個別問題

【第35回試験】問題8(社会の理解)

社会しゃかい理解りかい

問題もんだい8

近年きんねんひとひとひと社会しゃかいとがつながり,一人ひとりひとりがきがいや役割やくわりをもち,たすいながららしていくことのできる,包摂的ほうせつてきなコミュニティ,地域ちいき社会しゃかいつくるというかんがかたしめされている。このかんがかたあらわすものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 ナショナルミニマム(national minimum)
2 バリアフリー社会しゃかい
3 介護かいご社会化しゃかいか
4 生涯現役社会しょうがいげんえいきしゃかい
5 地域共生社会ちいききょうせいしゃかい

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい8(解説かいせつ

社会福祉しゃかいふくしかんする重要用語じゅうようようご問題もんだいです。

こたえは、「5」です。

1 ナショナルミニマム(national minimum)

【×】ナショナルミニマムとは、国家こっか国民こくみんたいして保障ほしょうする最低限度さいていげんど生活せいかついとなむために必要ひつよう基準きじゅんのことです。
イギリスのウェッブ夫妻ふさい提唱ていしょうした社会改革しゃかいかいかく概念がいねんです。
社会保障制度しゃかいほしょうせいどなどの基礎きそとなるかんがかたにもなっています。

2 バリアフリー社会しゃかい

【×】バリアフリー社会しゃかいとは、障害しょうがいのあるひと社会生活しゃかいせいかつをしていくうえでしょうへき(バリア)となるものがのぞかれた社会しゃかいのことです。

3 介護かいご社会化しゃかいか

【×】介護かいご社会化しゃかいかとは、介護かいご個人こじん家族かぞく対応たいおうする問題もんだいにしないで、社会しゃかいぜんたい課題かだいとして対応たいおうしていくということで、このかんがかたから介護保険制度かいごほけんせいど創設そうせつつなががりました。

4 生涯現役社会しょうがいげんえいきしゃかい

【×】生涯現役社会しょうがいげんえきしゃかいとは、人生じんせいを100年時代ねんじだいとし、就労意欲しゅうろういよくのある高齢者こうれいしゃがこれまでの経験けいけんかして、年齢ねんれい関係かんけいなくこのきているあいだしょうがい)、現役げんえきとして活躍かつやくしていける社会しゃかいのことです。

5 地域共生社会ちいききょうせいしゃかい

【○】地域共生社会ちいききょうせいしゃかいとは、制度せいど分野ぶんやごとの縦割たてわり、ささという関係かんけいえて、地域住民ちいきじゅうみん地域ちいき多様たよう主体しゅたい参画さんかくして、選択肢せんたくしにあるような関係かんけい地域ちいきをつくっていく社会しゃかいのことです。
日本にほんではいま、この社会しゃかい実現じつげんけた様々さまざまみがすすめられています。

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