個別問題

【第36回試験】問題16(社会の理解)

社会しゃかい理解りかい

問題もんだい16

災害時さいがいじ福祉ふくし避難所ひなんじょかんするつぎ記述きじゅつのうち,適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつ入所者にゅうしょしゃは,原則げんそくとして福祉避難所ふくしひなんじょ対象外たいしょうがいである。
2 介護保険法かいごほけんほうもとづいて指定していされる避難所ひなんじょである。
3 医療的いりょうてきケアを必要ひつようとするもの対象たいしょうにならない。
4 訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が,災害対策さいがいたいさく基本法きほんほうもとづいて派遣はけんされる。
5 同行援護どうこうえんごのヘルパーが,災害救助法さいがいきゅうじょほうもとづいて派遣はけんされる。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい16

福祉避難所ふくしひなんじょかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

最近さいきんは、日本各地にほんかくち様々さまざま災害さいがいきています。災害時さいがいじ介護福祉職かいごふくししょくたす役割やくわりというものがおおきくなってきているため、災害対策さいがいたいさくかんする知識ちしきにつけておきましょう。

福祉避難所ふくしひなんじょ

福祉避難所ふくしひなんじょとは、要配慮者ようはいりょしゃおもに、高齢者こうれいしゃ障害しょうがいのあるひと乳幼児にゅうようじそのとく配慮はいりょ必要ひつようとするひと)のための避難所ひなんじょで、災害対策さいがいたいさく基本法きほんほう施行令しこうれい基準きじゅんたす施設しせつです。
要配慮者ようはいりょしゃだけでなく、その家族かぞく避難ひなんできます。
通常つうじょう避難所ひなんじょよりもバリアフリー設備せいびととえられており、介護かいご医療いりょうサービスの提供ていきょう相談支援そうだんしえんける体制たいせい整備せいびされています。
くにのガイドラインによって、各市町村かくしちょうそん確保かくほするようもとめられています。

1 介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつ入所者にゅうしょしゃは,原則げんそくとして福祉避難所ふくしひなんじょ対象外たいしょうがいである。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつなど施設しせつ入所者にゅうしょしゃは、それぞれの施設しせつ対応たいおうされるため、福祉避難所ふくいひなんじょ対象者たいしょうしゃにはなりません。

2 介護保険法かいごほけんほうもとづいて指定していされる避難所ひなんじょである。

【×】あやまりです。災害対策基本法さいがいたいさくきほんほうもとづいて指定していされる避難所ひなんじょです。

3 医療的いりょうてきケアを必要ひつようとするもの対象たいしょうにならない。

【×】あやまりです。医療的いりょうてきケアを必要ひつようとするひと対象たいしょうです。

4 訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が,災害対策さいがいたいさく基本法きほんほうもとづいて派遣はけんされる。

【×】あやまりです。訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が,介護保険法かいごほけんほうもとづいて派遣はけんされます。

5 同行援護どうこうえんごのヘルパーが,災害救助法さいがいきゅうじょほうもとづいて派遣はけんされる。

【×】あやまりです。同行援護どうこうえんごのヘルパーは、障害者しょうがいしゃ総合そうごう支援法しえんほうもとづいて派遣はけんされます。

#福祉避難所ふくしひなんじょ