解答と解説
問題27
利用者とコミュニケーションをとる際の姿勢に関する問題です。
答えは、「1」です。
コミュニケーションのとり方として、言葉によるものだけでなく、身振りや雰囲気、表情といったその人の姿勢や態度によるものがあります。
これを、非言語的チャネルといい、コミュニケーションの9割が非言語的チャネルによるものと言われています。
利用者との信頼関係を築くためにも、利用者との向き合い方は気をつけなければいけません。
1 上半身を少し利用者のほうへ傾けた姿勢で話を聞く。
【○】正しい選択肢です。上半身を少し利用者のほうへ傾けると、利用者に対して関心を持っている印象を与えます。
2 利用者の正面に立って話し続ける。
【×】誤りです。相手を見ることは大切ですが、正面に立つと緊張感を与えてしまいます。
3 腕を組んで話を聞く。
【×】誤りです。腕を組む姿勢は、相手にプレッシャーを与えてしまいます。
4 利用者の目を見つめ続ける。
【×】誤りです。相手を見ることは大切ですが、目を見つめ続けると緊張感を与えてしまいます。
5 緊張感が伝わるように,背筋を伸ばす。
【×】誤りです。双方に緊張をした状態では、信頼関係は築けません。相手の気持ちを引き出せるように、リラックスした雰囲気を作りましょう。