個別問題

【第35回試験】問題80(生活支援技術)

生活せいかつ支援しえん技術ぎじゅつ

問題もんだい80

Gさん(79 さい女性じょせい要介護ようかいご3)は,介護老人福祉施設かいごろうじんふくししせつ入所にゅうしょして,3週間しゅうかん経過けいかした。施設しせつでの生活せいかつにはれてきているが,居室きょしつでテレビをごす時間じかんながくなった。あるとき,Gさんが,「気分転換きぶんてんかん台所だいどころりて,自分じぶんでおやつをつくってみたい」と介護かいご福祉ふくししょくはなした。
Gさんのレクリエーション活動かつどう計画けいかく作成さくせいにあたり,介護福祉職かいごふくししょく留意りゅういすべきこととして,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 Gさんの居室きょしつおこなうようにする。
2 おやつのメニューは,介護福祉職かいごふくししょくえらぶ。
3 施設しせつのレクリエーションざい優先ゆうせんする。
4 集団しゅうだんおこなうことを優先ゆうせんする。
5 おやつづくりをきっかけに,施設しせつ生活せいかつたのしみがもてるようにする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい80(解説かいせつ

レクリエーション活動かつどう計画けいかく作成さくせいかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

レクリエーション活動かつどうは、利用者りようしゃ身体機能しんしんきのうのう活性化かっせいか施設しせつでの生活せいかつたのしくごすことなどの目的もくてきがあります。

今回こんかい事例じれいでは、「施設しせつでの生活せいかつにはれてきているけど,居室きょしつで過ごすことがおおいGさんが、自分じぶんから気分転換きぶんてんかん居室きょしつ以外いがいのところ(台所だいどころ)でしたいとはなした」というところがポイントです。

1 Gさんの居室きょしつおこなうようにする。

【×】あやまりです。うえのポイントに記載きさいしたとおり、居室以外きょしついがいのところでやりたいことができたということを大切たいせつにしないといけません。

2 おやつのメニューは,介護福祉職かいごふくししょくえらぶ。

【×】あやまりです。「自分じぶんでおやつをつくってみたい」というGさんの気持きもちを大切たいせつにし、介護福祉職かいごふくししょくえらぶのではなく、メニューもGさんとはなってめましょう。

3 施設しせつのレクリエーションざい優先ゆうせんする。

【×】あやまりです。施設しせつ場合ばあい、レクリエーションざいかぎりがあります。しかし、用者ようしゃのやりたいことを、施設側しせつがわ都合つごうめていくのではなく、できるかぎ利用りようしゃ希望きぼうをかなえられるようにしましょう。

4 集団しゅうだんおこなうことを優先ゆうせんする。

【×】あやまりです。「自分じぶんでおやつをつくってみたい」という発言はつげんから、まずは集団しゅうだんではなく個別こべつおこなうことを優先ゆうせんしましょう。

5 おやつづくりをきっかけに,施設しせつ生活せいかつたのしみがもてるようにする。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。レクレーション活動かつどう目的もくてきでもあります。

#レクリエーンション活動かつどう