介護福祉士国家試験では、
「情報を
把握する」
「把握した
内容」
「把握すべき
情報」など、
「把握する」という
言葉が
使われます。
「把握する」は、
情報を
見たり
聞いたりするだけではなく、
必要な
情報や
状況を
しっかり理解する
という意味です。
試験では、
「何を
把握するのか」を
読むことが
大切です。
✓
この記事で
確認すること
「把握する」の
意味と、
実際の
過去問で
「把握した」
「把握するために」
「把握すべき」などの
形が、
どのように使われているか
を確認します。
1.「把握する」とは?
「把握する」とは、
必要な
情報や
状況を
しっかり理解する
という意味です。
介護では、
利用者の
状態や
生活、
家族についての
情報などを
理解するときに
使われます。
「把握する」の
意味
把握する
↓
情報や
状況を
しっかり理解する
たとえば
利用者の
状況を
把握する
→ 利用者が
どのような状況なのかを
しっかり理解する
家族関係を
把握する
→ 家族の
関係を
しっかり理解する
必要な
情報を
把握する
→ 必要な
情報を
しっかり理解する
⚠ 「把握する」は、
見る・
聞くだけではありません
「把握する」は、
情報を
見たり
聞いたりするだけではなく、
その内容や
状況を
理解する
ところまでを表します。
利用者の
状況を
把握する
↓
利用者が
今どのような
状態なのかを
理解する
「把握すべき」とは?
把握すべき
情報
↓
理解しておく
必要がある
情報
試験でよく
見る形
~を把握する
~を把握した
~を把握するために
把握すべき
情報
「把握する」が
出たら、
まず
「何を
理解するのか」
を確認すると、
文の
意味が
わかりやすくなります。
2.過去問ではどう
使われる?
「把握する」は、
介護福祉士国家試験で、
情報や
状況などを
理解する
という意味で
使われています。
過去問では、
「把握する」だけでなく、
「把握した」
「把握すべき」のように
形を
変えて
使われています。
第37回
問題121
実際の
問題文
E居宅介護事業所に
勤務する
F介護福祉職は、
Dさん宅を
初回訪問するにあたり
フェイスシートのジェノグラムを
確認した。
以下のジェノグラムから
F介護福祉職が
把握した
内容として、
適切なものを
1つ選びなさい。
「把握した
内容」とは?
把握した
内容
↓
理解した
内容
この問題では、
ジェノグラムを見て、
そこから何が
わかったのか
を聞いています。
「把握した」は、
「把握する」の
形が
変わったもので、
「理解した」
と読むと
わかりやすくなります。
言葉を
分けて読もう
把握する
→ 理解する
把握した
→ 理解した
第36回
問題6
実際の
問題文
次のうち、
介護老人福祉施設における
全体の
指揮命令系統を
把握する
ために必要なものとして、
最も
適切なものを
1つ選びなさい。
「~を把握するために」は?
指揮命令系統を
把握するために
↓
指揮命令の
仕組みを
理解するために
「指揮命令系統」とは、
組織の中で、
誰から
誰へ
指示が
出るのか
という仕組みです。
この問題では、
その仕組みを
理解するために
何が
必要か
を聞いています。
この形も
覚えよう
~を把握するために
→ ~を理解するために
第35回
問題111
実際の
問題文
次のうち、
Mさんの発言から、
個別支援計画を
立案するために、
介護福祉職が
把握すべき
情報として、
最も
優先すべきものを
1つ選びなさい。
「把握すべき
情報」とは?
把握すべき
情報
↓
理解しておく
必要がある
情報
この文では、
「把握する」に
「べき」がついています。
「べき」には、
「~する必要がある」
という意味があります。
そのため、
「把握すべき
情報」は、
「理解しておく
必要がある
情報」
と読むと
わかりやすくなります。
言葉を
分けて読もう
把握する
→ 理解する
べき
→ ~する必要がある
把握すべき
→ 理解しておく
必要がある
過去問から
わかること
把握した
内容
→ 理解した
内容
~を把握するために
→ ~を理解するために
把握すべき
情報
→ 理解しておく
必要がある
情報
「把握」の
後ろまで
読んで、
「理解する」
「理解した」
「理解する
必要がある」
と読み換えてみましょう。
3.問題を
解くときのポイント
「把握する」が
問題文や
選択肢に
出たら、
まず
「何を
把握するのか」
を確認しましょう。
💡 「把握する」は
「理解する」に
変えて読む
○○を把握する
↓
○○をしっかり
理解する
4つの順番で
考えよう
1
「何を
把握する?」
を確認する
情報?
状況?
家族関係?
仕組み?
2
「把握する」を
「理解する」に
変える
難しい
文章でも、
やさしい言葉に
変えると
意味が
わかりやすくなる
3
「把握」の
後ろまで読む
「把握した」
「把握すべき」
「把握するために」
では意味が
少し変わる
4
問題で
何を
聞かれているか
考える
「理解した内容」?
「理解するために
必要なもの」?
「理解しておく
必要がある情報」?
「確認する」と
「把握する」は
どう違う?
確認する
内容や
状態を
見たり
聞いたりして
確かめる。
→ どうなっているかを
確かめる
把握する
集めた
情報や
状況を
しっかり理解する。
→ どのような状況なのかを
理解する
⚠ 「確認する」と
「把握する」を
同じ意味にしない
「確認する」は、
まず情報や
状態を
確かめることです。
「把握する」は、
その情報から
内容や
状況を
理解する
という意味です。
問題ではこの順番
① 何を
把握する?
↓
② 「理解する」に
変える
↓
③ 後ろの
形まで読む
↓
④ 何を
聞かれているか
考える
4.まとめ
「把握する」とは、
必要な
情報や
状況を
しっかり理解する
という意味です。
覚えておこう
把握する
↓
情報や
状況を
しっかり理解する
試験でよく
見る形
○○を把握する
↓
○○を理解する
把握すべき
情報
↓
理解しておく
必要がある
情報
試験で
「把握する」が
出たら、
まず
「何を
理解するのか」
を確認して
読みましょう。