社会の理解
問題16
障害児支援に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
1 サービスを受けるには,療育手帳の取得が必要である。
2 放課後等デイサービスは,子ども・子育て支援法に基づく支援である。
3 障害児通所支援の利用には,障害児支援利用計画の作成は不要である。
4 障害児入所支援は,すべての市町村が実施主体である。
5 保育所等訪問支援は,保育所等を訪問し,障害のある児童が集団生活に適応できるように専門的な支援を行う。
解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する
解答と解説
問題16
障害児支援に関する問題です。
答えは、「5」です。
1 サービスを受けるには,療育手帳の取得が必要である。
【×】誤りです。療育手帳は、知的機能の障害が18歳までに現れ、日常生活に支障がある人が取得できる手帳です。障害児支援には、必ずしも療育手帳の取得は必要ではありません。
2 放課後等デイサービスは,子ども・子育て支援法に基づく支援である。
【×】誤りです。子ども・子育て支援法は、すべての子どもが健やかに育ち、保護者が安心して子育てできるよう、教育・保育や地域の子育て支援を整える法律です。放課後等デイサービスは、障害者総合支援法に基づくサービスです。
3 障害児通所支援の利用には,障害児支援利用計画の作成は不要である。
【×】誤りです。障害児通所支援は、児童福祉法に基づき、障害のある児童や発達に心配がある児童が直接事業所に通うことで、様々なサービスを受けられる事業です。利用するには、障害児支援利用計画の作成が必要です。
4 障害児入所支援は,すべての市町村が実施主体である。
【×】誤りです。障害児入所支援は、児童福祉法に基づき、障害のある子どもが専門の施設に入って、生活の支援や訓練、必要な医療を受けながら、自立した生活を目指すための支援です。実施主体は、都道府県です。
5 保育所等訪問支援は,保育所等を訪問し,障害のある児童が集団生活に適応できるように専門的な支援を行う。
【○】正しい選択肢です。児童福祉法に基づく支援の1つです。