生活支援技術
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問題66
次の記述のうち,低栄養の高齢者にみられる症状や行動の特徴として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 唾液の分泌が増加する。
2 腸蠕動が亢進する。
3 食べこぼしが減る。
4 偏りのある食べ方をする。
5 体重が増える。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題66
低栄養の高齢者にみられる症状や行動の特徴に関する問題です。
答えは、「4」です。
低栄養になると、体重や筋肉が減り、食欲が低下するなど、心身にさまざまな影響が現れます。 主な症状を理解しておくことが大切です。
1 唾液の分泌が増加する。
【×】誤りです。唾液とは、口の中で作られる液体で、食べ物を飲み込みやすくしたり、口の中を清潔に保ったりする働きがあります。低栄養の高齢者は唾液の分泌が減少します。唾液が少なくなると、口が乾き、食べにくくなったり、飲み込みにくくなったりし、さらに低栄養が進む原因になります。
2 腸蠕動が亢進する。
【×】誤りです。腸蠕動が亢進するとは、腸の動きが活発になることです。腸蠕動は、腸が動いて食べ物や便を先へ送る動きです。低栄養の高齢者は、食べる量や水分が少なくなっているため、腸の動きは低下します。そのため、便秘になりやすくなります。
3 食べこぼしが減る。
【×】誤りです。食べこぼしとは、食事のときに食べ物を口にうまく運べず、机や床などに落としてしまうことです。低栄養になると、筋肉の力が弱くなり、箸やスプーンをうまく使えなかったり、口の周りの筋肉がゆるみ口から食べ物がこぼれやすくなったりします。
4 偏りのある食べ方をする。
【○】正しい選択肢です。偏りのある食べ方とは、自分の好きな特定の物だけを食べることです。高齢者になると、自分の好きなもの、食べやすいものを選んで食べることで、栄養のバランスが崩れやすく、低栄養になりやすくなります。低栄養の高齢者によくみられる症状・行動の特徴です。
5 体重が増える。
【×】誤りです。低栄養の高齢者は、体に必要な栄養が足りていないことから、筋肉量や脂肪が減り、体重が減少しやすいです。