人間関係とコミュニケーション
問題3
ストレス対処行動の一つである問題焦点型コーピングに当てはまる行動と して,適切なものを1つ選びなさい。
1 趣味の活動をして気分転換する。
2 トラブルの原因に働きかけて解決しようとする。
3 運動して身体を動かしストレスを発散する。
4 好きな音楽を聴いてリラックスする。
5 「トラブルも良い経験だ」と自己の意味づけを変える。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題3(解説)
ストレス対処=ストレスコーピングに関する問題です。
答えは、「2」です。
ストレスコーピングは、大きく2つに分けられます。
- 問題焦点型コーピング
- 情動焦点型コーピング です。
「問題焦点型」は、ストレスのもと(ストレッサー)そのものに働きかけて、それ自体を変化させて解決をしようとする方法です。
「情動焦点型」は、ストレッサーそのものに働きかけるのではなく、それに対する考え方や感じ方を変えようとする方法です。
選択肢を見てみましょう。
選択肢の中で、ストレスのもとに働きかけているのは「2」だけですね。
『トラブルの原因』=『ストレスのもと』が同じ意味です。