個別問題

【第36回試験】問題15(社会の理解)

社会しゃかい理解りかい

問題もんだい15

Dさん(80さい男性だんせい要介護ようかいご2)は,認知症にんちしょう(dementia)がある。訪問介護ほうもんかいご(ホームヘルプサービス)を利用りようしながら一人ひとりらしをしている。
ある訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)がDさんの自宅じたく訪問ほうもんすると,近所きんじょむDさんの長女ちょうじょから,「ちちが,高額こうがく投資とうし信託しんたく電話でんわ勧誘かんゆうけて,契約けいやくしようかどうかなやんでいるようで心配しんぱいだ」と相談そうだんされた。
訪問介護員ほうもんかいごいん(ホームヘルパー)が長女ちょうじょ助言じょげんする相談先そうだんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 公正取引委員会こうせいとりひきいいんかい
2 都道府県とどうふけん障害者しょうがいしゃ権利擁護けんりようごセンター
3 運営適正化委員会うんえいてきせいかいいんかい
4 消費生活しょうひせいかつセンター
5 市町村保健しちょうそんほけんセンター

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい15

電話勧誘でんわかんゆうけたさい相談先そうだんさきかんする問題もんだいです。

こたえは、「4」です。

1 公正取引委員会こうせいとりひきいいんかい

【×】あやまりです。公正取引委員会こうせいとりひきいいんかいとは、日本にほん企業きぎょう不公平ふこうへい取引とりひきをしないように監視かんしする機関きかんです。

2 都道府県とどうふけん障害者しょうがいしゃ権利擁護けんりようごセンター

【×】あやまりです。都道府県とどうふけん障害者しょうがいしゃ権利擁護けんりようごセンターとは、障害者しょうがいしゃ権利けんりまも機関きかんで、使用者しようしゃによる障害者虐待しょうがいしゃぎゃくたい通報つうほうまたは届出とどけで受理じゅりなどの業務ぎょうむおこなっています。

3 運営適正化委員会うんえいてきせいかいいんかい

【×】あやまりです。運営適正化委員会うんえいてきせいかいいんかいとは、社会福祉法しゃかいふくしほうもとづき、福祉ふくしサービスがただしく提供ていきょうされているかを調査ちょうさし、助言じょげん勧告かんこくする機関きかんです。都道府県とどうふけん社会しゃかい福祉ふくし協議会きょうぎかい設置せっちされています。

4 消費生活しょうひせいかつセンター

【○】ただしい選択肢せんたくしです。消費生活しょうひせいかつセンターは、消費者しょうひしゃ商品しょうひんやサービスでこまったときに相談そうだんできる機関きかんです。返品へんぴん契約けいやくトラブルなど、消費者しょうひしゃ問題もんだい解決かいけつするためのサポートをおこなっています。
今回こんかい問題もんだい相談先そうだんさきとして、もっと適切てきせつ機関きかんです。

5 市町村保健しちょうそんほけんセンター

【×】あやまりです。市町村保健しちょうそんほけんセンターは、地域ちいき人々ひとびと健康けんこうまもるための機関きかんです。健康相談けんこうそうだん保健指導ほけんしどう健康診査けんこうしんさなどの住民じゅうみん身近みぢか保健ほけんサービスをおこなっています。

#消費生活しょうひせいかつセンター #消費者基本法しょうひしゃきほんほう