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【第37回試験】問題104(生活支援技術)

生活支援技術せいかつしえんぎじゅつ

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問題もんだい104

つぎのうち,キューブラー・ロス(Kubler-Ross, E.)が提唱ていしょうした終末期しゅうまつきにあるひと受容過程じゅようかていのうち,「けられないとり,さまざまな喪失感そうしつかんいだ段階だんかい」に該当がいとうするものとして,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 否認ひにん
2 いか
3 
4 よくうつ
5 受容じゅよう

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい104

キューブラー・ロスが提唱ていしょうした受容じゅよう心理段階しんりだんかいかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

キューブラー・ロスは終末期しゅうまつき心理段階しんりだんかいを5つの段階だんかいしめしました。

この問題もんだいでは「けられないとり,さまざまな喪失感そうしつかんいだ段階だんかい」がどれにあたるかを理解りかいすることがポイントです。

喪失感そうしつかん」とは、「かなしい」「さびしい」といった気持きもちです。


1 否認ひにん

【×】あやまりです。否認ひにんは、れられず「自分じぶんぬはずはない」とおも段階だんかいです。かなしいというより現実げんじつけようとする心理状態しんりじょうたいです。

2 いか

【×】あやまりです。いかりは、「なぜ自分じぶんが」という不公平感ふこうへいかん周囲しゅういへのいかりをかんじる段階だんかいです。かなしいというよりも、感情かんじょう爆発ばくはつ他者たしゃへの不満ふまん特徴とくちょうです。

3 

【×】あやまりです。きは、「もっときられるなら○○する」といったかたちで、なにかとえに回避かいひしようとかんがえる段階だんかいです。

4 よくうつ

【○】ただしい選択肢せんたくしです。よくうつは、けられない現実げんじつ理解りかいし、うしなうことへのふかかなしみやむなしさをかんじる段階だんかいです。

5 受容じゅよう

【×】あやまりです。受容じゅようは、自然しぜんなこととしてめ、こころおだやかになる段階だんかいです。喪失感そうしつかんうすれ、しずかなれの気持きもちが特徴とくちょうです。

#キューブラー・ロス