解答と解説
レクリエーション活動の計画作成に関する問題です。
答えは、「5」です。
レクリエーション活動は、利用者の身体機能や脳の活性化、施設での生活を楽しく過ごすことなどの目的があります。
今回の事例では、「施設での生活には慣れてきているけど,居室で過ごすことが多いGさんが、自分から気分転換を居室以外のところ(台所)でしたいと話した」というところがポイントです。
1 Gさんの居室で行うようにする。
【×】誤りです。上のポイントに記載した通り、居室以外のところでやりたいことができたということを大切にしないといけません。
2 おやつのメニューは,介護福祉職が選ぶ。
【×】誤りです。「自分でおやつを作ってみたい」というGさんの気持ちを大切にし、介護福祉職が選ぶのではなく、メニューもGさんと話し合って決めましょう。
3 施設のレクリエーション財を優先する。
【×】誤りです。施設の場合、レクリエーション財に限りがあります。しかし、利用者のやりたいことを、施設側の都合で決めていくのではなく、できる限り利用者の希望をかなえられるようにしましょう。
4 集団で行うことを優先する。
【×】誤りです。「自分でおやつを作ってみたい」という発言から、まずは集団ではなく個別で行うことを優先しましょう。
5 おやつ作りをきっかけに,施設生活に楽しみがもてるようにする。
【○】正しい選択肢です。レクレーション活動の目的でもあります。