個別問題

【第36回試験】問題83(生活支援技術)

生活支援技術せいかつしえんぎじゅつ

問題もんだい83

仰臥位ぎょうがい背臥位はいがい)から半座位はんざい(ファーラー)にするとき,ギャッチベッドの背上せあげをおこなまえ介護かいごかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 背部はいぶ圧抜あつぬきをおこなう。
2 臀部でんぶをベッド中央部ちゅうおうぶがる部分ぶぶんわせる。
3 ベッドのたかさをもっとひくたかさにする。
4 利用者りようしゃあしがフットボードにくまで水平移動すいへいいどうする。
5 利用者りようしゃのからだをベッドにたいしてななめにする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい83

ベッドのギャッジアップのさい留意点りゅういてんかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

ギャッチベッドとは、ベッドのたか調節ちょうせつだけでなく、ベッドの頭側あたまがわ足側あしがわたかさも調節ちょうせつできるため、上半身じょうはんしんこしたりあし部分ぶぶんげたりできるベッドです。

今回こんかいは、ギャッチベッドの背上せあげをおこなまえ介護かいごかんすることが質問しつもんされていますので、問題文もんだいぶんただしくんで選択肢せんたくしえらぶようにしましょう。

1 背部はいぶ圧抜あつぬきをおこなう。

【×】あやまりです。背部はいぶ圧抜あつぬきは、背上せあげのあとおこないます。

2 臀部でんぶをベッド中央部ちゅうおうぶがる部分ぶぶんわせる。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。

3 ベッドのたかさをもっとひくたかさにする。

【×】あやまりです。ベッドのたかさをもっとひくたかさにするのは、利用者りようしゃ体動たいどうなどで転落てんらく危険きけんがあるときです。今回こんかい問題文もんだいぶんにその記述きじゅつはないため、留意りゅういするポイントではありません。

4 利用者りようしゃあしがフットボードにくまで水平移動すいへいいどうする。

【×】あやまりです。あしではなく、臀部でんぶ位置いち基準きじゅんとします。

5 利用者りようしゃのからだをベッドにたいしてななめにする。

【×】あやまりです。ななめにすると半座位はんざいになったときに姿勢しせい安定あんていしないため、並行へいこうにします。

#ギャッジアップ #仰臥位ぎょうがい #半座位はんざい #背上せあ