介護福祉士国家試験では、「排泄」「排尿」「排便」など、「排」が入った言葉を学びます。
言葉の意味がわからなくても、漢字の意味を知っていると、考えるヒントになります。
試験に出る言葉
排泄・排尿・排便
では、「排」には、どんな意味があるでしょうか?
このページで覚えよう
「排」の基本イメージを覚えて、知らない言葉が出てきたときにも、漢字から意味を考える練習をしましょう。
試験に出る漢字
排
基本イメージ
外へ出す
「排」には、おしのけるという意味があります。ここでは「排泄」「排尿」「排便」に共通する「外へ出す」というイメージで覚えましょう。
この漢字が入る言葉
排泄排尿排便
漢字を組み合わせて考えよう
漢字を分けて、意味を考えましょう。これは、言葉を覚えるための学習ヒントです。
排泄
意味を合わせると
↓
排泄
体の中の不要なものを、体の外へ出すことです。介護の場面では、尿や便を出すことについてよく使います。
排尿
意味を合わせると
↓
排尿
尿を体の外へ出すことです。やさしく言うと「おしっこをすること」です。「排尿量」は、出た尿の量です。
排便
意味を合わせると
↓
排便
便を体の外へ出すことです。やさしく言うと「うんちをすること」です。「排便回数」は、便を出した回数です。
言葉の関係を整理しよう
何を体の外へ出すのかに注目しましょう。
排泄
尿や便などを体の外へ出す
排泄には、排尿と排便が含まれます。
排尿は「尿」、排便は「便」を出すことです。
「排泄」を「便を出すことだけ」と覚えないようにしましょう。「排泄介助」には、トイレへの移動や衣服の着脱などの手伝いも含まれます。
知らない言葉が出たら、漢字から考えよう
長い言葉も、知っている部分に分けてみましょう。
STEP 1
言葉を分ける
「排尿量」=「排尿」+「量」
↓
STEP 2
知っている漢字から考える
「排尿」は尿を出すこと。「量」は、どのくらいあるかを表します。
「出た尿が、どのくらいあるかということかな?」
↓
STEP 3
正しい意味を確認する
「排尿量」は、出た尿の量です。「排尿回数」は、尿を出した回数です。
「量」と「回数」は違います。「排尿」のあとに続く漢字まで読みましょう。
試験で覚えるポイント
ここを覚えよう
排= 外へ出す
排泄
尿や便などを体の外へ出す
「排」のあとにある「尿」「便」を見て、何を出すのかを確認しましょう。「排泄」は、その両方を含む言葉です。
漢字から考えてみよう
この2問は学習用のオリジナル問題です。
問題 1
「排便」は、どちらの意味ですか?
A 便を体の外へ出す
B 尿を体の外へ出す
答え
A 便を体の外へ出す
「排」は外へ出す、「便」はうんちです。
漢字から考えるポイント
尿を出すことは「排尿」です。
問題 2
「排尿量」は、どちらの意味ですか?
A 尿を出した回数
B 出た尿の量
答え
B 出た尿の量
「量」は、どのくらいあるかを表します。
漢字から考えるポイント
「排尿回数」との違いを覚えましょう。
実際の過去問に挑戦
「排」が使われた問題を確認しましょう。
「排」が使われた過去問
第35回 問題96
排泄・排尿量
問題文に「排泄」「排尿量」「排尿回数」が出てきます。尿の量と回数を分けて読みましょう。
第35回 問題93
排便
問題文に「排便を促す」と出てきます。便が出るように働きかける、というイメージで読みましょう。具体的な支援は、リンク先の解説で確認しましょう。
問題を解くときのヒント
言葉の意味をつかんだら、問題で何を選ぶように求められているかも確認しましょう。
今日の漢字
いっしょに覚えよう
排泄
尿や便などを体の外へ出す
試験で知らない言葉が出たら、知っている漢字を探して、意味を考えてみましょう。