個別問題

【第34回試験】問題86(認知症の理解)

認知症にんちしょう理解りかい

問題もんだい86

認知症にんちしょう初期しょき集中しゅうちゅう支援しえんチームにかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 自宅じたくではない場所ばしょ家族かぞくから生活せいかつ様子ようすく。
2 チームいんには医師いしふくまれる。
3 初回しょかい訪問時もんだいじにアセスメント(assessment)は不要ふようである。
4 介護福祉士かいごふくししは,認知症にんちしょう初期しょき集中しゅうちゅう支援しえんチームいん研修けんしゅう受講じゅこうしなくてもチームに参加さんかできる。
5 認知症にんちしょう疾患しっかん医療いりょうセンター受診後じゅしんごに,チームが対応たいおう方法ほうほう決定けっていする。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい86

認知症にんちしょう初期しょき集中しゅうちゅう支援しえんチームかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

認知症にんちしょう初期しょき集中しゅうちゅう支援しえんチーム」とは、認知症にんちしょうになっても本人ほんにん意思いし尊重そんちょうされて、できるかぎれた地域ちいきらしつづけるために、認知症にんちしょうひとやその家族かぞく早期そうきかかわり、早期診断そうきしんだん早期対応そうきたいおうけた支援体制しえんたいせいをつくることを目的もくてきとして、配置はいちされたチームです。

複数ふくすう専門職せんもんしょくが、認知症にんちしょうひとおよび家族かぞく訪問ほうもんし、アセスメントをおこないます。

家族支援かぞくしえんなどの初期しょき支援しえん包括的ほうかつてき集中的しゅうちゅうてき(おおむね6かげつ)に、自立生活じりつせいかつのサポートをおこないます。

認知症にんちしょう初期しょき集中しゅうちゅう支援しえんチームのメンバー
  • 認知症にんちしょうサポート
  • 医療系専門職いりょうけいせんもんしょく保健師ほけんし看護師かんごし作業療法士さぎょうりょうほうしなど)
  • 福祉系ふくしけい専門職(せんもんしょく介護福祉士かいごふくしし精神せいしん保健ほけん福祉士ふくしし社会福祉士しゃかいふくししなど)

1 自宅じたくではない場所ばしょ家族かぞくから生活せいかつ様子ようすく。

【×】あやまりです。日常にちじょう環境かんきょうがわかるように、自宅じたく訪問ほうもんして、様子ようすきます。

2 チームいんには医師いしふくまれる。

【○】選択肢せんたくしのとおりです。認知症にんちしょう患者かんじゃ診断しんだん習熟しゅうじゅくしていて、かかりつけへの助言じょげん支援しえんを行うための研修を修了した医師を「認知症にんちしょうサポート」といいます。

3 初回しょかい訪問時もんだいじにアセスメント(assessment)は不要ふようである。

【×】あやまりです。初回しょかい訪問時もんだいじにアセスメントは必要ひつようです。

4 介護福祉士かいごふくししは,認知症にんちしょう初期しょき集中しゅうちゅう支援しえんチームいん研修けんしゅう受講じゅこうしなくてもチームに参加さんかできる。

【×】あやまりです。チームいんになるためには、原則げんそくとして、研修けんしゅう受講じゅこうしなければなりません。

5 認知症にんちしょう疾患しっかん医療いりょうセンター受診後じゅしんごに,チームが対応たいおう方法ほうほう決定けっていする。

【×】あやまりです。チームの対応方法たいおうほうほうは、初回しょかい訪問時ほうもんじのアセスメント内容ないようをもとに、チームいん会議かいぎ総合的そうごうてき検討けんとうし、決定けっていします。

参考さんこう

#認知症にんちしょう初期しょき集中しゅうちゅう支援しえんチーム #認知症にんちしょうサポート