解答と解説
問題48
シャワー浴に関する問題です。
答えは、「4」です。
1 シャワーの湯温は,介護福祉職よりも先に利用者が確認する。
【×】誤りです。やけど防止のため、シャワーの湯温はまず介護福祉職が確認をし、それから利用者に確認をしてもらいます。
2 からだ全体にシャワーをかけるときは,上肢から先に行う。
【×】誤りです。シャワーは、心臓から遠い部分(下肢など)からかけるようにします。
3 利用者が寒さを訴えたときは,熱いシャワーをかける。
【×】誤りです。利用者が寒さを訴えたときは、シャワーの湯温を変えるのではなく、利用者のからだにタオルをかけて、その上からシャワーをかけるようにします。
4 利用者が陰部を洗うときは,介護福祉職は背部に立って見守る。
【○】正しい選択肢です。利用者の羞恥心に配慮し、自分で洗えるところは自分で洗ってもらい、介護福祉職は陰部が見えない位置で見守ります。
5 脱衣室に移動してから,からだの水分を拭きとる。
【×】誤りです。からだが濡れた状態で移動するのは転倒などの危険があります。また、湯冷めの原因にもなりますので、水分を拭き取ってから移動しましょう。