個別問題

【第36回試験】問題106(介護過程)

介護過程かいごかてい

問題もんだい106

介護かいご福祉ふくししょくが,初回しょかい面談めんだん情報じょうほう収集しゅうしゅうするときの留意点りゅういてんとして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 用意よういした項目こうもくつぎからつぎ質問しつもんする。
2 目的もくてき意識いしきしながらはなしく。
3 ほかの利用者りようしゃ同席どうせきする状況じょうきょう質問しつもんする。
4 最初さいしょ経済状態けいざいじょうたいかんする質問しつもんをする。
5 家族かぞく要望ようぼう中心ちゅうしんはなしく。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい106

初回面談時しょかいめんだんじでの情報収集じょうほうしゅうしゅうかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

介護過程かいごかていとは、利用者りようしゃ自己実現じこじつげん支援しえんするため、またそのひとわせたケアを提供ていきょうするために専門的せんもんてき知識ちしきを活かし、利用者りようしゃのニーズを把握はあくし、適切てきせつ介護計画かいごけいかくてる一連いちれんながれをいいます。

面談めんだんでは、よりよい生活せいかつ実現じつげんできるよう、利用者りようしゃのぞんでいることを客観的きゃっかんてきすことが大切たいせつです。

1 用意よういした項目こうもくつぎからつぎ質問しつもんする。

【×】あやまりです。今回こんかい問題もんだいのポイントは「初回しょかい面談めんだん」です。初回しょかいでは、まだ信頼関係しんらいかんけいきずけていません。あらかじ質問しつもん用意よういすることは大切たいせつですが、こちらから次々つぎつぎ質問しつもんするだけでは、相手あいてのぞんでいることをすことはむずかしくなります。

2 目的もくてき意識いしきしながらはなしく。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。介護過程かいごかてい目的もくてき利用者りようしゃ自己実現じこじつげん支援しえんです。その目的もくてき意識いしきしながらはなしきます。

3 ほかの利用者りようしゃ同席どうせきする状況じょうきょう質問しつもんする。

【×】あやまりです。信頼関係しんらいかんけいきずけていない初回時しょかいじ面談めんだんで、ほかの利用者りようしゃ同席どうせきすることはプライバシーに配慮はいりょする観点かんてんからも適切てきせつではありません。

4 最初さいしょ経済状態けいざいじょうたいかんする質問しつもんをする。

【×】あやまりです。経済状況けいざいじょうきょうかんすることは、はじめてのひとにははなしにくいものです。最初さいしょからする質問しつもんではありません。

5 家族かぞく要望ようぼう中心ちゅうしんはなしく。

【×】あやまりです。利用者りようしゃ自己実現じこじつげん支援しえん目的もくてきです。まずは、本人ほんにん要望もくてき中心ちゅうしんはなしくことが大切たいせつです。

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