個別問題

【第34回試験】問題62(介護過程)

介護過程かいごかてい

問題もんだい62

介護過程かいごかていにおける情報じょうほう収集しゅうしゅうかんするつぎ記述きじゅつのうち,もっと適切てきせつなもの1つえらびなさい。

1 利用者りようしゃ日常生活にちじょうせいかつ困難こんなん部分ぶぶん中心ちゅうしん収集しゅうしゅうする。
2 利用者りようしゃとの会話かいわ解釈かいしゃくして記載きさいする。
3 ほか専門職せんもんしょく記載きさいした記録きろく直接的ちょくせつてき情報じょうほうとしてあつかう。
4 利用者りようしゃ生活せいかつたいするおもいを大切たいせつにしながら収集しゅうしゅうする。
5 情報収集じょうほうしゅうしゅうはモニタリング(monitoring)を実施じっししてからおこなう。

解答(かいとう)と解説(かいせつ)を確認(かくにん)する

解答かいとう解説かいせつ

問題もんだい62

介護過程かいごかていにおける情報じょうほう収集しゅうしゅうかんする問題もんだいです。

こたえは、「」です。

1 利用者りようしゃ日常生活にちじょうせいかつ困難こんなん部分ぶぶん中心ちゅうしん収集しゅうしゅうする。

【×】あやまりです。情報収集じょうほうしゅうしゅうは、どこか一部分いちぶぶん集中しゅうちゅうしておこなうものではありません。「できること」も「できないこと」も情報収集じょうほうしゅうしゅうし、個人こじん能力のうりょくあきしながら、できることを最大限さいだいげんせるようなケアを実施じっしします。

2 利用者りようしゃとの会話かいわ解釈かいしゃくして記載きさいする。

【×】あやまりです。「解釈かいしゃく」とは会話かいわいたがわ)から理解りかいをするという意味いみです。いたひとによってかたわってしまいますので、解釈かいしゃくはしないで、そのままの会話かいわ記載きさいします。

3 ほか専門職せんもんしょく記載きさいした記録きろく直接的ちょくせつてき情報じょうほうとしてあつかう。

【×】あやまりです。ほか専門職せんもんしょく記載きさいした記録きろくはあくまでも第三者だいさんしゃ情報じぶんです。客観的きゃっかんてき情報じょうほうとしてあつかいます。

4 利用者りようしゃ生活せいかつたいするおもいを大切たいせつにしながら収集しゅうしゅうする。

【○】ただしい選択肢せんたくしです。今回こんかい問題もんだいは、「介護過程かいごかていにおける」情報収集じょうほうしゅうしゅうです。介護過程かいごかていにおいては、利用者りようしゃ本人ほんにんのぞむよりよい生活せいかつ実現じつげんけた情報じょうほう収集しゅうしゅう大切たいせつです。

5 情報収集じょうほうしゅうしゅうはモニタリング(monitoring)を実施じっししてからおこなう。

【×】あやまりです。情報じょうほう収集しゅうしゅうは、介護過程かいごかていにおける初期段階しょきだんかいおこないます。モニタリングは事後評価じごひょうか(ケアのかえり)の段階だんかいですので、適切てきせつではありません。

#介護過程かいごかてい #情報収集 #アセスメント