個別問題

【第36回試験】問題56(障害の理解)

障害しょうがい理解りかい

問題もんだい56

つぎのうち,障害しょうがい特性とくせいおうじた休憩きゅうけい時間じかん調整ちょうせいなど,柔軟じゅうなん対応たいおうすることで障害者しょうがいしゃ権利けんり確保かくほするかんがかたしめすものとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 全人間的復権ぜんにんげんてきふっけん
2 合理的配慮ごうりてきはいりょ
3 自立生活運動じりつせいかつうんどう
4 意思決定支援いしけっていしえん
5 共同生活援助きょうどうせいかつえんじょ

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい56

問題文もんだいぶんかんする用語ようごえら問題もんだいです。

こたえは、「」です。

1 全人間的復権ぜんにんげんてきふっけん

【×】あやまりです。全人間的復権ぜんにんげんてきふっけんは、障害しょうがいのあるひと身体的しんたいてき精神的せいしんてき社会的しゃかいてき職業的しょくぎょうてき能力のうりょく発揮はっきし、人間にんげんらしくきる権利けんりしめします。リハビリテーションの目的もくてきでもあります。

2 合理的配慮ごうりてきはいりょ

【○】ただしい選択肢せんたくしです。合理的配慮ごうりてきはいりょとは、障害しょうがいがあることによってしょうじるこまりごとの解消かいしょう軽減けいげんけて、社会しゃかい全体ぜんたい必要ひつよう対応たいおうをしていこうというかんがかたのことです。障害者しょうがいしゃ差別さべつ解消法かいしょうほうには、障害者しょうがいしゃ性別せいべつ年齢ねんれいおよび障害しょうがい状態じょうたいおうじて、事業者じぎょうしゃ合理的ごうりてき配慮はいりょをしなければならないと義務ぎむづけられています。

3 自立生活運動じりつせいかつうんどう

【×】あやまりです。自立生活運動じりつせいかつうんどう(IL運動うんどう)は、1970年代ねんだいにアメリカのカリフォルニアしゅう展開てんかいされたうんどうです。障害者自身しょうがいしゃじしん選択せんたくによる自己決定じこけってい尊重そんちょう主張しゅちょうした運動うんどうです。

4 意思決定支援いしけっていしえん

【×】あやまりです。意思決定支援いしけっていしえんは、意思決定いしけっていむずかしいひとが、日常生活にちじょうせいかつなどで自分じぶん意思いし生活せいかつすることができるように、そのひとのことを支援しえんすることです。

5 共同生活援助きょうどうせいかつえんじょ

【×】あやまりです。共同生活援助きょうどうせいかつえんじょとは、障害者しょうがいしゃ総合そうごう支援法しえんほうもとづき、共同生活きょうどうせいかついとな住居じゅうきょにおいて、日常にちじょう生活せいかつ社会生活上しゃかいせいかつじょう支援しえんおこなうサービスです。

#合理的配慮ごうりてきはいりょ