個別問題

【第34回試験】問題76(発達と老化の理解)

発達はったつ老化ろうか理解りかい

問題もんだい76

高齢者こうれいしゃ肺炎はいえん(pneumonia)にかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 意識障害いしきしょうがいになることはない。
2 体温たいおんが37.5℃未満みまんであれば肺炎はいえん(pneumonia)ではない。
3 頻呼吸ひんこきゅうになることは,まれである。
4 誤嚥ごえんによる肺炎はいえん(pneumonia)をこしやすい。
5 せきたんなどをともなうことは,まれである。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい76

高齢者こうれいしゃ肺炎はいえんかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

1 意識障害いしきしょうがいになることはない。

【×】あやまりです。高齢者こうれいしゃ肺炎はいえん急変きゅうへんし、意識障害いしきしょうがいられることがあります。

2 体温たいおんが37.5℃未満みまんであれば肺炎はいえん(pneumonia)ではない。

【×】あやまりです。一般的いっぱんてき肺炎はいえん高熱こうねつなどの症状しょうじょうがありますが、高齢者こうれいしゃあいかならずしも発熱はつねつがあるということはありません。

3 頻呼吸ひんこきゅうになることは,まれである。

【×】あやまりです。1分間ぷんかんに25かい以上いじょう呼吸こきゅうはやいことを「頻呼吸ひんこきゅう」といます。高齢者こうれいしゃ肺炎はいえんでは、呼吸こきゅうパターンの変化へんかられます。

4 誤嚥ごえんによる肺炎はいえん(pneumonia)をこしやすい。

【○】選択肢せんたくしのとおりです。ものもの唾液だえきなどが気管きかんはい誤嚥ごえんがよくられ、肺炎はいえんこしやすくなります。

5 せきたんなどをともなうことは,まれである。

【×】あやまりです。高齢者こうれいしゃであっても、せきたんなどをともな肺炎はいえん症状しょうじょうはあります。

#肺炎はいえん #高齢者こうれいしゃ