個別問題

【第35回試験】問題30(こころとからだのしくみ)

こころとからだのしくみ

問題もんだい30

ちかづいているときの身体しんたい変化へんかとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 瞳孔どうこう縮小しゅくしょう
2 筋肉きんにく硬直こうちょく
3 発汗はっかん
4 結膜けつまく充血じゅうけつ
5 喘鳴ぜんめい

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい30(解説かいせつ

終末期しゅうまつき身体機能しんたいきのう変化へんかかんする問題もんだいです。

答えは、「」です。

介護福祉職かいごふくししょく利用者りようしゃ機会きかいえていることから、「終末期しゅうまつき介護かいご」にかんする問題もんだい過去かこねんかなら複数問ふくすうもん出題しゅつだいされています。

経験けいけんできるひとすくないとおもいますし、宗教しゅうきょうくにちがいなどがやすいところです。
日本にほんでの終末期しゅうまつきケアについて、テキストで基本的きほんてきなところは勉強べんきょうしましょう。

終末期しゅうまつきかた変化へんかは、ひとによって様々さまざまです。とく高齢者こうれいしゃ場合ばあいは、かならずこの症状しょうじょうるということではありませんが、変化へんかしやすいところをおさえておきましょう。

終末期しゅうまつきケアは他職種たしょくしゅ情報じょうほう共有きょうゆうし、連携れんけいをとる場面ばめんおおくなります。


介護福祉職かいごふくししょくは、利用者りようしゃ一番いちばんちかくにいる専門職せんもんしょくですので、利用者りようや変化へんか素早すばや他職たしょくしゅつたえられるようにすることが大切たいせつです。

終末期しゅうまつき身体機能しんたいきのう変化へんか

呼吸こきゅう

呼吸こきゅう間隔かんかく不規則ふきそくふかさもみだれてきます。くなる直前ちょくぜんは、「チェーンストークス呼吸こきゅう」「肩呼吸かたこきゅう」「下顎呼吸かがくこきゅう」がられます。

また、のどおくからコロコロ、ゴロゴロといったおとかれるようになります。これを「死前喘鳴しぜんぜんめい」といます。

体温たいおん

体温たいおん低下ていかし、四肢冷感ししれいかんられます。

血圧けつあつ

体内たいない一定いっていたもちから低下ていかし、血圧けつあつおおきく変化へんかをします。血圧けつあつ低下ていかし、徐々じょじょ測定そくていできなくなります。

酸素欠乏さんそけつぼう

呼吸こきゅう不安定ふあんていになることから、血液中けつえきちゅう酸素さんそ不足ふそくし、口唇こうしん手足てあしゆびつめなどでチアノーゼがられるようになります。

尿量にょうりょう低下ていか

内臓ないぞう機能きのう低下ていかし、尿量にょうりょう減少げんしょうします。

その

終末期しゅうまつき栄養状態えいようじょうたい身体機能しんたいきのう低下ていか臥床がしょうしてごす時間じかんおおくなるので、褥瘡じょくそうができやすくなります。

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