解答と解説
問題48
認知症の人の家族へ提案する介護サービスを選ぶ問題です。
答えは、「2」です。
この問題のような、介護サービスを提案する場合、最も大切にしなければいけないことは、利用者本人の考えです。
それを前提に、事例を読むようにしましょう。
今回の事例でおさえるポイントは次のとおりです。
<Aさん(本人)について>
・要介護1、認知症、昼夜逆転がある。
・Aさんんの要望などの記載はなし。
<家族(妻)について>
・数日間入院が必要
・夫の在宅介護を続けたい
1 認知症対応型通所介護(認知症対応型デイサービス)内容
【×】誤りです。認知症対応型通所介護は、認知症の利用者に対応するデイサービスです。夜は自宅に戻ることになるため、誤りです。
2 短期入所生活介護(ショートステイ)
【○】正しい選択肢です。短期入所生活介護は、短い期間(数日から1週間程度)入所できるサービスです。
介護を担う家族に休養を提供するなどのレスパイトケアサービスの1つです。
3 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
【×】誤りです。認知症対応型共同生活介護は、認知症の人が少人数(5~9名)の家庭的な環境と地域住民の交流の下で、共同生活を行う施設です。在宅介護を続けたいという妻の希望に合っていません。
4 特定施設入居者生活介護
【×】誤りです。特定施設入居者生活介護は、介護を受けることができる有料老人ホームやケアハウスなどの入所施設サービスです。在宅介護を続けたいという妻の希望に合っていません。
5 介護老人福祉施設
【×】誤りです。介護老人福祉施設は、原則要介護3以上の人が入所する施設です。Aさんは要介護1のため、提案できません。
#短期入所生活介護 #レスパイトケア