個別問題

【第36回試験】問題95(生活支援技術)

生活支援技術せいかつしえんぎじゅつ

問題もんだい95

夜間やかん自宅じたくのトイレでの排泄はいせつわずに失敗しっぱいしてしまう高齢者こうれいしゃへの介護かいご福祉ふくししょく助言じょげんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 水分摂取量すいぶんせっしゅりょうらすようにすすめる。
2 終日しゅうじつ,リハビリパンツを使用しようするようにすすめる。
3 睡眠薬すいみんやく服用ふくようするようにすすめる。
4 泌尿器科ひにょうきか受診じゅしんするようにすすめる。
5 夜間やかんは,ポータブルトイレを使用しようするようにすすめる。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい95

排泄はいせつ課題かだいがあるひとへの助言じょげんかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

夜間やかん自宅じたくのトイレでの排泄はいせつわずに失敗しっぱいしてしまう」との記述きじゅつから、このひと機能性尿失禁きのうせいにょうしっきんであるとかんがえられます。

機能性尿失禁きのうせいにょうしっきんとは、排尿はいにょう動作どうさ判断はんだんがうまくできずに失禁しっきんしてしまうことです。

1 水分摂取量すいぶんせっしゅりょうらすようにすすめる。

【×】あやまりです。水分摂取量すいぶんせっしゅりょうらすと、脱水だっすい便秘べんぴなどになりやすくなります。尿失禁にょうしっきん経験けいけんしてしまうと、そのあと水分摂取すいぶんせっしゅらしてしまうひともいます。水分摂取量すいぶんせっしゅりょうは、意識いしきをして観察かんさつしましょう。

2 終日しゅうじつ,リハビリパンツを使用しようするようにすすめる。

【×】あやまりです。問題文もんだいぶんから夜間やかんのみの課題かだい日中にっちゅう問題もんだいがないとれます。終日しゅうじつ、リハビリパンツを使用しようするのは適切てきせつではありません。

3 睡眠薬すいみんやく服用ふくようするようにすすめる。

【×】あやまりです。睡眠薬すいみんやく排泄はいせつ課題解決かだいかいけつにはなりません。

4 泌尿器科ひにょうきか受診じゅしんするようにすすめる。

【×】あやまりです。排尿機能はいにょうきのうかんする問題もんだい記述きじゅつはないため、この段階だんかいでの受診じゅしんもっと適切てきせつ選択せんたくとはいえません。

5 夜間やかんは,ポータブルトイレを使用しようするようにすすめる。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。

#機能性尿失禁きのうせいにょうしっきん