個別問題

【第35回試験】問題18(社会の理解)

社会しゃかい理解りかい

問題もんだい18

生活困窮者自立支援法せいかつこんきゅうしゃじりつしえんほうかんするつぎ記述きじゅつのうち,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 最低限度さいていげんど生活せいかつ維持いじできなくなるおそれのあるもの対象たいしょうになる。
2 自立じりつはかるために,就労自立給付金しゅうろうじりつきゅうふきん支給しきゅうされる。
3 疾病しっぺいがあるものには,医療費いりょうひ支給しきゅうされる。
4 どもへの学習支援がくしゅうしえんは,必須事業ひっすじぎょうとされている。
5 最終的さいしゅうてきな,「だい3のセーフティーネット」と位置いちづけられている。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい18(解説かいせつ

生活困窮者自立支援法せいかつこんきゅうしゃじりつしえんほうかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

生活困窮者自立支援法せいかつこんきゅうしゃじりつしえんほうは、生活保護せいかつほごになるまえ自立支援策じりつしえんさく強化きょうかするための法律ほうりつです。

対象たいしょうは、いま生活保護せいかつほご受給じゅきゅうしていないが、生活保護せいかつほごになる可能性かのうせいがあるひとで、自立じりつ見込みこまれるひととなります。

1 最低限度さいていげんど生活せいかつ維持いじできなくなるおそれのあるもの対象たいしょうになる。

【○】選択肢せんたくしのとおりです。

2 自立じりつはかるために,就労自立給付金しゅうろうじりつきゅうふきん支給しきゅうされる。

【×】就労自立給付金しゅうろうじりつきゅうふきんは、生活保護法せいかつほごほうもとづくもので、生活保護受給者せいかつほごじゅきゅうしゃごとにつき、生活保護受給せいかつほごじゅきゅうからした場合ばあい負担ふたんすることになる社会保険料しゃかいほけんりょう医療費いりょうひ負担ふたんかるくするための給付金きゅうふきんです。

3 疾病しっぺいがあるものには,医療費いりょうひ支給しきゅうされる。

【×】生活困窮者自立支援法せいかつこんきゅううしゃじりつしえんほうでは、医療費いりょうひ支給しきゅうされません。

4 どもへの学習支援がくしゅうしえんは,必須事業ひっすじぎょうとされている。

【×】必須事業ひっすじぎょうとされているのは、「自立相談支援事業じりつそうだんしえんじぎょう」と「住居確保給じゅうきょかくほきゅうきん」で、「生活困窮世帯せいかつこんきゅうせたいどもの学習がくしゅう生活支援事業せいかつしえんじぎょう」は必須ひっすではりません。

5 最終的さいしゅうてきな,「だい3のセーフティーネット」と位置いちづけられている。

【×】生活困窮者自立支援制度せいかつこんきゅうしゃじりつしえんせいどは、「だい2のセーフティーネット」として位置いちづけられています。

だい1のセーフティ―ネット」・・・社会保険制度しゃかいほけんせいど

だい2のセーフティ―ネット」・・・求職者支援制度きゅうしょくしゃしえんせいど生活困窮者自立支援制度せいかつこんきゅうしゃじりつしえんせいど

だい3のセーフティ―ネット」・・・生活保護制度せいかつほごせいど

生活困窮者自立支援法せいかつこんきゅうしゃじりつしえんほう #生活保護法せいかつほごほう