいんに 同おなじ 食事しょくじを 提供ていきょうする。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
×

身体からだの 状態じょうたい、 食事制限しょくじせいげん、 アレルギーなどは 人ひとによって 違ちがいます。 一人ひとりひとりに 必要ひつような 配慮はいりょ をします。

5

避難所ひなんじょで 情報じょうほうを 伝つたえるときは、 文字もじだけでなく、 音声おんせいや ピクトグラムなどを 使つかうことも 大切たいせつである。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
○

情報じょうほうが 伝つたわる 方法ほうほうは 人ひとによって 違ちがいます。 音声おんせい、 文字もじ、 ピクトグラムなどを 組くみ 合あわせます。

6

BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)は、 災害さいがいそのものを 防ふせぐための 計画けいかくである。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
×

BCPは、 災害さいがいや 感染症かんせんしょうが 発生はっせいしても、 必要ひつような 介護かいごサービスを 続つづけるための 計画けいかく です。

7

警戒けいかいレベル3の 「高齢者等避難こうれいしゃとうひなん」では、 避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとは、 危険きけんな 場所ばしょから 避難ひなんする。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
○

高齢者こうれいしゃや 障害しょうがいのある 人ひとなど、 避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとは、 警戒けいかいレベル3で 危険きけんな 場所ばしょから 避難ひなん します。

8

災害時さいがいじの 支援しえんは、 介護職かいごしょくだけで 行おこなう。

○ それとも × ?
答こたえを 見みる
×

本人ほんにん・ 家族かぞく、 介護かいご・ 医療いりょう・ 福祉ふくしの 専門職せんもんしょく、 市町村しちょうそん、 地域ちいきの 人ひとなどと 情報じょうほうを 共有きょうゆうし、 連携れんけい して支援しえんします。

試験しけんのポイント

災害さいがいの 問題もんだいでは、 「全員ぜんいんに 同おなじ」 「一人ひとりだけで 対応たいおうする」 「災害さいがいが 起おきてから 考かんがえる」 という選択肢せんたくしには 注意ちゅういしましょう。

まとめ/ 試験しけんのポイント

最後さいごに、 災害時さいがいじの 介護かいご・ 防災ぼうさいで 覚おぼえておきたい ポイントを 確認かくにんしましょう。

✓ 要配慮者ようはいりょしゃ・ 避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ

避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃは、 要配慮者ようはいりょしゃのうち、 自分じぶんで 避難ひなんすることが 難むずかしく、 特とくに 支援しえんが 必要ひつような 人ひとです。

✓ 避難行動要支援者名簿ひなんこうどうようしえんしゃめいぼ

市町村しちょうそんが 作成さくせいし、 避難支援ひなんしえんに 関かかわる 関係者かんけいしゃと 情報じょうほうを 共有きょうゆうします。

✓ 指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょ・ 指定避難所していひなんじょ

指定緊急避難場所していきんきゅうひなんばしょは 命いのちを 守まもるために 逃にげる 場所ばしょ、 指定避難所していひなんじょは 避難後ひなんごに 生活せいかつする 場所ばしょです。

✓ 福祉避難所ふくしひなんじょ

一般いっぱんの 避難所ひなんじょでの 生活せいかつに 特別とくべつな 配慮はいりょが 必要ひつような 人ひとが 利用りようします。

✓ 個別避難計画こべつひなんけいかく

避難行動要支援者ひなんこうどうようしえんしゃ 一人ひとりひとりの 避難先ひなんさきや 支援しえんする 人ひとなどを 決きめます。

✓ 避難所ひなんじょでの 生活支援せいかつしえん

食事しょくじ、 トイレ、 移動いどう、 情報提供じょうほうていきょうなどを、 一人ひとりひとりの 状態じょうたいに 合あわせて 支援しえんします。

✓ 警戒けいかいレベル3

「高齢者等避難こうれいしゃとうひなん」では、 避難ひなんに 時間じかんがかかる 人ひとは、 危険きけんな 場所ばしょから 避難ひなんします。

✓ 介護施設かいごしせつの 災害対策さいがいたいさく

計画けいかく、 連絡体制れんらくたいせい、 訓練くんれん、 地域ちいきとの 連携れんけいなどを 事前じぜんに 準備じゅんびします。

✓ 消火しょうか・ 避難訓練ひなんくんれん

施設しせつでは、 年ねん2回以上かいいじょう の 消火しょうか・ 避難訓練ひなんくんれんを 行おこないます。

✓ BCP(業務継続計画ぎょうむけいぞくけいかく)

災害さいがいや 感染症かんせんしょうが 起おきても、 必要ひつような 介護かいごサービスを 続つづけるための 計画けいかくです。

✓ 在宅利用者ざいたくりようしゃの 災害対策さいがいたいさく

避難先ひなんさきだけでなく、 薬くすり、 医療機器いりょうきき、 電源でんげん、 支援者しえんしゃなども 確認かくにんします。

✓ 多職種たしょくしゅ・ 地域ちいきとの 連携れんけい

介護職かいごしょくだけでなく、 本人ほんにん・ 家族かぞく、 専門職せんもんしょく、 市町村しちょうそん、 地域ちいきなどと 連携れんけいします。

試験しけんのポイント

災害さいがいの 問題もんだいでは、 「災害さいがいが 起おきる 前まえから 準備じゅんびする」 「一人ひとりひとりに 必要ひつような 支援しえんをする」 「多おおくの 人ひとと 連携れんけいする」 という 考かんがえ 方かたが 大切たいせつです。

制度名せいどめいだけを 覚おぼえるのではなく、 「だれのため?」 「何なにのため?」 「いつ行おこなう?」 を考かんがえながら 問題もんだいを 解ときましょう。

実際じっさいの 過去問かこもんに 挑戦ちょうせんしよう

ここまで 学まなんだ 内容ないようを 使つかって、 実際じっさいの 介護福祉士国家試験かいごふくししこっかしけんの 問題もんだいに 挑戦ちょうせんしてみましょう。

問題もんだいを 解とくときは、 「何なにについて 聞きかれているか」 を確認かくにんしながら 考かんがえてみてください。

災害対策さいがいたいさくについて、 実際じっさいに 出題しゅつだいされた 問題もんだいを 確認かくにんできます。

災害対策さいがいたいさくの 過去問かこもんに 挑戦ちょうせんする